イタリアで子育 こういう時どうする? | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

少し前の話になります。

 

確か、去年の11月のあたまだったと思います。

 

再ロックダウンがささやかれていて、

おそらく、今日が公園に行ける最後の日かも!

と思って、ピピウを家から少しはなれた広い公園に連れて行きました。

 

 

いくつかの遊具はコロナ対策のために使用が禁止されており(テープが張ってあって、近づくことができないようになっていました。)、使える遊具と言えばブランコと滑り台くらいだったのですが、公園では数人の子供たちが遊んでいました。

 

 

ピピウはまずブランコに乗って、そのあと、滑り台へと行きました。

 

滑り台ではすでに2人の子供が遊んでいました。

 

ピピウと同じくらいの年の男の子と、

ピピウより大きい、5~6歳くらいの男の子でした。

 

2人ともイタリア人ではなく、後でピピウと同じくらいの年の男の子のお母さんと話すと、彼らはペルー人親子だと分かりました。

大きい男の子は“たぶん”ですが、イタリア語のアクセントから東ヨーロッパの国の子かなと。

その子のお母さんとは話しませんでしたが、お母さんも見た感じがイタリア人ではなさそう…。

で、ピピウは日本人が入ってるし…。

国際色豊かです。

(でも、共通語はイタリア語。)

 

 

 

 

ピピウより大きい男の子は、滑り台を滑るとき、わざとゆ~~~くり滑って通せんぼをしたり、

滑り台の着地地点に少しの間居座ったりしていました。

 

ま、ちょっと意地悪ですが、子供のすること。

小さい子供にはあることですよね。

 

 

ピピウが滑り台に上って、滑ろうとしたのですが、男の子が滑り台の途中にいるので、私が「ピピウ、ストップ。男の子が下りるまで待とうね。」とイタリア語で言って(男の子にも通じるように)ピピウを待たせていました。

 

男の子も、そんなに長い間通せんぼをするわけでもなく、その後、下まで滑って、滑り台のすべるところの横に行って、ピピウが滑るのを見ていました。

 

ピピウが滑って下りてくると、その男の子が、


「下りてくるな!わーーーーー!」


とかなんとか、滑り台の滑るところの手すりに外側から手をかけて、

けっこう至近距離で、下りてくるピピウにそう言うのです。

 



少し、距離を置いてそれを見ていた私。

 

 

「ピピウ、どうする?」

 

 

と思いながら見てました。

 

 

 

 

 

すると…

 

 

「Vai via! Vai via!」

(「あっち行け!

あっち行け!」)

 


と、片手を自分の前でぶんぶん振りながら(手で払うような「あっち行け!」のジェスチャー)

言ったのです。

 

 

 

 

 

 

おぉ!

言い返した!笑

 

 

 

と思って、私は心の中で爆笑でした。

 

 

 

 

男の子は、ピピウがそう言うと、けっこうすんなりその場を後にしました。

 

 

 

 

 

その後、私は特に何を言うでもなく、ピピウはご機嫌で、ペルー人の男の子と滑り台で遊んでいたのでした。

 

 

 

 

 

この場合、どういったピピウの対応が正しかったのかいまいち分からないのですが…


まぁ、叩いたり、暴力をふるうのはよくないですよね。


泣く…のも、叩くよりはマシかもだけど、このイタリアで生き抜こうと思ったら、泣いてばかり、言われてばかりでも困ります。


そのまま無視するという選択肢もあるなと私は思ったのですが、小さい子供って無視できるのかな?


「意地悪言わないで。」「一緒に遊ぼう!」とか言う…これがきっと一番理想的なんでしょうが、これ、ピピウは現在学習中でまだ行動にうつせません。(親の私たちが「こう言うんだよ。」と言い聞かせている段階です。)

 

 

 

で、今回、ピピウが行動に取った“言い返す”


まぁ、手を出すよりはいい。

暴言を吐くわけでなければよい選択だったと正直思っています。

イタリア語でなら。

 

 



イタリアでは言い返さなければ言われっぱなし。

それは負けに等しいということは、イタリアに17年住んでいる私自身が身に染みて感じること。

 

しかも、言い返す言葉はできるだけスマートで、正論に聞こえる、説得力があると更に良し。

 

なので、外国人でイタリア語は外国語の私にとっては“言い返す”ことは未だになかなか高いハードルです。

 

 

ピピウに屁理屈野郎になってもらっては困るのですが、

“言い返す”、要は自分の意思表示を明確に主張することはしっかり身に着けてもらわなければなと思います。

 

その点に関しては、家に素晴らしい教師がいるので(ダンナがそう。なのでダンナと喧嘩をするとこの上なく鬱陶しい。でも、クレームをどこかに言うときはかなり心強い。)いいんですけどね。

 

 

でも、そうすると、日本では“我が強い”と言われるであろうことは明白で…。

 

 

 

イタリアと日本の文化、両極端なところがあるので、難しいところです。

 

 

 



インスタしてます。
ブログに書いていないことも、一言書いていたりします。
記事の下のブログ紹介のところにあるインスタマークを押していただくと、私のインスタが見られますので、興味ある方はぜひ!


今日もKUROと町の写真を応援クリックお願いします

↓ ↓ ↓ ↓


にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村



 



 

 

 今回はキャンペーンに参加中なので...

~シェコが欲しいもの/好きなもの~

 

 

これ、イタリアでも売ってる。

大好きです。

一度食べ始めると、手が止まらない😆

現在、50%オフクーポンがついているようですよ!

1月18日まで。

 

 

 

 

 

これ、欲しいです。(真剣)

10%オフクーポンついているようです。

 

こういうのが欲しくてイタリアで探してるんですが…ないんですよね…。

マキシ丈のじゃないのならあるんですけど、マキシ丈で裏起毛ってのが私的に重要!

これ、絶対、楽だし、あたたかいよね…

しかも、急にAmazonが届いても、これで出ていけるよね。コンビニとかいけちゃうよね。

最近の私の服選びの基準はマキシ丈なんですが…イタリア、少ないかも。日本のサイトの方が充実してます!

 

 

 

シェコおすすめイタリア(主にフィレンツェ)商品!