こんばんは。
前回のつづきです。
余部鉄橋をあとにして,R178を西へと走ります。
途中では,右手に日本海を見ながら気持ちよく走れるところもありました。
これは,兵庫県美方郡新温泉町諸寄(もろよせ)の海です。
ここは,波が穏やかでした。
こんな感じで道路脇にバイクを停めて撮影しましたが,漁港が近いので,バックの「するめ」「干物」の貼り紙がいいですね。
ちなみに,この横からの角度のFJR1300の姿もいいなと思ってます。
さらにR178を西へと進み,兵庫県から鳥取県に入り,次の目的地に着きました。
JR山陰本線の「東浜駅」です。
山陰本線で,鳥取県の一番東にある駅です。
実は,この駅には思い出があります。
私が大学時代に所属していたサークルの夏の合宿が,毎年この東浜で行われていて,何度か訪れているところなのです。
30年以上前でしたが,岡山からJR津山線,因美線,山陰本線と乗り継いで来たことを覚えてます。
ローカルな無人駅で,列車の本数も少ないのですが,ちょうど私が着いてからすぐに列車がやってきました。
一両だけの鳥取行き列車でした。
学生時代の列車は,こんな型ではなくて,戦前から使われているようなとってもレトロな型だったのを覚えてます。
駅からすぐの海はこんな感じで,東浜の名のとおり,美しい砂浜が続いています。
大学一年の時にこの海で泳いで,水のきれいさにびっくりしたことを今でも覚えています。
私は,それまでは海と言えば瀬戸内海でしか泳いだことがなく,それも岡山側の沿岸の海水浴場で,水はきれいではありませんでした。
ところが,この東浜の海はとってもきれいで,胸のあたりまでつかっても,海の底が見えるくらい透明度が高くて感激しました。
子供達にも,きれいな海を体験させたいと思い,2006年の夏だったかな,家族でここに海水浴に来ました。
そんな,思い出の多い「東浜」の海に久しぶりに立ち寄りました。
とてもローカールでマイナーな駅なのですが,私がバイクを停めて色々撮影していると,4台くらいのバイクがやってきて,休憩されてました。
後ろの自動販売機で飲み物を買っている若者達ですが,バイクのナンバーを見ると,なんと私と同じ岡山ナンバーでした。
東浜でひとしきり思い出にひたってから,また走り始めました。
R178からR9に乗り西へと進みました。
鳥取砂丘は,何回か訪れているので今回はスルーしたのですが,R9もバイパスが出来ていて鳥取の市街地をほとんと通らずに,鳥取自動車道の鳥取ICに行けました。
鳥取自動車道は,無料なので,ここから一気に佐用平福ICまで走りました。
この道路,鳥取県から岡山県に入り,それから兵庫県です。
佐用平福ICで降りれば無料なので,ここで降りて,あとはR373を南下です。
佐用の街のコンビニで休憩を取り,出発準備をしていたら前の道路をFJR1300の新型が走って行きました。
コンビニを出発して,しばらく先の三叉路信号交差点で,そのFJRに追い付きました。
その方は左折車線で,私は右折車線でしたがちょうど横に並んだので,信号待ちの間に「新型ですね。」と声を掛けました。
ライダーは私と同じくらいの年代の男性でしたが,その方も,さっき私のFJRがコンビニに停まっていたのに気付いていたようで,「さっき,停まってましたよね。気付きましたよ。」と返事されました。
私が「新型ですね。」と話すと,「国内仕様です。」と答えられました。
それで,信号が青に変わったので,お互いに「気を付けて」と言って別れました。
ほんと,バイクならではのふれあいでした。
その後は,赤穂市有年(うね)でR2に乗り,西に向かって備前市まで走り,備前からは往きにも通った岡山ブルーラインを経由して,R2に合流し,岡山まで帰ってきました。
今回は,約434㎞のツーリングでした。
前回の呉ツーリング(http://ameblo.jp/fhcttb/entry-11791572472.html )よりも,100㎞近く長い距離で,FJRになってからの一日の走行距離の最長です。
午前6時半に出発で,自宅に帰ったのが,午後3時半なので,約9時間の行程でした。
少し疲れたかなという感じで,400㎞と少し走った割には疲れは少なかったです。
FJRのどっしり感と,カウルの防風効果で,あまり疲れないみたいで,助かります。
ツーリングにはもってこいのバイクだなと改めて思いました。(^-^)/
新しくなった余部鉄橋も見れたし,東浜にも立ち寄れたし,いっぱい走ったしで,楽しい日帰りツーリングでした。