figlia-del-soleのブログ -5ページ目

金星パスタカフェ吉祥寺店でイタリアンランチ&ドイツパンのリンデ&絵本屋さん「みどりのゆび」でお買

金星パスタカフェ吉祥寺店でイタリアンランチ&ドイツパンのリンデ&絵本屋さん「みどりのゆび」でお買い物♪(2024.3.7)

高校時代の友人と  吉祥寺でイタリアンランチ🍕

今年のお店は 金星パスタカフェ吉祥寺店にしました🍝

私はクワトロ・フォルマッジ🍕 ←四角い形のチーズのピザで はちみつをかけるとチーズのしょっぱさとの対比がとてもいい😊

 

吉祥寺駅南口のお店ばかりを選んできたけど 北口もまた色々なお店があって 次回は予約せずにぶらぶら歩きながらお店に入ろうとなりました😊

 

ここに来る前に ドイツパンのお店「吉祥寺リンデ本店」でドイツパンセットを2つ買いました🍞 小さいですがお客さんでいっぱいです

日独協会の日独Mangaコンクールの表彰式でここのパンが出たので 買いました🍞

 

 

ランチのあとで少し歩いて 吉祥寺の絵本屋さん「緑のゆび」で 初孫の1歳の誕生日の絵本を選びました📖 

 

この本屋さんは 毎日新聞記事「魅力伝えたい 児童書店開業」(2024.1.27)で知り 初めて訪れたのです 

 

こぐま社の前社長 暮らしの手帳の前社長等が2022年1月にオープンした 絵本と児童書の専門店です

 

しばし絵本や  子どもの頃に読んだことのある「緑のゆび」等の児童書の話に花を咲かせました📖

 

 

行く途中には 中町通りの 吉祥寺プティット村の「道の駅」という まるでトトロの世界のような建物に立ち寄ったりと ちい旅を楽しんだ一日でした💕

 

 

 

 

 高円寺駅のマルシェで買った福島野菜のうるい🥬

 

 

I.シローネの「vino e pane」邦訳の「葡萄酒とパン」他を読みました

I.シローネの「vino e pane」邦訳の「葡萄酒とパン」そして翻訳者の若き日の著書「風は国境を知らない」を読みました

 

 

第5回須賀敦子翻訳賞受賞者の斎藤ゆかり氏の訳された「フォンタマ―ラ(Fontamara)イニャツィオ・シローネ(Ignazio Sirone)の原作との対訳で読み ネットで映画🎥も観ました

 

引き続き シローネの「vino e pane」と 斎藤ゆかり訳の「葡萄酒とパン」を対訳で読みました 

こちらもとても面白く 最後はページをめくるのもドキドキしながら読了しました📖

 

この先 主人公のピエトロ・スピーナ(Pietro Spina)はどうなってしまうのだろう? 

それは続編である『雪の下の種(il seme sotto la neve)』にあるとのこと ただこちらは原書のみなのです😥 

なのでざっとwikipediaであらすじを読んだのですが またまた苦難の道が... 

 

葡萄酒とパン」について...

 

神学校の生徒時代にアブルッツォの地震で両親を亡くした彼は 共産党の党員となり海外に移住するも非合法にイタリアに戻り潜伏する その時は素性がばれないように人相まで変えており 30代の若さには見えなかった

 

療養中の神父に変装して生まれ故郷アブルッツォ州のピエトラセッカに滞在する  

 

神父として村の宿に滞在する中 2人の村の娘と出会う 

また学生時代の旧友 恩師 恩師から委ねられた同じ境遇の青年との関わりが描かれるも その青年の獄死と 素性がばれて追っ手から逃げるために山に逃げ あとを追う娘はとうとう...  

 

この小説はシローネがスイスに亡命し療養中に書かれた第2作で 主人公に作者自身の若き頃を重ねているため 神学校 親の職業 イタリアのエチオピア戦争(1935~36)勃発当時のイタリアの状況等が反映されている 

 

1938年に書かれたあと 大幅な改定を経て 1955年に決定版が出た 

 

作者は改定に次ぐ改定を施すため ある時列車の中で向かいに座った女性が 自分の著書を読んでいるのを偶然見てしまい 緊張のひとときを過ごしたという冒頭の「読者へ」のくだりが なんとも興味深かった📖

 

イニャツィオ.シローネの「vino e pane」は こちら

 ちなみに表紙の絵は主人公ではなく 主人公と親しくなる女性の顔でした

(私が読んだのは1987年版です)

