食の安全/白い恋人、赤福、ミートホープ、農林水産省 | ブログ

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「白い恋人」の次は「赤福」。

俺が好きな観光土産がどんどん信用を失っていく。

観光地を訪れる人の数は年度や月や天候などによって大きく変わるし

販売個数の予測は難しいのかもしれない。

だからといって賞味期限の切れた売れ残りを再出荷していいわけがない。

どんだけあほな営業計画を立てようが、まず間違いなく売れる商品なのに、

もっと利益を上げたいと欲張りすぎるからこんなことになる。

まあ人間の業ですから、何ともいえん。

欲張り者には天罰が下るような昔話があまたあるのは、

昔からそういう人間が後を絶たないからだろう。

俺だって業深い人間である。

こういうニュースを聞くと腹立たしいが、

自分がこうした企業の一員として働いていたら、

果たしてその不正に対して毅然とした態度で臨めていただろうか。

実際、これらの商品を購入した人の中におなかを壊した人がいるわけではない。

賞味期限はかなりの猶予を持って設定されているので多少を過ぎていても

冷凍保存しておけばまだ全然食べられる。

こういう事件が起こると、マスコミは鬼のクビを取ったように叩くが、

その高慢な態度を見るにつけに「もし自分が当事者だったら」という思いの欠如が見られる。

記者会見で恫喝するように質問する記者は何様のつもりなのだろうか。

正義の味方にでもなった気なのか。

記者はどんな人間に対してもあくまでクールに接するべきだと僕は思う。

「公正」でいるというのは本当に難しいことである。

ネットのおかげで「マスコミ」というものがかなり偏った情報の集合体であるってことが

一般社会に浸透してきたのは嬉しいことである。

にしても観光地のお土産再利用はかなり確実に他のエリアでも行なわれているよ。

白い恋人や赤福がやってるんだ、他にどこもやってない可能性の方が低いでしょう。

他にも怪しげな観光土産ってけっこうあるわな。あれとか、あそことか……。


食の安全といえばミートホープの一件は論外である。

あれは断罪されるべき。

一番俺が腹が立ってるのが農林水産省ですよ。

事件発覚の1年前から内部告発を受けておきながら、3分で門前払いしたという。

ありえなくないか?

食の安全を司る役人のすることとは思えない。

この農林水産省の職員をなぜ誰も断罪しない?

それがマスコミの仕事だろうよ!

俺はそこに腹が立つ!

俺は駆け出しのサッカーライターで、身銭を切って生活を切り詰めてサッカー取材を続けてるけどさ、

そんな俺みたいなノリの駆け出しジャーナリストっていないのかな。

そういう人がいたら、この農林水産省の役人を徹底的に糾弾するような取材をしたらいいのに。

社会的関心も高いし、そこそこ売れる本になると思うよ。