出産入院レポ~手術編その1~はこちら
2009年7月15日 手術当日
6時半起床。お天気は快晴です
血圧&体温測定の後、しばらく入れなくなるのでシャワーを浴びました
8時過ぎからNSTを行い、医療用の血栓防止靴下を装着、
点滴も開始されました。
手術は午後からなので、これからはしばしフリータイム
って言っても何もすることがないので、やっぱりテレビ
11時すぎになると、助産師さんから今日の簡単な流れを説明され、
先天性異常検査申込書など必要書類を渡し、最後のトイレは
13時までに済ませるようにと言われました。
手術時に麻酔をしてから、お小水用の管が入れられるそうです。
麻酔を背中から入れるのでできるだけ体を丸めるよう頑張りましょうと
言われ、一人でちょっと練習しちゃってみたり
12時前に母が到着。12時半過ぎに旦那サマも到着
いよいよ13時半、歩いて分娩室へ向かいます。
手術台に上がり、私はパンツ一枚
胸や左手に心電図系、右手には血圧などの器具が取り付けられ
まもなくして院長より麻酔の説明。
練習したとおり体を丸め、動かないように助産師さんに固定されつつ
表面の麻酔を打ち、その後奥への麻酔と2回打ちました。
しばらくして、麻酔の効き具合を確認したのですが、ピンセットで
お腹の辺りをつままれたらしいが・・・全然分からないものですね~
ほどなくして旦那サマが入室。
説明を受けていた通り、麻酔の効き始めは血圧が下がりかなり
気持ち悪い状態になります。
危険な状態になるとモニターからピピピピッっと鳴る警報音の
ような音が響き渡り、自分のことなのに『ああ、ドラマみたい』
なんてのんきに思ってました
すぐさま血圧を上げる点滴を投入。
血圧が落ち着いた頃、手術開始となりました
私の頭側に助産師さんが1名、医師は執刀の院長のほか1名の計2名、
看護師(助産師?)が4名ほどいたと思います。
手術中は意識があるので、状況を助産師さんが説明してくれたり、
私が質問したことに医師が答えてくれたりと、割となごやかに
進んでいるな~という印象でした。
途中ちょっと気持ち悪いと思って申し出ると・・・・
『ちょっと胃の辺り触っているからね~』という医師の返事
また、妙に体が揺れるな~なんて思っていたら、医師が
思いっきりお腹を押していたりと、なんとも不思議な感覚でした。
『あと2分くらいで生まれますよ~』と言われ、慌ててビデオを
撮り始める旦那サマ・・・
もっとドキュメント風にずーっと撮っていて欲しかったのにぃ
予告どおりほぼ2分で、ベビちゃん登場
動けない私の目の前にベビちゃんを差し出してもらったとき
一気に感情が高揚してしまい、うまく声になりませんでした
カンガルーケアのように胸に抱くことはできなかったけど、
私のお腹の処置をしている間、私の顔とベビちゃんの顔を
くっつけるように横に寄り添っていさせてもらうことができました
私の処置が終わるとベビちゃんは新生児室へ、
私はストレッチャーのような車椅子に乗せられ病室へ・・・
疲れてしまいとても眠いのだけれど、麻酔が切れてくる感覚が
とても気持ち悪くて、しばらくはひとり病室で寝ていました。
30分おきに血圧と体温を計測し経過を観察。
しばらくは38℃台の熱と140台の高血圧だったので、
電子血圧計で測定した後、水銀計で測定されたりして
自分自身がもしかしてヤバイのかと心配なったほどでした。
麻酔が切れてくると今度は痛みとの闘いが・・・
水が飲めないので、飲み薬ではなく座薬での痛み止め
その間、母と旦那サマは新生児室にいるベビちゃんの動きの
激しさに和まされていたようです
ほかのベビちゃんは静かに寝ているに、わが子は手足を伸ばし
踊っているような感じだったみたい
ここで母は安心して帰宅。
術後約2時間後、ベビちゃんが病室に登場
動かない体ながらも、沿い乳で初の親子の絆を体感
しばし家族3人で過ごしましたが、19時前には旦那サマも帰り
ベビちゃんも新生児室へ戻りました。
それからは傷口の痛みと、後陣痛と呼ばれる子宮収縮の痛みに
耐えながら一夜を過ごしました
陣痛を経験しないで出産した私。
定期的に痛みの山のようにドクンドクンとやってくる痛みを堪え、
その後悪露が出てくる感覚の気持ち悪さに耐え、
だんだん重い生理痛のような骨盤の痛みが加わりました。
こむら返りが起きそうになったのも数回。
そして、寝返りをうてないことによる床ずれのようなお尻の痛みを
少しでも軽減するため、唯一動く両手で精一杯体をずらし
枕をお尻とベッドの間に挟んだり外したり・・・
次の日、腕は筋肉痛でした~
夜になっても体温と血圧の高さは続いてしまい、
首元にアイスノンを入れての就寝となりました
・・・出産入院レポ~手術編その3~
へつづく・・・
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