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病歴、現在の症状
・2007年3月:転移性肺癌ステージIV確定診断
・2007年4月:カルボプラチン+タキソール 7コースによる抗癌剤治療開始
・2007年9月:寛解判定
・2007年10月:胸骨・縦隔部局所再発
・2007年12月:重粒子線治療実施
・2008年2月:左肺下葉局所再発TS-1による抗癌剤治療テスト
・2008年4月:左肺下葉に重粒子線治療実施
・2008年5月:右仙骨・腸骨に骨転移・再発
・2008年6月:ジェムザール+シスプラチン 4コースによる抗癌剤治療実施
・2008年10月:骨転移に対する重粒子治療実施
  現在    経過観察
、及び疼痛制御の緩和治療実施中。

これまでの治療経過と今後予想される展開
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ-sc20081218

※添付の画像・動画は「クリック」すると拡大・再生できます。

twitterはこちら(ブログ以上に失礼な内容ですが、、、)
http://twitter.com/#!/study2007


福島第一原発被災状況(朝日新聞HP 3月18日から転載)

転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ

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ユーリ・バンダジェフスキー氏によるセシウムの臓器集積に関する研究と食品の基準値

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2011-12-22 22:33:57
食品に含まれる放射性物質の基準値が50~100Bq/kgに変更されるとのことですが、
個人的には全く論外だと考えます。食品と一緒に摂取されたセシウムが体内臓器
にどの様に集積するか?ベラルーシの報告例をまとめてみます。

チェルノブイリは旧ソ連で起きましたし原発という国際的な公害問題でもあります。殆どの調査・研究には政治的な意味合いが折り込まれていると想像しますが、独裁政権に抗し地位も身の危険もいとわず発表された声明は取りあえず傾聴すべきかも知れません。

①まず、毎日セシウムを食べる事による体内の蓄積度合いを再掲します。
 排泄が遅い為、大人が毎日20Bq食べると全身で3000Bqを越える蓄積が予想されます。
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②仮に体重60kgであれば全身平均では50Bq/kgですが、セシウムは筋肉に溜まりやすい
 と言われています。チェルノブイリ事故後のオーストリアで検屍的に解剖測定し、
 筋肉は全身平均の1.7倍ほど集積しているとの報告もあります。
 (茨城や栃木と同程度の汚染地域ですが1日平均20Bq程度食べてしまっていた様です)
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ゴメリ医科大のバンダジェフスキー氏のグループは汚染度の高い地域で解剖病理的に
 調査を行い臓器集積を詳しく調査しています。オーストリアとの比較から恐らく1日
 100Bq程度を食べてしまっている地域の様に見えます。
 ・「小児の臓器におけるセシウム137の慢性的な取り込み」(英文)
 ・「study2007による同論文の日本語訳」(和文)
 また子供は大人の2~3倍の臓器集積との事です。
 放射線の感受性も子供は3~5倍高いという推定もありますので、
 量×感受性で考えると「子供は大人の1/10以下」を目指すべきと考えます。
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④また生後6ヶ月までの乳幼児の場合、子供の平均と比べても更に数倍の臓器集積が
 認められるとの事です。胎盤は母体からのセシウムを取り除く役割もある様ですが、
 胎盤への集積が100Bq/kgを越えると胎児も影響を受ける可能性があると言及しています。
 (胎盤への集積が全身平均の2倍と考えると妊婦さんの1日平均20Bqの摂取で達します。)
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⑤バンダジェフスキー氏のグループは事故直後の大量被爆がその後の慢性被ばくに影響した
 可能性にも言及しています。1997年時点で10歳以下(つまり大量被ばくしてないグループ)
 と子供全体の平均を比較することで、甲状腺の慢性被ばくが高いこと、逆に心筋などへの
 集積は下がることなどがデータから示唆されます。
 これは初期の大量被ばくで甲状腺機能が低下した恐れがあることや、逆に心筋の長期慢性
 被ばくを助長した可能性などを示唆しており、極めて重要なデータだと考えます。
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いずれにせよ、臓器集積を考えると1日あたりの摂取量が100Bqなどというのは論外で、
大人でもその1/10(つまり1日あたり10Bq程度)以下を達成すべきと思います。特に、
子供や妊娠可能性のある女性はさらに1/10(つまり1日1Bq以下)を目標に据えるべきと
思われます。また、この水準はチェルノブイリ膀胱炎の時の見積と殆ど同じです。

