クリスマスカレンダーは、12月の1日からクリスマスの日までを「あと何日?」と数えるカレンダー。日ごとのポケットにはチョコレートやキャンディーが入っていて、毎日食べてはクリスマスを楽しみに待ちます。

数年前叔父が病気になり、何か元気づけられるものはないかと考え、始めたのがクリスマスカレンダーです。子供だましのようですが、大のチョコレート好きの叔父には結構楽しみになったようです。

そのカレンダー作りは、叔父の病気が完治した今も続き、いつの間にか年末の我が家の行事になってしまいました。

毎年10月の終わり頃から、今年はどんなカレンダーにしようかと考えるのは、私にとっても楽しみの一つです。

このカレンダーを作るときに、一つのルールがあります。

それは、チョコレート以外にはお金をかけないで、出来る限り手持ちのもので作ることです。

幸い我が家には、趣味で使った材料の端切れ、以前ラッピングに使ったリボンの残り、また、子供達が小さい頃に使った折り紙や画用紙の残り物などがたくさんあります。他には、いただいたプレゼントやお菓子などについてきたものもので、きれいなラッピング紙やひも類などもとってありますので、それらを総動員します。でも、どうしても足りないものはもちろん買い足しますが、それも極力控えたい・・・・

そのお陰で、毎年どのようにするかを考えるのがまず一つ目の楽しみ、そして、それを制作するのが二つ目の楽しみになり、出来上がるまでに2度も楽しむことができる上に、極めつけは、これを持って行ったときに喜んでくれる叔父の笑顔が何よりの楽しみです。

そして今年は、子供達が使い残した折り紙を使うことにしました。

赤とグリーンの折り紙を靴下型に切ったものを貼り合わせ、それぞれに違うデザインを施します。今は、便利な紙の型抜き等もありますが、そういったものを使うことなく、一つずつはさみで切り、のりで貼り付けていきます。柊の葉っぱ一つ同じ形に切れているものがないのも手作りの良さではないかなと・・・・あとは、針金、麻ひも、リボン等々。

出来上がったカレンダーは、先月の終わりに、前回ご紹介しました洋なしのチーズフランと一緒に届けました。

今年も満面の笑顔をみられたのが何よりです。

さて、今年も日が少なくなってきて、何かと気ぜわしい毎日が続きます。

ランチにいただくサンドイッチも、ここの所同じものばかりが続いています。ということで、久々にライ麦パンを焼いたので、それに3種のディップを付けていただきました。

一つは、以前にご紹介しましたフムス(ひよこ豆のディップ)、二つ目はアボガドとマヨネーズ、そして三つ目はりんごジャムとレーズンです。

どれもサンドイッチにするといつもと変わりはないのですが、ディップにして食卓に並べるといつものランチも気分が変わります。

気ぜわしい年末のランチに、こんなメニューで気分転換はいかがでしょうか?


3種のディップのランチ

材料
フムス     適量
粉末パプリカ  少々

アボガド    1/2ヶ・・・良く熟したもの
マヨネーズ   適量
レモン汁    小さじ1・・なければ省く
塩、胡椒    各少々 

りんごジャム  適量
干しぶどう   適量   
粉末シナモン  少々

作り方
フムスは以前ご紹介しましたので、そちらを参考にしてください。
1)フムスに粉末パプリカ少々を混ぜ、容器に盛り付けます。

アボガドディップ
1)アボガドは、スプーンを使いくり抜くようにかわからはずし、ボールに入れます。
2)レモン汁、塩と胡椒少々を加えフォークの背を使いつぶすようにしてなめらかにします。
3)味を見ながらマヨネーズをお好み量加えよく混ぜ合わせ、容器に盛り付けます。

りんごジャム
1)干しぶどうをボールに入れ熱湯を注ぎ、すぐにざるに揚げ水分を良く切ります。
2)りんごジャムに1)のぶどうと粉末シナモン少々を加えまぜ、容器に盛り付けます。