 

あらすじ(イタリア語)は こちら 

 

邦訳の葡萄酒とパン」(斎藤ゆかり訳/2000年発行)は こちら

 

      *   *   *

 

続いて 翻訳者で2023年第5回須賀敦子翻訳賞を受賞された斎藤ゆかり氏の 20代の頃に書かれたデビュー作「風は国境を知らないを読みました:

 

第5回須賀敦子翻訳賞受賞式に出たことをきっかけに 斎藤ゆかり氏が翻訳されたものを対訳で次々に読み始め この本にたどり着きましたが 著者が のちに須賀敦子翻訳賞を受賞されるに至った若き日の萌芽を この本の中に見つけることができました


私とほぼ同い年の著者が 若き頃にイタリアに留学し みずみずしい感性で様々なことがらを母親に書き送り生まれたこの本は 80年代当時のイタリアで様々な国籍の学生たちと学ぶ中で得た経験と出会い それまで考え続けてきた平和運動についての法王との謁見等の展開 また携帯電話すらない80年代の海外旅行の苦労(私も経験してきました)等が綴られておりました

 

後年翻訳者となり やがてイニャツィオ・シローネの本と出会い 須賀敦子翻訳賞受賞に至る経緯を知ってから読んだため その萌芽を著者が20代で書かれたこの本の中に見つけることができて とても嬉しく読ませていただきました 

 

風は国境を知らない」(斎藤ゆかり著)は こちら

 

 

「イタリア語で読む ウンベルト・エーコの『いいなづけ』」(NHK出版)を読みました

「イタリア語で読む ウンベルト・エーコの『いいなづけ』」(NHK出版)を読みました

 

 

数年前にNHKのイタリア語テキストに連載していたけど当時読めなかったこの「イタリア語で読むウンベルト・エーコの『いいなづけ』」を読みました (訳・解説: 白崎容子)

 

対訳で読めるのはありがたいです😊

 

ダンテと並び称されるイタリアの国民文学 アレッサンドロ・マンゾーニいいなづけ』(i promessi sposi)を 知の巨人ウンベルト・エーコが自らの言葉で語ります

 

白崎容子先生の名訳・解説がとてもわかりやすく 最後まで読み進められました

 

この本はまずイラストが独特で 連載当時から曳き込まれていました💕

まずは最後まで読み通して落ち着きました ← 筋が気になるもので... 

 

その際にも 登場人物を一人ひとりイラストを確認しながら読み進めました 

名前が長いですね!

 

次に 辞書を引きながら丁寧に対訳を確認してゆきますが 新しい文学的表現の語彙に出会えて新鮮でした 

 

エーコの 子供たちに向けての軽快な語り口がとても面白く 19世紀ならではの時代背景も知り 最後はなんとペスト騒ぎでしめくくり...

 

また当時は文盲が善人とされていたのですね 

相続も長男のみで 修道院に入るしかなかった末娘が悪人になってしまったり...

 

さらには マンゾーニの出版当時に起きていたある出版をめぐる騒動... こんな時代からあったのね~ とビックリしました!

 

イタリアの小学生はこの長い物語を学校で読んでいたのですね~ 大変ですね( `ー´)ノ

 

対訳は肩がこらずに読めるし ところどころ幕間の解説のようなページがあり 話の進みがだいたいわかるので 長い話も疲れずに最後まで至れり尽くせりで読みやすくなっています

 

朗読もダウンロードして聞いています💿

 

本は こちら

 

「誤読のイタリア」(光文社新書)を読み イタリア語で感想を話しました

「誤読のイタリア」(光文社新書)を読み イタリア語で感想を話しました

 

 

ディエゴ・マルティーノ氏の著書『誤読のイタリアを読んで感想をイタリア語で話すという宿題をいただきました😊

 

プーリア出身のディエゴ氏は イタリア文化会館で開催されたタランテッラのイベントでゲスト出演されてらしたので お見かけしたことがあります 流ちょうな日本語を話されていらっしゃいました😲

 

    *      *      *

 

『誤読のイタリア』が描写する「イタリア人像」には、皆に知られている部分と、まったく知られていない部分のどちらもあると思う。すでに知られているところでは、イタリア人の行動。あまり知られていないところでは、その言動の理由。

本書では、イタリア文化の「形」で止まらずに、その「神髄」まで遡って説明しようとした。イタリア人の目を借りると、イタリア人への理解を深められる。そうすることで、「いつものイタリア人」でありながらまったく「新しいイタリア人」像が見えてくるのだろう。
(「まえがき」より)

    

 

『まえがき』より

 

『情報だけでは上っ面だけを捉えることはできても  深い理解は得られないし 神髄までにはたどりつくまい。 神髄までたどりつきたいならば 「目線」を変えなくてはいけない』

 

       神髄 essenza

  目線を変える  cambiare il punto di vista 

 

この目線を変えることができるか?について問われました 相手の立場に立って考えることができるか?