治療経過 2011年12月16日総合判定

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2011-12-16 22:25:53
2011年12月16日外来:

総合判定 study様

「放射線治療患部は著名に縮小、PETでのFDG集積も無し。他転移を疑う所見なし。引き続き経過観察とする。以上」だそうです。

画像上何度目かの寛解状態に入りましたが、あくまでも折り返し地点との認識です。
以上ご報告まで。

study2007

群馬大学教育学部 早川由紀夫教授への訓告について

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2011-12-07 22:47:05
原発からの放射能の拡がりをマップにまとめるなど、震災後多くの国民の
安全と利益に寄与されてこられた群馬大 早川教授に本日、学長名で「訓告」
が申し渡されたそうです。
http://togetter.com/li/224486
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<参考:早川由紀夫ブログ>
http://kipuka.blog70.fc2.com/

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国立大学法人群馬大学の教職員就業規則
  46条「訓告 非違の行為を犯した教職員又はその監督者で懲戒に該当するに
      いたらないものに対して,注意を喚起し,訓告,厳重注意又は注意を
      行うことができる。」に該当するとのことです。

  法律的根拠のある「懲戒」と異なり、訓告や厳重注意は正式な賞罰には
  あたりませんが、公務員や教員は謹んで承らわなければならない事と考えます。

②ただし今回の場合、事前の口頭注意では「不適切で」「配慮を欠いた」「表現」
  が挙げられたそうですので、その基準は曖昧です。また曖昧であるが故に
  学長なり学部長の「受け止め方」次第で「訓告」を
 発することはやむを得ないことと思われます。

  (※法的意義を持つ懲戒処分以上の措置は恐らく行えないだろうと思いますが、、)

③これに対し震災後、多くの大学職員や専門家がメディアやネットで
  「メルトダウンは起きない」、「高線量に驚くことはない」などと危険を
  増大させる言説を流布したことは勿論はるかに大きな問題です。が、
  「頭が悪いこと」や「頭が弱い事」は評価の対象にはなっても
  懲戒にはあたらない事になっていますので、

  これらと対比することはできません。


④これらの状況を鑑み、群馬大学長と教育学部長、及び早川教授に宛てて
 以下のような手紙を送ることにしました。早川先生をご支援下さる
 方には協力頂けますと幸いです。
 (宛先→〒371-8510 前橋市荒牧町4-2 群馬大学 教育学部長 など
  教育学部メール:web@edu.gunma-u.ac.jp)

ーーーーーーーーーーー<以下、手紙の本文>ーーーーーーーーーーーーーー

国立大学法人群馬大学  学長     高田邦昭  殿
                  教育学部長  小池啓一  殿
                  教育学部教授 早川由紀夫 殿

                   嘆願書

 貴大学教育学部 早川由紀夫教授におかれましては去る3月11日の東日本大震災に端を発した福島第一原発事故につきまして、極めて早期の段階から有益な情報をインターネット上のブログやツイッターで公開して下さいました。

行政やメディア、更にはネット上の専門家と称する人物などによる不確実で実効性の乏しい情報ばかりが溢れるなか、放射性物質の拡がりを記した広範な地図(通称早川マップ)を作成するなど一貫して的確かつ平易な表現で情報発信されつづけました。茨城県在住の私を含め、広く国民の利益に供したものと確信致します。ここに謹んで感謝の意を申し添えたいと存じます。

一方、未曾有の原発災害に対し、防災の専門家としての早川先生の強い表現を不快に感じた方も居たかもしれませんが、原発の隣県で災害に向き合った私ども家族にとっては先生の現実的な御言葉はむしろ大きな支えにもなりました。

つきましては国民の利益に寄与するという国立大学法人の目的に照らし、早川先生の御研究・教育、更には貴重な社会活動を群馬大学として今後とも支援・支持して頂きたく嘆願申し上げます。

                        平成23年12月8日
                        〒茨城県△△ー△△
                            ○○○○←所属
                            ××××←実名

