注射 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

今週からピピウに不足しているビタミンB12の注射が始まりました。

在宅での自己注射です。



主治医からのメールには一回の注射の量などは書かれていましたが、かなり不明な点が多かったので、これではダメだと思って主治医に電話。



「"週2回から始めて…"と書いてあるんですが、何週間週2回の注射をするんですか?それ以降は?」


と聞くと、


「あれ?書いてなかった?」




そんな具合ですわ真顔

もう主治医のことけっこう知ってる。





ここ数年の経験から学んだこと。




分からなかったり、

疑問に思ったら、

待ってないで、

考えてないで、

すぐに直接聞くべし。





結局、1週目は注射2回、

2週目、3週目は注射1回、

その後は3週間おきに、

次回の外来まで続けるようにと。



おー!


ハッキリしてすっきり!






その後、薬局で薬を注文。


薬が届いたので薬と一緒にシリンジも購入したいと薬剤師さんに言うと…


「今、うちにはインシュリン用の小さいシリンジがないの。薬の量(少量)をはかるのはインシュリン用の小さいシリンジを使ったほうがいいわ。

刺す時には…この薬は筋肉まで届かないといけないから、こういったシリンジになるけど…

息子さんは4歳よね?痩せてる?この針では長すぎるかもしれない。

誰が注射するの?

コースは受けた?」



いいえ、そんなコースなどは受けておりません真顔




私はてっきりインシュリン用の小さいシリンジの針でOKなのだと思ってました。


それなら簡単だと。

(ピピウは自然妊娠でしたが、不妊治療経験もあるので、自己注射は経験済み。)


でも、薬剤師さん曰く、

「それだと皮下注射になってしまう。この薬は筋肉注射よ。」

と。



え?


本気の長い針の注射?


私がピピウに?


怖すぎる…。

自分にするほうがマシ。





「もう一度、主治医に確認したほうがいいんじゃない?」

と薬剤師さん。



「はい、そうします。」

と、シリンジは買わずに家に帰りました。




で、また主治医に電話。




「そうそう、皮下注射だと意味がないのよ。

だから、長い針のを使って。」

と、主治医。




先に言ってくれ。

(心の声)





「何センチの針を使えばいいんですか?」


「ピピウのお尻にどれだけお肉がついてたか、今はよく覚えてないわ…。」




じゃ、どうしろと?

(心の声)




「ドクター…これまでカテーテルの洗浄とか、点滴交換はしてきましたけど、長い針の注射なんてしたことがありません。

失敗してピピウに痛いおもいを無駄にさせる前に、一度看護師さんがしているところを見せてもらえませんか?」


と言うと、


「そうね、それがいいわね。

すぐにピピウの小児ホームドクターに連絡して。

看護師を手配してくれるはずだから。」




そんなわけで、すぐにホームドクターに電話。


すると、その日の夕方、ピピウのサマースクールが終わってから、診療所に看護師さんが来て、指導してくれることになりました。



薬と、ホームドクターに言われたインシュリン用のシリンジと3mlのシリンジを用意して、ピピウを連れて診療所へ。


ピピウがお世話になっている小児総合病院から派遣された看護師さんが待っていてくれていました。



早速、看護師さんがやって見せてくれました。


実際にピピウのお尻に刺した針の長さは2、5cm

の物で、看護師さんが用意してくれていました。

シリンジはインシュリン用の物のまま、刺す前に針だけ変えます。


お尻半分を一つのボールだとして、

それを十字に4等分すると考え、

その4等分の上、外側に針を刺すようにと言われました。


分かりやすい👍



針が刺さった瞬間、ビクッと動いたピピウですが、泣くこともなく、一瞬で終わりました。




看護師さんが、

「もし、自信がなければ、毎回注射の際に呼んでくれれば、僕が注射しにきますよ。

遠慮しないでお母さんが都合のいいほうを言ってください。」

と言ってくれました。



「見た感じ、そんな難しそうではないし、ピピウも痛そうではなかったし、次回は私が家でやってみます。もしかしたら、これから先もずっと続けないといけないかもしれないし。そしたら、私も習わなきゃ。」


と言うと、


「そうですか。分かりました。

でも、もし、不安に感じることがあれば、いつでも呼んでください。」


と、笑いながら言ってくれました。





心強い。





実際にお尻に刺す、長いけど他のより短めの針は、看護師さんがくれました。





 

上から

*薬を計量するためのインシュリン用のシリンジ

*ビタミン剤と生理食塩水を混ぜるための

生理食塩水計量用のシリンジ

*実際にお尻に刺す針

薬を計量した後にインシュリン用のシリンジにつける






今晩、2回目の注射。


私がします。



ピピウが私がピピウに注射することに抵抗したり、痛がったりするようであれば、またホームドクターに連絡して、看護師さんにしてもらおうと思います。




これって…

日本なら病院でするように言われるんだろうか?









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