デイリー新潮さんの取材を受けコメントしました。

 

テーマは、

記者を「あんた」呼ばわりする男 麻生財務相は、なぜ人を不快にさせるのか

 

麻生財務相の数々の失言や

物言いがなぜ不評を買うのかを分析しました。

 

おそらく、麻生さんはじめ

失言で辞任していった数々のおじさん大臣たちも

悪気なく、記者を「あなた」や「あんた」呼ばわりしているのではないでしょうか。

 

 

それは、多くの組織が年功序列で

上意下達が当たり前だった

昭和のパラダイムから脱却できていないからだと思います。

 

しかし、時代は彼らおじさんたちのいる世界から

どんどん変化し、まったく違うパラダイムの現代があります。

 

2000年代に入ると、日本の職場環境でも「ダイバーシティ(多様性)」が高まり、

日本を代表するリーディングカンパニーであっても

「年功序列によるヒエラルキーを背負う正社員」だけで

仕事をすることは少なくなってきました。

 

年下の上司が、年上の部下を『あなた』や『君』と呼べばカチンとくるでしょう。

派遣社員や業務委託の方々も同じ職場で働く仲間ですが、

直接の雇用主は違います。

対等なパートナーですから、いくら課長が“人生の先輩”だとしても、

『あなた』や『君』と呼びかければ、

これも相当の人が違和感を覚えるようになってきたということだと僕は考えています。

こうした流れを背景に、少なからぬ有権者が

麻生大臣の2人称に引っかかるようになってきたと感じます。

 

つまり、麻生さんは無意識の固定観念を超えられず、

古い昭和型パラダイムのまま、出入りの記者に対応しており、

それが編集されデフォルメされて放送されると、

余計に一般大衆の感覚とズレてまっているととらえられると思うのです。

 

取材コメントした記事には詳しく書かれなかったのですが、

僕が続きで思うのは、ただ、政治家や官僚など

この国のリーダーたちが変わるのを待っているだけでは芸がないということ。

 

時代の変化や競争の波にさらされている民間企業の中で

トップ以下幹部層が変わる覚悟を持っている企業から

上意下達文化を変え、経営と現場、上司と部下が対等に

尊重しあい、それだけではなく全ての従業員が持ち味を活かしあい

しっかり社会貢献&成長していくことが重要です。

 

それら点と点が連なり合って大きな潮流となり、

社会全体、ひいては

政治家や官僚の皆さんをも動かすバワーになっていくことが肝要だと思います。

 

 

すべては、この国に「人が育つ現場」を取り戻すために。

 

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