ーーーーーーーーーーーーーー<以上、本文>ーーーーーーーーーーーーーーーー

福島第一原発事故 米国DOEのデータから見たストロンチウムの拡散について(12月5日現在)

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2011-12-05 20:04:29
「横浜のマンションの屋上でストロンチウムが検出された」件を以前まとめました。
「原発事故によるストロンチウムの拡がりと農作物への影響の推定(10月15日現在)」
http://ameblo.jp/study2007/entry-11048850819.html


・ストロンチウムはセシウムと比べておよそ1%の濃度で原発から放出されました。
・福島県内の土壌からはおよそ0.5%前後検出されています。
・農産物への移行や体内の吸収を考慮すると仮に1%の濃度でも問題なので、
 飛散範囲が懸念される。という内容でした。

もしも0.5%の水準のストロンチウムが横浜まで飛散しているなら、
農産物をより広範に調べる必要があるので重要なことと考えました。

その後文部科学省が追試験を行い、東京、横浜のストロンチウムは
「セシウムに対して濃度0.01%程度以下、原発と関連性は薄い」と発表しました。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201111240578.html

それに対し横浜の測定を行った同位体研究所が反論し、まだ決着はついていません。
http://www.radio-isotope.jp/tech/Sr_test_review.html
同位体研究所の説明も信頼性がある様に思われますし、一度舞い上がった
ストロンチウムが「運ばれない」機構を考えないと文科省の数値は低すぎます。

①ストロンチウムのセシウムに対する「運ばれやすさ」は噴出のされ方などによると
 思われますが良くわかりません。とりあえずの比較ですが、
・原水爆実験の場合、相対的な運ばれやすさは同程度、
・チェルノブイリの場合、1/10程度だった、様に見えます。
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 チェルノブイリよりも飛散しにくかったかも知れませんが、圧倒的に近距離な
 今回のケースで相対的に1/10以下になるかどうか?が重要なポイントと考えます。
 少なくとも「福島県内では同等から1/10の間だった」わけですから、、。

②これまで福島県外のストロンチウム比を考えるデータがなく、大気輸送は
 判らないままでしたが、最近になってネット上で米国DOEのダスト測定が
 話題になり、目に留まりました。赤坂の米国大使館、福生市の横田基地を含む
 3月21日、22日、23日の比較が可能になりました。

 ・空間線量
  http://explore.data.gov/Geography-and-Environment/US-DOE-NNSA-Response-to-2011-Fukushima-Incident-Fi/kxp6-xc7d


 ・ダストサンプリング
  http://explore.data.gov/Geography-and-Environment/US-DOE-NNSA-Response-to-2011-Fukushima-Incident-Ra/u9mw-zn8r


 ・土壌サンプリング
  http://explore.data.gov/Geography-and-Environment/US-DOE-NNSA-Response-to-2011-Fukushima-Incident-Ra/77xc-yjwj

  です。

 ・緯度、経度からデータを地図上にプロットしてくれた@xryos_kxさんのページはこちら
  http://xryoskx.web.fc2.com/nnsa/field_sample_air_results.html

③Sr90とCs137の比率を評価できそうなデータをプロットしました。
 福島県内の濃度比や、世田谷での都のセシウム測定とおおよそ
 整合性がとれ、かつ、200km以遠の2地点では0.1%程度の比率しかありません。
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 DOEのデータでは欠損してますが東京・神奈川は3月15日の(恐らく2号機が主?)
 飛散があり、そのストロンチウム比はこれより少ないことが予想されますので、
 東京、横浜のSr90/Cs137比は0.01%~0.1%程度という事も有り得そうです。

 つまりCs137が1万Bq/kgのホットスポットでもSr90は数Bq/kg以下と予想され、
 文科省(日本分析センター)の測定はそれほど外れてないかもしれません。


引き続き情報が入れば検討してゆきます。

福島第一原発事故 航空機による広域モニタリングと再飛散(浮遊)について

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2011-11-12 10:28:32
文科省による航空機モニタリングが更新されました。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/11/1910_111112.pdf

(地質によるもともとの放射線をさっ引いた補正をしたそうです。)

また群馬大の早川由起夫教授がゴミ焼却所の焼却灰マップを公表しました。
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-439.html

