左目の不調 2 (雉虎猫・292)白猫63 | feelsayo 2 

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猫を眺め 猫を被る日々。  
内心 ・・・ です。

2009年6月6日


06:00am過ぎ

空腹を訴え鳴く。

勝手口、居間、など、あちこち回って呼び続けた様子。


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(台所の扉に足跡。2足で立ち、呼んだらしい。)

猫被リ、居間の掃き出し窓を開ける。

雉虎猫、居間で朝食待ち。


06:14am


朝食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g


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完食。

食後、

濡れ縁の縁、角の部分(上)に顔を寄せる。


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においを嗅ぎ、検べる様子。



06:20pm

濡れ縁を飛び降り、2足で立つ。


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台所の壁の角の部分を入念に検べる。


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再び、濡れ縁の縁、角の部分(下)に顔を寄せる。

濡れ縁の下に潜り、検べる。

猫被リの足許に来て、毛繕い。


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濡れ縁付近を歩いては繰り返し猫被リの足許に戻り、擦り寄る。

後、勝手口へ。


猫皿の水。

伽羅の生け垣から通りを伺う。

通りを走る車に驚き、勝手口に戻る。


勝手口の石段と門扉の間を通り、溝板に降りる。

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通りの様子を伺う。

向かいの家(角地)へ。

外出。



06;38am

帰宅。居間の沓脱の上で鳴く。

居間へ。

座布団の上で毛繕い。

後、


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猫被リに擦り寄り、甘える。

居間のドアの前に坐り、振り返る。

(ドアを開けてほしいらしい。)


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猫被リの膝に上がる。



06:50am

台所へ。

三和土に坐る。


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扉が開くと、外を伺う。

が、

引き返し、椅子で香箱。


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撫でられ甘える。



07:17am

二階和室へ。押し入れに入る。


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説得に応じ、出る。


座布団の上で毛繕い。


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眠る。


08:14am

目覚め、鳴く。

階段をゆっくりと降りる。

廊下を通り、台所を通り抜ける。勝手口へ。


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猫皿の水。残り少なかったため、全て飲み切る。


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猫皿の水、追加。

濡れ縁を飛び降り、庭の方へ。

寝室の掃き出し窓から、寝室へ。


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寝室、居間を通り抜け、階段を上がる。


階段をゆっくりと降り、


濡れ縁へ。


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様子見。


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先程の残りの水。



09:00am


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濡れ縁の段ボール箱に入り、丸まる。



09:32am


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寝(濡れ縁、段ボール箱)。


薄曇り。時折日が差す。



2時55分

雉虎猫は目覚め、鳴いた。

猫被リは台所から外へ出た。


雉虎猫は濡れ縁から台所へ走り寄って迎えることをしなかった。


雉虎猫は立ち上がり、濡れ縁の端まで行った。


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雉虎猫は擦り寄って猫被リを迎えた。

雉虎猫の左目は目脂で塞がっていた。


雉虎猫は濡れ縁を飛び降り、伸びをした。

雉虎猫はいつものように自然な動作で濡れ縁を飛び降りることができなかった。

雉虎猫は少し構えて、そっと濡れ縁を飛び降りた。


雉虎猫は浴室用マットで丁寧に爪を砥いだ。


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そして濡れ縁に戻り、毛繕いをした。

雉虎猫はやはり、いつものように何気なく濡れ縁に飛び乗ることができず、

少し構えてから慎重に濡れ縁に跳んだ。


雉虎猫は濡れ縁を慎重に飛び降りた。


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雉虎猫は勝手口に回り、猫皿の水を飲んだ。

雉虎猫は伸びをし、勝手口の階段を降り、様子見をした。


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雉虎猫は反射的に目の前を飛んで行った虫に飛び掛かった。

しかし捕えることはできなかった。


雉虎猫は溝板の端まで行って様子見をした。


雉虎猫は勝手口の階段の方へ引き返した。

そして2つ重ねた殻のプランタの上に乗った。


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雉虎猫はそこで、丁寧に左目を擦った。

雉虎猫の目から目脂の塊が剥がれ落ちた。


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雉虎猫は一瞬、驚いたような顔をした。


猫被リは雉虎猫を抱き上げ、台所に入った。


猫被リは雉虎猫の目を改めて見た。

雉虎猫の左の眼球には異常がないように見えた。

しかし

雉虎猫の瞼の縁は赤く腫れていた。


猫被リは雉虎猫を抱き、和室に運んだ。

猫被リは雉虎猫をキャリアに入れようとした。

雉虎猫はもがき、台所に逃げた。


猫被リは暫くの間、雉虎猫を抱いて坐っていた。

雉虎猫が抱かれるのに飽き、尾の先を振り始めると

猫被リは窓際の椅子に雉虎猫を下した。


雉虎猫は丁寧に毛繕いをいをした。途中、


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物音がすると、雉虎猫は振り返り、音のした方を確かめるように見た。