 

 

第1章 『誤読のイタリア人』より

 

『イタリア人男性はナンパ好きと思われているが 女性に親切にすることは自国の文化であり 誤解である 無口なイタリア人だっているのだ』

 

それはそうですよ~ 😊

 

     誤読 giudizio sbagliato, interpretazione sbagliato

     ナンパ fare la corte a ~ 

  誤解 equivoco, malinteso 

 

 

陽気にならないといい仕事はできない なので仕事中に歌を歌ったり会話もする 仕事は余裕をもってするものであり いいお金になる仕事でも無理なら断る』

 

      陽気になる  essere allegro/a

      余裕をもって  con calma

      いいお金になる  buoni guardagni

 

感想:  過労死が問題になる日本人にとっては イタリア人の働き方は違って見える 最後はちゃんと納期に間に合わせるが 間に合うかどうかハラハラさせられたり...  

無理しても高額な仕事にありつこうとする日本人とは違うのかも...  しかし仕事を断らないイタリア人も中にはいるそうです😲 ←ミケランジェロとか...

 

働きすぎについては 江戸時代等でも日本人は働きすぎだったのか?と聞かれました 

 

   過労死 Karoshi, morte da superlavoro

          納期     termine

          ハラハラさせる  inquietare 

 

 

『自由を愛するイタリア人が苦手なのは 縛られること

時間を守るのが苦手 訪問は少し遅れて着くし イタリアの大学には  "Quarto d'ora accademico"という  開始を15分遅らせる慣習もある』

 

         縛る  legare 

         守る  mantenere

 

感想:  日本人にも遅刻する人はいます イタリア人は遅刻することが多いと聞きますが 日本で働くイタリア人はほとんど遅刻はしません(# ゚Д゚) 

 

 

第2章 『誤読の人間関係』より

 

『日本では「出会いがない」というが イタリア語にはそういう表現も感覚もない😲 イタリア人はおしゃべりが好きで 距離感ゼロ スキンシップが多い 敬語を(あまり)使わない   建前と嘘(約束を守れば友情は長続きする)  ひとりでいるよりグループが好き 等々...』

 

   人間関係  relazione umane

           出会い   l'incontro

           距離感  senso di distanza 

           スキンシップ  contatto fisico

           敬語      parole formale

            建前      principio 

            ジェスチャー  i gesti

 

感想:  距離感ゼロはなんとなくわかります😊ジェスチャーも多用しますし👍 すぐに仲良くなれるイタリア人💕

先生の故郷での スキンシップの濃いエピソードにびっくり😲

 

第3章 『誤読の恋愛関係』

 

『ディエゴ氏は日本で初めて「ナンパ」「口説く」という言葉を聞いたとのことecc...😲 (中略) イタリア人の恋愛は濃くて いつも連絡を取り合っていて... 📱』

 

     口説く  convincere

              連絡を取り合う essere in contatto

 

第4章 『誤読の家族』

 

『イタリア人男性はみなマザコン?  また家族は唯一無二の大切なものです 親戚もひっくるめて家族という感覚』

 

感想:    マンモーネ(mammone)という言葉があります  イタリア人は家族を大切にするというのもよくわかります 

 

日本では 離れて住む家族に あまり頻繁には連絡しないことが多く 週末の家族でのランチもあまりしないので 自分の時間の方が大切かもしれません 親戚も家族にひっくるめて家族ととらえる感覚もないと思います

 

第5章 『誤読のイタリア料理』

 

『海外でもイタリア料理しか食べないイタリア人 ネットによるとイタリア料理は世界一人気 

アルデンテについて パスタの意味について 量の多さ エスプレッソへのこだわりecc... 』 

 うーんわかります😊 

 

まとめ

 

イタリア人にもいろいろな人がいるのです ステレオタイプでとらえるのではなく いろんな側面があることを知ってゆきたいですね💕

 

   ステレオタイプ lo stereotipo 

 

誤読のイタリアは こちら

 

   *   *   *

 

また もうひとり アブルッツォ出身のPeppeという漫画家も 「ミンゴ イタリア人がみんなモテると思うなよ」という 似たようなテーマの漫画を描かれています 彼はモデルでもあります

Peppe氏のインタビューは こちら ←ステレオタイプのイタリア人ではなく...