(フィルターがあるのでそのまま拡散するワケではありませんが目安になります)
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①これまでに降り積もった放射性セシウムが風などでどの程度巻き上がるか
 概算しました。今朝も再飛散の調査について報道がありました。
 (測定条件は分かりませんが、私の予想より1ケタ程度小さめにはなっています)
 http://www.asahi.com/national/update/1111/TKY201111110521.html
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 (※1)再飛散係数など:http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/02-02_hattori.pdf
 (※2)(ヨウ素ですが)沈着速度など:http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/hibakubun/hibakubun022/siryo4.pdf

②福島県(福島市?)でも再飛散が疑われるセシウムの降下が観測されています。
 また10月25日の様に気象からだけでは説明できない降下もありそうです。
 (近県は「不検出」となっていますが検出感度を下回っているだけですので、
 「無い」という評価ではありません。)
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③モニタリングで色が付いてる地域、およびその近隣においては、風の強い日や
 長時間外出する時は(違和感の少ない時期でもありますし)マスクが推奨されます。
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NHK情報番組あさイチ10月17日放送の「食卓まるごと調査」について

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2011-10-17 21:49:00
結論から言うと
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/10/17/01.html
(1)測定(特に下限値)については少し判らない点がありました。

(2)測定結果は(恐らくですが)特に新しい知見があるとは感じませんでした。

(3)番組の主旨は内部被曝のリスクを根拠無く過小評価しており適切ではないと感じました。


以下に理由を書きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<測定に関する疑問点>
・測定に使ったサンプルの重量は?
 (検出限界の0.3Bq/kgを「測れる」と放送した様ですがそれは正しいですか?)

・水分の除去は?、調理法の違いは?、地元産(新米)のおよその割合は?
 (他地域との比較として適切ですか?)

・なぜ福島市でなく郡山市ですか?伊達市や南相馬市で無く須賀川ですか?


をNHKに電話して聞いてみましたが、
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
「放送の内容以外については回答しかねますが、メール、FAX、お手紙で御意見として
 頂ければ、担当者の判断で回答する場合もあります」
との事でしたので、以下に私の想像の範囲で番組の内容を追ってみます。


①福島市や伊達市でなく、郡山や(地下水に染みこむのはまだ先なので)須賀川以下では
 農産物は概ね10~100Bq/kgの範囲に入ると予想されます。(新米の比率によりますが)
 平均的に20Bq/kg程度と仮定し、調理でさらに半減すると想定します。
 http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i20#17
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ

 更にサンプル容器に採取する時に水分を切ると汁に溶け出すセシウムは除去されます。
 郡山より低い地域を選べば、全国殆どの地域で5Bq/kg程度以下のサンプルになると
 思われます。(汚染食材が選択的に集中する給食や外食産業は恐らくもっと悪いですが)


②首都大に聞いてみないと判りませんが、番組では恐らく直径5cm×高さ5cmの
 小さい方のサンプル容器を使っていたようでした。ゲルマでの標準的な測定精度は
 下記の程度。この7ヶ月間の「測れvsイヤ測れない」の議論はおおよそこの水準
 でなされてきたと思います。
 http://www.kankyo-hoshano.go.jp/series/lib/No24.pdf
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ

 性能や条件によりますが「定量できる」下限としては一時間の測定で10Bq/kgの程度で、
 二時間に延長しても核種あたり7Bq/kg程度。例えば福島県のコメの検査はこの程度で
 行われているものと想像します。(8時間測定でも3.5Bq/kg程度という感じ?)

④あさいちのデータの詳細も公開されています。首都大では二時間測定で3~5Bq/kgの
 「定量(検出限界はその10分の1)」までは頑張っているとの主張ですが、例えば、
 4.5±0.5[Bq/kg]の場合は検出限界以下と評価し「0(ゼロ)Bq/kg」と表示している
 様に見えます。(逆に4.0±0.3[Bq/kg]の場合は「定量」されます。)
 http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/10/17/images/04.pdf

つまり
・サンプル場所や測定手法を選び、
・あえて24時間測定をせずに定量限界をそこそこなレベルに設定すれば、
見たくないものを見ずにすむ「ヤミ鍋方式」の特徴が顕著に出ていると考えます。


