開幕戦を今頃! | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

F1が開幕したのは先週末なんだけど、例によって録画を見るのが遅れて今頃感想である。

どうしてこうなったのか? 今年はテストの時期に書きたい事もあったのに色々な事情があって書くタイミングを逃したからか? いや単純にライコネンが事実上引退状態なので興味を失ったのか? 少なくとも日本のメーカーが撤退したというのは理由ではない。知っているかもしれないがオレはオリンピックでさえ、日本人であるという理由だけで応援する事は無い。というかそもそも普段興味ないスポーツに対して、オリンピックの時だけ興味が沸く事も無い。

そんな中、一般的な期待としては、マイケル・シューマッカの復帰、アロンソがフェラーリ入り、マクラーレンはワールド・チャンピオンのバトンとハミルトンの両雄体制、そしてやはり実はダークホースのレッドブルは去年と同じ安定した体制での戦いと、興味は尽きない。

レースの結果としては、ヴェッテルがエンジントラブルで後退しフェラーリがアロンソ、マッサの順でワンツーフィニッシュ。ハミルトンが3位、復活したシューマッカが6位と、今シーズンを象徴するような滑り出しとなった。

ところでこれらトップチームのドライバーに加えてオレとしては、フェラーリが公式ブログで批判(?)した新興チームにも注目している。ロータスはまあまあお気に入りのドライバーがいるし、老舗のチーム名、カラーも好き(いわゆるBRG=ブリティッシュ・レーシング・グリーン)、風洞実験無しでマシンを作ったヴァージンもその技術戦略に興味をひかれるし、開幕直前にやっと参戦体制が整い、あのアイルトン・セナの甥が乗るヒスパニア・レーシングなど、本当に話題が尽きないところである。とは言っても実は新興チームはやはり戦闘力が低いのが残念。

ドライバーでは日本人の小林可夢偉君も、実は密かに応援している。この20年以上、日本からはほとんど毎年F1ドライバーが輩出された。しかし本当の意味でF1で戦える資格を持っていたのは、佐藤琢磨と小林可夢偉だけである。それだけに期待は膨らむ。今年は日本の自動車メーカーが全くF1に関わっていないが(たぶん1982年以来?)、その中で結果を出せれば本物である。ぜひ頑張ってもらいたい。

ドライバーとして一番応援するのはヴェッテルかな? コバライネンも好きなドライバーなんだけど、マシンがあまりにイマイチなので今年も無理そう。

実はコバライネンに対して、オレはすごく期待していた。知っている人は知っているだろうけど、彼は2004年のレース・オブ・チャンピオンズというオフシーズンイベントで、マイケル・シューを打ち負かしたのだ。そして実はラリーの才能もすごく、WRCマシンを現役トップクラスと同じくらいのタイムで走らせてしまう。今ならライコネンより速いんじゃないか?

そんな彼がF1に上がった時、すごく期待していたんだけど、まあチーム体制にも恵まれなかったのか、いまいちパッとしてない。ここいらで一花咲かせて欲しい。

そんなわけで今日の画像は、美しいBRGのこのマシンを。

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