 

今 氏はフォスコ・マライーニの物語を描かれているそうです (NHKテレビでイタリア語で知りました)  ENDO というタイトルです

 

イタリア文化会館でのイベント「ダーチャ・マライーニ講演会「書くこと、生きること」に鳴りやまぬ拍手(2014.5.23)@イタリア文化会館」で 娘である作家ダーチャ・マライーニ氏の当時の貴重なお話を聞きました 

 

こちらも読むのが楽しみです📖

 

池袋のアニメ東京ステーションの『SEED&GUNDAM SERIES展』に行ってきました

池袋のアニメ東京ステーションの『SEED&GUNDAM SERIES展』に行ってきました(2024.2.6)@アニメ東京ステーション(池袋)

 

 

 

機動戦士ガンダム(Mobile Suit Gundam)」は 若い頃テレビで観ていましたが 家族がガンプラ好きが高じてガンプラにかかわるものつくりの仕事をしていること等から 東京都広報2月号で見て 雪⛄のつもる中行ってきました「アニメ東京ステーション」(池袋)のSEED&GUNDAM SERIES展』(2024.2.3~5.6)!!

 

アニメ東京ステーションの建物は池袋東口を出て数分のところにあり 分かりやすいです 中はわりと小さくて 入場無料(gratis)です😊

 

1階は 入ってすぐに3台の車両が展示されており そこにGUNDUM SEEDの展示とスクリーンが😲 

 

 

 

  GUNDAM SEED FREEDOM

 

  キャラ設定資料の数々

 

 

2階は 機動戦士ガンダムの各シリーズの歴史と紹介展示がずら~り (私...ガンダムは詳しくないので何もキャプションが書けません...スミマセン)

 

 

 

  ガンプラの展示 家族も小さい頃からガンプラ造りにハマっていまして😊

 

  GUNDAMの歴代シリーズ 私が知ってるのは初代のみ... 歌もこれひとつ笑

 

  奥はグッズ売り場

 

そして地下1階には 日本のアニメの制作過程と貴重な資料が展示されていました

鉄腕アトム(2003)の原画セルや 設定資料等もありました

 

  昔はこういう机で描いていたのですアニメ原画😲 私もセル画のコレクションしてました💕

 

 セル画の彩色に使っていたポスターカラー 懐かしや~😊

 

 いただいたチラシ各種

 

実は私 高校生の頃に 美術部の部長とアニメ同好会の会長を兼任しており 部活をやりに学校に行っていたようなものでした~(笑) なのでアニメスタジオ見学にもよく行ってました💕 

 

009FCの本部スタッフとして スタジオライブに新作009の作画監督 芦田豊雄のインタビューをしに行ったり 石森プロに入り浸ったり 東映動画に旧作009の作画監督や脚本家のインタビューをしに行ったり... 青春でしたね~😊

 

     *   *   *

 

この他にも 東京でアニメに関する施設・イベントが東京都の広報誌2月号に載っていたのでリストアップしますね:

 

東映アニメーションミュージアム (toei-anim.co.jp)は こちら

大泉にある東映動画には学生時代よく通ったものです😊

 

東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA (tokyoanimecenter.jp)は こちら

 こちらは渋谷にあります

 

東京キャラクターストリート | フロアガイド | 東京駅一番街 (tokyoeki-1bangai.co.jp) は こちら  東京駅一番街にあります

 

三鷹の森ジブリ美術館 (ghibli-museum.jp) は こちら  予約制です 

 

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム (sam.or.jp)は こちら

  杉並アニメーションミュージアムでも色々な体験ができました

 

東京アニメアワードフェスティバル2024 (animefestival.jp)は こちら

 アニメアワードフェスティバルは池袋で3/8~3/11まで開催されます

 

豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム (tokiwasomm.jp) トキワ荘マンガミュージアムは こちら  

先日『ふたりの絆』展に行ってきました😊

 

以上 2月4日の東京都の広報より😊 

 

東京アニメステーションでいただいたチラシ:

 

訪れてみたい日本のアニメ聖地88(Japanese Anime 88 spots)」 は こちら

 

魔女の宅急便の原作者 角野栄子さんの「魔法の文学館(Kiki's Museum of Literature)」は こちら  江戸川区にあります