今回の番組で私が確認できたのは、
・調理法によっては恐らく有意に(言われている様に半減か、もしかするとそれ以上)
 セシウムを除去できる可能性があることを示唆していること、

・汚染食材は着実に拡がりつつあり、
 「関東~東北の1000万人×10[Bq/日]」の汚染から、
 「流通を通じ、全国1億人×1[Bq/日]」の状態になりつつある懸念を感じました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、測定自体は番組を見なくてもだいたいの顛末が予想できましたが、

・サンプル数が少ないとは言え、郡山と須賀川はちょっと低い感じがする。のと、

・東京で気を使って食材を選ぶ主婦を、
 「神経質で思慮が足らず、ムダに騒ぎ立てる風評被害の温床である」かの様な、
 番組の流れになっていることは不適切だったと感じます。


・また「原発事故前の日常食中のセシウム量は?」という視聴者への回答は
 不正確だったと思いますので、水準調査の結果を添付しておきます。
 http://www.kankyo-hoshano.go.jp/08/soukatsu_lib/h20_suijun.pdf
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原発事故によるストロンチウムの拡がりと農作物への影響の推定(10月15日現在)

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2011-10-15 21:46:31
①横浜市の調査で側溝やマンション屋上の堆積泥から原発由来のストロンチウムが検出されました。
下記資料は横浜在住の一般の方が民間の検査会社に依頼した屋上の泥の検査報告書です。
(報告書ではSr90となっていますが分析法から考えて恐らくSr89とSr90の合算だと
 思われます。また両者の比率は10月現在およそ1:1と推定されます)
http://www.radio-isotope.jp/tech/Tech_Sr_remark.html
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同じ泥を横浜市でも調査しました。フリージャーナリストの岩上氏によると
「セシウムが、10万5600Bq/kg検出されたサンプルからは、ストロンチウムが236Bq/kg検出された。」
との事です。

②さらに、横浜アリーナ付近と市内の道路側溝の調査でも下記資料の様にストロンチウムが
 検出されています。
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これらのサンプルは雨水などにより周辺から泥が集まった場所から採取されました。
値が高いのはいろいろな条件により増幅されたからですが、問題はセシウムとの比です。

③保安院が6月に解析を行った1~3号機のストロンチウムとセシウムの大気への放出比と
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/20110606-1nisa.pdf
今回の横浜市の測定結果と比べました。Sr89は半減期50日ですので減衰を考慮しています。
横浜市が行ったマンション屋上のデータはセシウム合計しか情報がありませんので、
周辺のセシウム134と137の比率からCs137は全体の約54%と仮定しています。
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④Sr(89+90)/Cs137比が小さい事と(格納容器が破損した)2号機が「だだ漏れ」な事から、
 ・横浜のストロンチウムも2号機由来で、
 ・セシウム比が素直に0.5%程度の範囲が遠方の横浜まで拡がってる。
 とも考えられます。その場合「どこでも0.5%」ですし、まだマシだとも言えます。
 が、横浜の検出値は逆にストロンチウムの比率が低すぎる様にも感じます。

⑤つまり3号機の影響がなさ過ぎる?様に見えます。これは「良い事」でしょうか?
 関東地方(特に横浜)は3月15日と21日の降下が主成分なはずです。
 定時降下物のモニタリング(平成23年3月)
 http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/03/index.html

 原研WSPEEDIによる降下物の概況
 http://nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf
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しかも保安院の放出核種比の解析は3月18日頃までの試算であり、
21日の放出比がどうだったのか?はイマイチ判りません。が、
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⑥炉心パラメータから考えても21日の降下物には3号機の混入が考えられます。
 圧力容器は表示上100気圧を超える値を出し、温度も400℃を超えています。
 「東北地方太平洋沖地震発生当時の福島第一原子力発電所プラントデータについて」
 における操作実績の訂正について
 http://www.nisa.meti.go.jp/oshirase/2011/06/230613-2-1.pdf

