最近、私が関心を持っているテーマの一つは
「40代からのキャリア開発」です。

もう少し平たくいうと、40代からの生き方・働き方の見つめ直しです。

私自身がその年代の半ばに至っていることもありますが、
多くの企業内人材育成を支援させていただくなかで、
また、昨年書いた『年上の部下とうまくつきあう9つのルール』

取材を通じても、40代の方々が人生やキャリアについて
悩みを抱えていることを痛感しているからです。

これまで信じていた会社員としての成功パラダイムが
大きく揺らぎ、変容してしまい、就職氷河期をくぐってきた
30代のように市場価値に敏感になって準備もできていない。

そこに、子育てや家族に対する責任ものしかかる。または、
シングルライフを謳歌してきたはずが、将来にふと不安がよぎる。
夢は抱くけど、抱えるものとの天秤で躊躇する毎日。。。

私が大手企業の管理職から
独立を本気で決意したのは40歳でした。

使命と考える人材育成やキャリア教育に自分の人生のすべてを注ぎ込みたい。

でも、ついつい安定した収入と社会的な地位を失うことに大きな恐怖を覚えて

踏ん切りがつけられない。1年近く悶々としました。


そんな自分に喝を入れるため、仲間と鹿児島・知覧特攻平和会館 に旅行し、

60年前の若者たちの特攻を前にした真実の手紙を読みました。

涙が止まりませんでした。


20歳そこそこの若者が、自分のことではなく、

家族や友人、社会や国のことを思い達筆の文字でメッセージを

したためていることに衝撃を受けました。


会社を辞めたといっても、

手紙を書いた若者たちのように命が取られるわけではない。

しかも、自分は当時の若者たちの2倍も生きている。

社会のお役に立つために命を使わなければ、先人に顔向けできない。


やっと決断し、ジャンプできました。


そこから、あっという間にFeelWorks も5期目。
確かに会社員時代にはなかった苦しみもありますが、
一方で何事も他責にできない状況にすがすがしさも感じています。

私の知見や問題意識が、
今まさに人生やキャリアの葛藤の中にいらっしゃる
ミドルの方々のお役に立てるのではないか。そう強く感じています。
前向きに挑戦するミドルが増えれば、続く20代30代も活気づく
はずですし。

そんななか、まだ人数は多くはないでしょうが、

会社員時代の経験をもとに
「人材育成」「キャリア支援」で独立を考えている方向けの
少人数ゼミも開講することを決断しました。

微力ながら、若者はもちろんですが、
まず大人から「はたらく」を
いま一度謳歌できる社会づくりに貢献したいと思います。




サラリーマンから独立した『上司力』第一人者 前川孝雄が直接指導!!
1日完結 「人材育成で独立ゼミ」 <自己確立編>
 
~キャリア支援で食べていく~
3/21、3/24開講




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