テレビ等で専門家と称する医師や科学者らが
いまの大気中の放射線レベルはまったく問題がないとかいっていますがそうではないことを
study2007さんがブログで指摘しています。
わたしもうっかりしていました。

自明のことですが、人体へのリスクの放射線量は累積値(時間の積分値)です。
つまり、どれだけの長い間被爆したかが問題なのです。
報道されている放射線レベルはみな一時間あたりの量です。
ところが被爆している人たちは何日も被ばくしつづけているのです。
一日は24時間ですから、発表量を24倍しなければいけません。
10日でしたら240倍、これから100日滞在すれば2400倍です。
このことを指摘している人はstudy2007以外だれもいません。

見方を変えてみよう。
日本人が年間どれくらいの累積放射線量をあびているか?
3750マイクロシーベルト/年だという。
これを一時間あたりに換算すると
3750/(365*24)=0.42 マイクロシーベルト/時
となる。
これはレントゲン撮影や、CT画像や、ジェット機での被曝も含んだ量だ。
これらの被曝は好ましいものではなく、嫌だが仕方のないものだ。
実際に、英国の医学専門誌のランセットでは日本人は画像診断で必要以上の
放射線を浴びせていてそのためにがんのリスクが増えているという。

有名司会者のみのもんたさんなども
専門家のいっていることを、うのみにして、片棒をかついだ結果になっています。
市民に影響をあたえる立場の皆さん、どうぞ、発言をただしてください。

これは自分のあたまで考えればすぐわかることですがみなうっかりしています。