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 2号機がだだ漏れな事はその段階でも変わりませんので平均的には1.6%ぐらいの
 「白こしょう」ぐらいかもしれません。が、それに21日の三号機由来の「黒こしょう」
 が10%でも含まれれば東京~横浜方面では2~3%はあってもおかしくありません。
 http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-430.html
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⑦遠方まで移動する過程がセシウムと違うのか?、
 化合物の水への溶け具合に差があるのか?
 もしくはホコリや泥へ吸着する度合いが違うのか?
 それとも3号機からの放出割合が変わったのか?
 いろいろと判りませんが横浜ぐらいまで移動する間にストロンチウムが減っていたすれば、
 逆に茨城県ぐらいの近距離では横浜よりも黒こしょうの比率が高い可能性があります。

 ストロンチウムの農作物への移行はセシウムの2~10倍くらい高いとされています。
 http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo1.pdf
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⑧さらに食べ物から摂取した場合の内部被曝の程度はICRPの試算で少年で6倍、
 乳児で10倍(成人で2倍~表のCs137の成人の値は書き間違いですが)です。
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r98520000015cfn.pdf
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例えば横浜よりも原発に近い地域の
「土壌」にセシウムの2%のベクレル量のストロンチウムが含まれると
「野菜」にセシウムの20%のストロンチウムが入る可能性があり、
「内部被曝」は大人で40%~少年で120%という計算になります。


セシウム飛散が多かった、福島、宮城、茨城、栃木、群馬、、などの
土壌および農産物のストロンチウム測定が(サンプル調査であっても)
必要ですが、当面は避けるしか無いと思われます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<参考>

福島県内における6月採取の文科省調査でも
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_0930.pdf

・セシウム137 に対するストロンチウム89 の沈着量の比率
 5.6×10-4~1.9×10-1(平均:9.8×10-3)
・セシウム137 に対するストロンチウム90 の沈着量の比率の状況
 1.6×10-4~5.8×10-2(平均:2.6×10-3)

とばらつきがあり、平均的には1%以下のオーダーながら、高い地点では5%程度と
高い比率が観測されている。3月21日に降下が多かった茨城ー東京ー千葉方面
は特に注意が必要と思われます。(黒こしょうによっては有り得るレベル)

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福島県産米の予備調査結果(9月19日公表分)のまとめ

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2011-09-20 07:59:21
福島県産米の予備調査のデータが出そろいましたのでとりあえずまとめました。
内容を考えるのは明後日以降にしたいと思いますが、とりあえずのメモです。
東北農政局(平成21年~22年調査分)
http://www.maff.go.jp/tohoku/stinfo/toukei/nenpo/57_hukusima.html

今のところ
・測定点数は出荷量よらず概ね1市町村あたり5点となっており、かつ、汚染の
 少なそうな喜多方、いわき、田村が相対的に多くなっています。反対に土壌汚染が
 深刻な地域は測定が無いのか?公表しないのか?とにかく発表されていません

・検出限界も核種あたり5~10[Bq/kg]とのことですが実質的には7Bq/kg程度の様に見えます。
 移行係数を考えると、多数が入るように設定された「限界」のはずですが、それでも
 かなりの地点でセシウムが「検出」されました。

・今年の出荷がどうなのか判りませんが、高汚染地域の調査も行ったのであるなら浪江や
 飯舘も含め公表すべきですし、特に南相馬は生産量も多いので気になるところです。
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要するに
1)検出限界を予め高めに設定し、尚かつ汚染度の低い地域のデータと
   混ぜることで米への移行が少なかった様にミスリードしているものの、

(2)実際は予想外に高い米への移行が中通り~浜通りの広範囲で確認された。
   ということだろうと思います。

福島県産米の予備調査結果(9月15日公表分まで)と早川マップによる比較

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2011-09-16 23:08:22
福島県産米の出荷時本調査に先立ち行われた「予備調査」の結果が
公表されています。9月15日分までをまとめてみました。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=25324
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・NDの基準値は明確ではないですが、一応Cs134、Cs137のどちらかが検出された場合、
 相方は5[Bq/kg]程度と仮定しました。「それくらいはあるだろう」という推定です

・また検査に用いた米を栽培した土壌の汚染度は公表されていない様でしたので、
 福島県内の別の土壌分析から同地区の代表的な水田の測定値を使いました。
 http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/110830.htm

