こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

3年前に、こんな記事を書きました↓
「どうしたら良かったのか?」

電車に乗った時、目の前で、
子供を虐待しているお母さんを見たのに、
何も出来なかった自分の経験談です。

そのブログに、つい先日コメントを頂きました。


この問題に関して、
「どうしたら良かったのか?」
という問いへの答えは、すでに、
私の中で見つかっています。

でも、ブログには書けないでいました。
それは、答えが分かっても、
まだ自分が実行出来ていなかったからです。

自分が出来もしない正論を書くのが嫌でした。
でも、書かない事で、この問題から
自分が逃げているのだと気が付きました。

3年前の古い記事にコメントを頂いたのは
とてもいい機会だと思いましたので、
勇気を出して続きを書いてみます。



「どうしたら良かったのか?」
その答えは、この体験の1年後に書かれた、
てんつくマンさんのブログの中にありました↓

★「生で仏さんを観た!この山元加津子さんは
まじで生きてるほとけさんやで~」


★「あなたならどうるす?
目の前で極道さんが若い衆を殴っていたら?
さあどうする?」




てんつくマンさんのブログを一部引用させて
頂きます。

以下、転載↓

ある時、東京の山の手線のホームで
かっこちゃん(山元加津子さん)は電車を待っていた。
やってきた黄緑色の山手線。
人がいっぱい詰まっていた。

しかし、かっこちゃんの前に止まった車両だけは
ガラガラだった。
プシューっと扉が開くと、
その車両だけすいている意味が分かった。

黒いスーツに黒いシャツ、
黒い靴を履いていた極道さんが、
若い男の子を殴ってたんやって。


さて、問題です。
もしも、自分がその状況に出逢ったらどうする?


注意する?

止める?

車両を移る?


かっこちゃんはな、
その黒一色の極道さんを抱きしめたんよ。
そして、何度も伝えたんよ。


さて、問題です。

もしも、自分がとっさ的に極道さんを
抱きしめたとしましょう。
自分がその状況になったら、
その極道さんになんと言う?


辞めてあげて下さい?

もう、許して上げて下さい?

辞めろやボケ!



かっこちゃんはな、
「大丈夫だよ、大丈夫だよ、怖くないよ」
やってん。

そしたらな、その若い子を殴ってた極道さんの目から
涙がぽろぽろこぼれたんやって。

凄いやろ。

普通は殴られてる若い子を抱きしめて
「大丈夫だよ、大丈夫だよ、怖くないよ」
やろ。

でも、かっこちゃんは
殴ってる極道さんを抱きしめて大丈夫やねん。


極道さんが「なんでこんなことをするんだ?」
って聞いたら
「なんかあなたが苦しそうだったから」って。
最後に極道さんがこう言うてんて。


ここがポイントやねん。

目に見えるものは、凶暴な黒い服を着た極道さん。
でも、心の目で見えるものは、
恐怖で苦しんでいる一人の人。
かっこちゃんは心で見えるものを見て抱きしめたんよ。

目に見えるものは幻。
見るべき物は目に見えない心の部分。

いやぁ最高の師匠とまた逢えた~。
そこから、今もその極道さんとは
文通したりしてるんやって。

いやぁ凄い、人はこんなところまで行けるんや!
超ワクワク!



転載、以上。



いかがでしょうか。
私が電車の中で目撃した、子供を虐待していたお母さんも、
苦しくて怖かったはずです。

その場で、私が
山元加津子さんと同じことをしていたら、
お母さんもその子供たちも、
何か感じるものがあったかもしれません。

じゃあ、今の自分にそれが出来るのか?


おそらく、今の私にはまだ出来ないと思います。
その状況を、「恐い」と思っているうちは
まだ無理でしょう。
でも、答えが見つかったので、
そちらに進み始めようとしている自分がいます。



このブログを書いた当時、たくさんの方から、
「自分ならこうする」
「こうしたら良かったのでは?」
というコメントを頂きました。

色々なご意見に感心しましたし、
人それぞれ違う考え方に触れて、
私も色々考えました。
でも、当時は、自分の中でしっくりくる答えを
見つける事は出来ませんでした。


その中で、
「私なら、そのお母さんを抱きしめに行きます。」
とコメントを下さった方がいらっしゃいました。

その方は、すでに答えを持っていたのですね。
素晴らしいです。

でも、当時の私は未熟過ぎて、
その意味がよく分かっていなかったのです。


「ひとつの答え(2)」へ、つづく。






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