アナログ、デジタルどちらから始めるか? | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

アナログ、デジタルどちらから始めるか?

今年は3D出力プリンターがどんどん安くなっていくことが予想されるのでこの内容を取り上げてみます。

アナログ造型とデジタル造型、今から始めるのならどっち?

アナログ――
少ない初期費用で始められる。
だんだん工具と素材が増えていく。
場所をどんどん取られて整理が大変になる。
自分にあった工具と素材は実際に試してみないとわからない。
どんどん出費が増えていく。
メーカーが次々と新製品を開発してくるが、便利なものもあれば、はずれもある。
工具は使用後か定期的にメンテナンスが必要。
刃物は替え刃を交換するか研ぎ直しが必要。
紙ヤスリ、スポンジヤスリは完全に消耗品。
素材と塗料は未開封なら長持ちするが一度フタをあけると極端に使用期限が落ちる。
塗料は混色する自信があればいいが、そうでない場合どんどん増えて棚が必要になる。
作業中は埃まみれになる。できれば専用の部屋で作業したい。
素材によっては臭いがキツくシンナーを扱うので、苦手な人や家族が居る場合とてもやりづらい。
本格的に塗装するためには充分なスペースが必要。
人によっては何十本の彫刻刀、スパチュラ、ナイフなどを必要とする。

デジタル――
初期費用が高価。PCとソフトウェアと3Dプリンターが必要。
ソフトウェアは各メーカーから自分に合うものを選ぶ必要があるが無料のものもある。
3Dプリンターがなくてもデータを渡せば出力してくれる業者がある。
ペンタブレットがあれば作業がはかどり、なおいい。
ソフトウェアの新バージョンが出るまでそれ以上の費用はあまりかからない。
技術進歩と共に定期的にPCとソフトウェアと3Dプリンターの買い換えが必要になる。
バーチャルリアリティの普及によって「3D触感デバイス」など便利な新ツールがどんどん発売されている。

アナログ→デジタルへの移行を考えているひとへ
作成環境が整ってアプリと機材の扱いさえわかれば、アナログで培った知識とセンスは充分に活かせます。とくに強度面の知識が役に立つでしょう。

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