・ですので土壌汚染と栽培された米の汚染度の比例関係が無いのは当然かも知れないのですが、
 ①移行係数はかなりばらつく様に見えること、と、
 ②国見、相馬、二本松、浅川、棚倉など、土壌汚染から見てそれほどで無い地域でも
  50~100[Bq/kg]といった高い値が出ること、が判りました。


・第3次航空機モニタリングと土壌汚染の測定結果
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/017/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/09/02/1310688_2
 に私からみて「かなり予想外だった」地域を示します。

これまでの公表値を見る限り、会津など「割と大丈夫そう」な地域を選んでいる
傾向がありそうですが(Cs134と137のどちらも不検出の地点が約80%)、
初年度ということもあるせいか?想定より汚染が強い可能性があります。

米と土壌の測定を個別に行っている?事と、検出限界を高めに設定している事、
がネックになり正しい移行係数を求めるのが困難になっています。

測定の目的と意味を熟考し有意義なデータの取得が望まれます。

ーーーーーーーーーーーーー<9月17日追記>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国や自治体の離散的なデータに加え、米の汚染度を早川マップと見比べました。
(四改訂版2011年9月11日:群馬大学早川由起夫教授
 http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-418.html)

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・国見、伊達、二本松、相馬あたりについては、やはり農業用水の流域等考えると、
 ある程度高い値が出ても不思議ではないことがイメージとして判りやすいです。

・ただ、白河ーいわきの間にある「棚倉」の検出値は「比較的助かった土壌と水源」の割に
 は、やはり予想よりも高めだったと感じます。逆に言えば同定度の汚染地域では(新潟、
 群馬等、宮城、栃木、山形、千葉、茨城など)どこでも同じくらいのレベルの放射性物質が
 米に移行している可能性がある、という事かも知れません。

福島第一原発事故 予想される土壌汚染の推移と除染と移住の区分けについて

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2011-09-12 22:55:21
東大の児玉龍彦先生は「徹底して除染」とのお教えですが、
私は「場所によっては除染は難しく、移住を優先せざるを得ない」と思っています。
その理由を記載してみます。

①ベラルーシの農地利用禁止基準55万5千Bq/m^2は1つの参考になります。
 農地なので換算係数を100とすると5000Bq/kgであり、農作物への移行係数を1%
 と思えば、おおよそ50Bq/kgの(現地の)食品基準を満たすことが期待されます。

 ただ日本では(混ぜて薄めればともかく単独で売るには)恐らく10~20Bq/kg以下
 が現実的には許容されるレベルで、最終的にその辺りに落ち着くと予想します。
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 とすると図の6万Bq以上の地域(濃い青)~10万Bq以上の地域(中くらいの青)が
 混在する地域がボーダーラインになると思われます。Cs134も合わせると今後数年は
 10万~20万Bq/m^2の土壌汚染。農作物は10~20Bq/kgの地域ということになります。
 これ以上の地域では農作物を出荷して経済を維持するのは難しいと思われます。


 ただし福島から郡山の新幹線・高速道路ルートは農業以外の経済活動もあり、除染を
 考えるべき地域かも知れません。費用は(児玉先生のカドミウム汚染の例を引用すれば)
 青の楕円内だけで100兆円規模かも知れません。これは農業地域では難しいと思います。

 仮に100兆円を50年で原価償却すると無金利でも年間2兆円です。福島全県の農業出荷額
 が0.1兆円/年のオーダーなので、それが20.1兆円になるという事です。100円で売ってた
 モノを2万100円で売る計算になります。それも「20Bq/kgの汚染を心配しながら」です。

 児玉先生に比べればはるかに卑しい考え方ですし、単純な比較はできませんが、
 100兆円というのは福島の全県民200万人に均等に配っても1人5千万円です。家族4人に
 2億円支給すれば充分に生活を再建できますし、街全体を再建することも可能な予算です。


(勿論、子供や妊娠可能な女性は避難権利を有する区域だとは思いますが)福島ー郡山の
 除染を考えるもう一つの要素として3~4年の間に土壌表面の汚染は10%から20%程度に急速
 に低下するのでは?という期待もあります。


