スポニチコラム(道内版) 「北海高野球部、110年目の百折不撓」 毎週日曜日掲載
↑ 本日、掲載してます!是非ご覧下さい!
FMアップル 「北海野球部百年物語」 月曜日20時~21時(札幌76.5MHz)
番組提供:株式会社アインファーマシーズ
2年目を迎えた「北海野球部百年物語」ますます頑張ります!
現在は「センバツヒストリー」などコーナーをいくつか企画しながら
毎週皆様にお送りしています。
来週(12月20日)はいよいよ宮田昭弘元監督の登場です。
引き続きメッセージを送ってください。ラジオで高校野球を語り合いましょう!
さて先週の丹下勇さん(昭和41年度・19期)の放送をダイジェストで紹介します。
丹下さんは昭和23年大阪生まれ、札幌幌南小、柏中から北海へ進みました。
私の中学校の大先輩にあたります。硬式野球部には1年の10月頃まで在籍しました。1学年上には若松勉さんや朝倉年明さんらが在籍します。
2年春から軟式野球部に入部しすぐに投手とて活躍、選手権4強、国体優勝に貢献。3年時は選手権、国体を制して二冠を達成。選手権での5試合67奪三振は大会記録で以後30年間破られず国体での同一日準決勝決勝での
2試合連続無安打無得点試合は現在でも記録として残っています。
卒業後、北海学園大で硬式野球に転向し1年の終わりごろに富士鉄室蘭(新日鉄室蘭)に入社し都市対抗野球などでも活躍しました。
現在は北海鋼機株式会社で取締役営業部長を務めています。
中学3年のときのセンバツ準優勝に憧れた北海野球部。
その憧れから夢を一度は捨てた北海野球部。
そして軟式野球で日本一をつかんだ北海野球部。
「卒業してから、ずっと関わってきたわけではありませんのであまり立派なことは言えませんが、男女共学という時代の波を乗り越えて、堂々の活躍、本当に誇らしく思います」
丹下さんの時代から続く百折不撓、質実剛健。
歯がゆい面もあるかもしれませんが確実に今の高校生なりに受け止めているはずです。
「やっぱり北海高校大好きですしね。軟式野球部ですけど甲子園へ行くのは本当に嬉しいこと。
全国的なレベルで北海がどの位置にいるのか分かりませんが、冬場の練習を頑張って
ベストな状態で甲子園へ行ってほしいですね」
番組の最後、心温まるメッセージが届きました。
「こんばんは。丹下さん、懐かしいですね。
私と同年代で、小学校時代の親友、大矢昭君とも同じ年ですね。
大活躍した丹下さんの名前は一北海ファンとしてもよく憶えています。
父を通して波田先生ともお話をさせていただいたこともありよく憶えています。
波田先生もすでに野球部を離れていた頃でとても優しかった印象があります。
今後も健康に気をつけてご活躍されることを願っています。
同じ団塊の世代として・・・」。
送り主は飛澤茂夫さんでした。
丹下さんはとても嬉しそうでした。高校時代、飛澤茂夫さんのお父様である飛澤栄三先生に
認められなかったというわだかまりはあったのでしょうか。
でも同世代、同じ時代を必死に生き抜いてきたご子息から
時を隔てて温かなメッセージが寄せられたのです。
わだかまりも何もないでしょう、きっと。
丹下さんの嬉しそうで、照れたような笑顔を見て
ラジオ番組の素晴らしさを実感する時でした。
★丹下さんのリクエスト曲
①青春時代 ②初恋の人 ③続・竹とんぼ~青春(ゆめ)のしっぽ
★今日(19日)のスポーツニッポン(道内面)を是非ご覧下さい。
昭和30年代初めの強くても勝てなかった時代を書きました。
センバツヒストリー 20
昭和33年3月に北海を卒業した宮田昭弘さんはその後駒大に進み、2年時にはベンチ入りを果たします。
その2年時に北海道遠征で訪れた母校・北海は3年連続で甲子園出場を逃し、大きく揺れていたそうです。
見るに見かねた宮田さんが後輩のために練習を手伝うようになり、そのまま母校の指導に乗り出したのです。
昭和34年の秋のこと。
宮田さんが監督として甲子園に出場するのは昭和36年のセンバツが最初。
和歌山の御坊商工を打ち合いの末下して、2回戦では前年夏優勝の法政二に対しても互角の戦いを見せます。
のち巨人で活躍する柴田勲投手、そして伝説の豪腕・尾崎行雄投手(東映)の浪商など高校野球が戦後最高レベル、と評される時代のことです。
この時代に北海も宮田監督・飛澤部長のコンビで黄金時代を形成するのです。昭和36年のメンバーには拓銀で活躍する鈴木勝広さん、牧野重利さんらが活躍、前年からも捕手の塩島正三さんがチームを牽引しました。
続く昭和37年も春夏連続出場。
主将の中村之保さん、2年生の谷木恭平さんの1・2番コンビにエース松谷栄司さん、控えの吉沢勝さんとのちに4人ものメンバーがプロ入りする強力チームでした。選抜大会でも屈指の大型チームとして話題になったほどです。
センバツは初戦で御所工(奈良)に10-13で敗れますが、近畿の強豪から10点を奪い、互角以上の戦いをしたことで逆に評価を高めました。夏も8強、国体では史上初の春夏連覇を達成した作新学院を破るなどその強さは全国に響き渡ります。
そうした戦いを経て、昭和38年、4年連続のセンバツ出場を果たし、有力校の一つとして甲子園に乗り込みます。
宮田監督春夏通じて四回目の甲子園ながら、まだ24歳の春のことです。
明日のラジオに宮田昭弘さんが登場します。
コラムも含めて続きは次回以降に。
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改めてお知らせです。
ラジオ「北海野球部百年物語」は毎週月曜日20時~
明日 12月20日は年末特別企画 VOL.1
1.ルーキー美馬健太さん(JR北海道)電話出演!
2.名将・宮田昭弘さん、ついに登場!(すでにインタビューは収録済みです)
昭和35年秋から約6年間、昭和50年秋から3年間、
北海野球部を鍛え上げた伝説の名将がいよいよ登場します!
みなさん、お気軽にメッセージを寄せて下さい!
またスポニチ「110年目の百折不撓」は
本日!日曜日 12月19日(日)の掲載です。
「悲運の豪腕」荻野一雄さんにスポットを当て昭和34年頃の悲運と
そこから立ち上がる北海健児を文章にしました。
FMアップルへのメッセージは apple@765fm.com (FAX)011-813-6767
スポニチへのメッセージは 直接私へ osakabe-story@ex.me-h.ne.jp
お待ちしています。
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選手たちの頑張りに感謝!歴史を刻んだOBのみなさんに感謝!
ご希望の方は「ブログを見た」と明記の上
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北文館 0138-45-4107
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★改めてお知らせです。
明日 12月20日(月)は年末特別企画VOL.1
宮田昭弘さんインタビュー(その1)放送予定!
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