昨日は、

弊社人材育成のショールームにて

試練の日本に求められるFeelリーダーシップ セミナーを実施させていただきました。
前川孝雄の"はたらく論"

少人数でのセミナーでしたので、

私たちが考えるこれからのFeelリーダーシップについて

講義をさせていただいたあと、活発な双方向の意見交換をさせていただきました。


「絆とか思いやりとか。

 そういう言葉が会社の経営者や幹部に求められるなんて、

 以前勤めていた大手企業ではまったく語られていませんでした」


「会社組織において、うすうすそうではないかと思っていたことが

 ズバリ仰っていただけてすっきりしました」


などなど。

意識の高い方々からご意見をいただくことができました。


そんな中で印象的だったのが、

人材育成を手がけられるプロの方から、現実的なご意見をいただきました。


「思いと思いやりをもったリーダーシップが必要なのは同感です。

 ただ、現場では「でも」とか「しかし」とか、

 必ず、実践できない理由が山ほど出てきます。


 何より、前川さんの仰るようなまっとうなご意見の研修を企画しても

 なかなか管理職や経営者は興味を示してくれないんですよね。。」


とても、よくわかるご意見です。



実際に、私たちが支援させていただいている

企業経営者や管理職の方々からも、

「でも」とか「しかし」とか言った声が最初は出てきます。


現在、企業・組織のあり方、人材育成のあり方は

大きく変わらなければいけないタイミングに来ています。


そのため、研修などを実施する際は、最初に

 「今日は心の中のスイッチを切り替えてください。

  「どうせ」スイッチをオフにして、

 「どうすれば」スイッチをオンにしましょう」

というルールを提示させていただいてから進めます。


「でも」「しかし」・・・「でもしか」も同じこと。


現場の優秀なリアリスト・分析思考の方々は

もうできない理由をあげるのが、癖になってしまっています。

それは、現状を変えたくない、変わることが怖い、変わることが面倒

という人間の性なのかもしれません。


また、真面目な方ほど、

責任を負う短期的な業績を守ろうとするがゆえに

リスクをしょって変わることは避けようとします。


ただ、パラダイムが大きく変わろうとする今

短期の連続、延長線上に長期はありません。


短期と長期は非連続なのです。


まずは、自社にて

「でもしか禁止」というルールを決めてしまうことで

職場で働く人たちの意識は変わり始めると思います。


固定化した人の思考回路が変わり始めるからです。

それがパラダイムの変化に呼応する組織の源泉となるはずです。


試練の日本企業に求められるFeelリーダーシップセミナー は、

6/16(木)にも開催させていただきます。

このテーマに関心がおありで、ご都合がつかれる方は、

ぜひお申込みの上、人形町までお越しください。

10人までの少人数制ですので、

私たちが考える新しいコンセプトのリーダーシップについて

意見交換をしましょう。




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従業員との心の距離を埋め、人と組織を創る!
試練の日本企業に求められるFeelリーダーシップ

●日 時 : 2011年6月16日(木)14:00~16:00
●講 師 : 前川 孝雄 FeelWorks代表取締役

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