 斑目委員長ら諸先生方が(8月24日の第64回原子力委員会で14:00から14:15までの
 たった15分間の会議で)納得した土壌汚染の減衰カーブは大気核実験の頃の国内調査を
 重視していて(現在と比べればですが)非常に微量の汚染、それも蓄積量に比べ有意な量の
 「注ぎ足しアリ」のデータです。実際の地下や周辺への移行を遅く評価していると考えます。
 ・第64回 原子力安全委員会「、、将来の空間線量率の予測について」
 http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan064/siryo1-1.pdf

 ・わが国の米、小麦および土壌におけるSr90とCs137濃度の長期モニタリングと変動解析
 http://www.affrc.go.jp/agrolib/RN/0000096962.pdf

 ・チェルノブイリ事故による環境の放射性汚染
 http://www.enup2.jp/newpage31.html

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 チェルノブイリの例も放射性物質は地下に潜ったり拡散しただけで「無くなった」わけでは
 ないのですが農作物への移行という意味では初期には急速に低下。その後は周囲や地下
 からの循環がバランスし?殆ど一定な状態が続くというモデルを示唆しています。


 つまり福島ー郡山ラインの農地は2~3年様子を見ながら生産を続けることで、
 現在の1/10程度までは(殆ど自然に)汚染レベルが下がる可能性があると期待します。


 理想的には多くが降り注いだ今年は耕作をせず、徹底して放射性物質を取り除く事に集中
 すれば将来的な平衡レベルはもっと下げられたかも知れませんが、現実的にはムリでした。

 とはいえもしも数年後に農作物が1~2Bq/kgのレベルで安定すれば検査と流通を誤魔化さず、
 正直な処置(汚染されていない作物と混ぜるなど)をする事で農地としての利用も可能性が
 あると考えます。つまり生活圏を含めた除染を検討しうる地域だと思います。


③問題は赤のカーブで囲った南相馬を含む「高汚染地域」の近隣です。例えば南相馬市は
 人口7万人に対し農業人口2万人です。これから観光や(補助金は無かったとはいえ)
 原発関連の就労、消費が無くなるとすると、もし「除染補助金」で暮らすので無いとすれ
 ばかなり厳しいと思われます。理由は「汚染地域に近すぎる」からです。
 1例として水系を考えます。上流域の殆どは飯舘村を含む超高汚染地域に含まれます。
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④南相馬の農地も運良く3年後に10%に低下したと仮定して、その時点の循環を考えます。
 上流域は手のつけようが無い山間部が主です。表層からは沈降しても、浸みだしに寄与
 する成分として半分は残るかもしれない?と想定してみます。
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 これからの3年に加えそれ以降も巨費を投じ続け、数m以上深いところまでの除染を
 継続したとしても高汚染地帯からの水系を通じた移行が0.1%でもあれば、減少どころか
 増える可能性すらある。そういう地域なのだと思います。

 (南相馬市の土地利用割合は以下の資料を参考にしました
  http://www.city.minamisoma.lg.jp/mpsdata/web/3012/2syou.pdf)
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 もともと地下水利用に頼り、地盤沈下が問題になった地域です。ダムや溜め池事業でやっと
 維持してきた農域の水が今回汚染されました。チェルノブイリでは地下水への浸透は少な
 かった様ですが、多雨であることや地層構造によっては地下水汚染は今後数十年から
 数百年のオーダーで続く恐れがあります。
 (環境省 全国地盤環境情報ディレクトリ
  http://www.env.go.jp/water/jiban/dir_h21/07fukushima/haramachi/detail.html)


 高汚染地域の周辺が除染し得るのかどうか?は困難な問題だと思います。その理由は
 経済的にも技術的にも不可能に近いからだと思います。除染か?移住か?はいつかは
 決断しなければならない問題だと思いますし、その決心は早ければ早い程ダメージは
 少ないと考えます。除染を優先するならするでそれなりの根拠とメドは示すべきだろう
 と考えます。

 ※捕捉:「まず測定ありき」という意見も正しいのですが、河川を経由した汚染移行
     の程度を判断する為には、それなりの測定精度が必要な様です。

     最低でも1Bq/kgの検出感度が必要なことと、泥をどれくらい含むかによって
     セシウムの汚染度はかなり違うと思います。水質の濁り具合の基準も定め
     何水準かのサンプルを採取する必要がありそうです。
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