未来の造型技術について考えてみた。 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

未来の造型技術について考えてみた。

先日歯医者で治療したとき光を当てて当てていることに気づいたので「これは光硬化パテを使っているんだな」とわかりました。いま光硬化樹脂は「UV硬化レジン」として100円ショップでも売ってます。

アナログ造型の世界で作り手に問われることは「どの素材を選ぶか?」くらいしか、もう残っていないのかもしれません。20年前に発売された模型雑誌のムックを見返したら、今使われている技術、素材とほとんど変わらなかったので。素材も工具もマイナーチェンジを繰り返して日々進化しているのですが「大転換」はもうないのかもしれません。

一方デジタル造型の世界は作業ミスをしたら「やり直し」を選択して前の形状に戻すことができる。「この状態で一旦保存」や「世代保存」が可能で自由に途中から再開出来る。拡大と縮小が自在なのでルーペが不要。「ZBrush」といったソフトウェアの登場によって「粘土をこねているような感覚」で3D造型が可能に。その後「3D触感デバイス」で形状が入力デバイスに反映され、手で触れているような感じの入力デバイスも登場。「モーションコントローラー」によるVR内で造型も近年発売されました。
出力は3Dプリンターなのでサイズを自由に選ぶことが可能。

ここからが未来造型の話。
そのうち「モニター不要で粘土そのものをこねている感覚の入力デバイス」が登場するかもしれません。「モニターとデバイスそのものがホログラフで表示され、触れることができる」という入力デバイスはどうでしょう。実際「触れることの出来るホログラフ」というのはすでに発明されています。この技術を利用すればアナログ感覚で素材の固さを自由に選択できる。これによって大まかな形状を造るときはやわらかく、細部を造るときは固めにということも可能でしょう。

あれ?デジタル造型の未来を想像していたらアナログ造型の作り方に戻ってる?

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