明けましておめでとうございます。
タロット占い師・守田のり子です。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

迎春アレンジ

(数年前に天王寺ミオにディスプレイした
お正月アレンジ)




2014年最初の記事は鑑定実例です。
昨年の8月と10月の2回、
鑑定に来て下さったお客様の実例を
ご本人の許可を得て、書かせて頂きます。

実は、この実例、なかなか
書き出す事が出来ませんでした。
それは、私にとって
大切で大きな問題が関わっているからです。

私自身が、
未だはっきりとした解決策が見えないテーマ、
ひとつは、少し前に書いた『性虐待問題』
もうひとつが、今回取り上げる、
『在日韓国人・朝鮮人問題』です。


私の友人の中には、
韓国・朝鮮人の方が沢山おられます。
皆さんとても素敵な方々で、
私は彼ら・彼女らが大好きです。

私には、付き合う相手が
日本人であるとか、何人であるとかは、
全く関係のないことだから。


私は、30歳前後の2年間、カナダに住み、
そこで働いた経験があります。
その時の体験から、
そういう視点を持つようになりました。


カナダに住んでいる時、私は、
中国人や韓国人とよく間違われました。
欧米人にとって、日本人も中国人も韓国人も朝鮮人も、
おなじアジア人。
見た目では区別がつきません。

初めのうちは、間違われる度に、
私は日本人だと相手に伝えていました。

でも、時間が経つにつれ、同じアジアの中で、
日本人だ韓国人だと主張している事が、
とてもちっぽけで
バカらしいことだと感じるようになったのです。

アジアの外から見れば、何人でも、皆、同じ。
何の違いもないのです。

更に視点を広げれて考えると。。。
白人も黒人も同じ地球人。
もし宇宙人が私たちを見たとして、
肌の色や出身地や宗教での区別など、
つかないはずです。


現在の日本国内では、ひと昔前と違い、
人種差別がハッキリとは見えなくなったとはいえ、
この問題はなくなってはいません。

在日3世・4世が当たり前の現在、この問題は
そんなに大きくないと思われる方も
いらっしゃるかもしれません。

でも、私が多くの方々を鑑定をしてきて、
事実として感じるのは、
『韓国人・朝鮮人』ということで、
周囲から結婚を反対される。

また、せっかく結婚しても離婚してしまうなど、
泣く泣く別れてしまうカップルが、
実はものすごく多いということです。

今回、この問題について
掲載の許可を下さったDさんの勇気に、
心から感謝致します。



【お客様】:20代シングル女性Dさん。

【ご相談】
別れた元彼の事が吹っ切れません。

元彼は、私が在日韓国人だと知った上でおつきあいし、
結婚の約束をしていました。
私たちは心の底から愛し合っていましたが、
私が韓国人だと知った元彼のご両親からは
結婚を猛反対されました。

そのため私は帰化して日本国籍になりました。
それでも、元彼の両親は
結婚を認めてくれませんでした。
私の親が韓国人だというのが認められないのです。
でもそれは、私にはどうする事も出来ない問題でした。

元彼は両親を説得し続けてくれたのですが、
ご両親は頑として認めず。
ゴールの見えない話し合いに疲れ切った元彼は、
私との別れを切り出しました。

その後、元彼は東京に転勤してしまい、
会えなくなったのです。

ところが、今でもたびたび
元彼から連絡が来るのです。
今でも私は、元彼の事が大好きです。

“もう、元彼を諦めて次に進もう”と思っても、
彼から連絡が来ると、なかなか諦めきれません。
苦しくて、今はどうしたらいいのか
分からなくなっています。


【鑑定結果】へつづく。


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