毛繕いを終えると、雉虎猫は頭を窓の方に向け、香箱を作った。



03:23pm

雉虎猫は猫被リを見上げ、鳴いた。

猫被リは雉虎猫を撫でた。


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雉虎猫は猫被リを見上げた。


暫くすると雉虎猫は再び毛繕いをした。



3時36分


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雉虎猫は眠った。


涼しい午後だった。

空は晴れていた。白い雲がいたるところに浮かんでいた。

日差しは明るく、風は穏やかだった。

静かな風の吹く、涼しい午後だった。



4時

カーテンが風に揺れ雉虎猫の体に当たった。

雉虎猫の体が驚いたように動いた。


雉虎猫はその侭眠り続けた。

猫被リは窓を閉めた。

少しずつ空気が冷えてきたようだった。



4時15分

雉虎猫は猫被リを見上げ、鳴いた。

そして2度続けて欠伸をした。


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雉虎猫は猫被リを見上げ、目を細めた。

撫でてほしい、ということだった。

猫被リは雉虎猫を撫でた。


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雉虎猫は香箱を作り、やがて転寝を始めた。



4時40分

雉虎猫は濡れ縁に移された。


雉虎猫は軽やかに濡れ縁を飛び降りた。

雉虎猫は浴室用マットで爪を砥いだ。


雉虎猫は

いつもの敏捷な動作で隣家との段差(約70cm)を跳び、


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隣家の庭で展転した。

雉虎猫は隣家の庭を裏(アメリ猫の住む家の方)へ歩いた。

傾き始めた陽が雉虎猫の被毛を照らした。


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雉虎猫はふと立ち止まり自宅の庭の方を見た。

そしてその侭

隣家の壁の角を曲がり、奥の方へ歩いて行った。



4時45分

雉虎猫の鳴く声がした。

猫被リは台所の扉を開けた。


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雉虎猫は盆栽の棚の近く(狭い家庭菜園の、柵の前)に坐っていた。

長い影がコンクリートの地面に落ちた。


雉虎猫は猫被リを見上げ


みにゃーん


と鳴き、濡れ縁の方へ歩いた。

途中、雉虎猫は浴室用マットで爪を砥いだ。


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雉虎猫は濡れ縁の横で猫被リを見上げた。

雉虎猫は機敏に濡れ縁に飛び乗り、濡れ縁に坐った。


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雉虎猫は物音に耳を澄まし、気配を感じ取っているようだった。


雉虎猫の動作にはいつものキレが、

雉虎猫の様子にはいつもの生気が戻っていた。

しかし

雉虎猫の左目は元に戻っていなかった。

目脂はまだおさまらず、もとの形にきちんと開いてもいなかった。


雉虎猫は濡れ縁をひらりと飛び降り、

伸びをした(ヨガ猫)。

雉虎猫はひらりと濡れ縁に飛び乗り、

猫被リを見上げた。

雉虎猫は空腹を訴え猫被リを見上げた。


間食:小粒納豆 約10粒


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完食。

食後、


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雉虎猫は濡れ縁を飛び降り、伸びをし、


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また濡れ縁に飛び乗った。

雉虎猫は猫被リを見つめた。


間食:ポーチドエッグ 約1/2個分


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完食。

雉虎猫は猫皿に零れた玉子の黄身を綺麗に舐めた。

食後、雉虎猫は濡れ縁に坐り、

外を見て過ごしていた。



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5時18分

雉虎猫は濡れ縁を飛び降り、通りを横切り

斜向かいの家の階段を駆け上がった。

雉虎猫は塀に飛び乗り、燕を捕えようとした。


鳥は飛び去り、雉虎猫は塀に残った。


「燕はちょっと、むりかも」

と、斜向かいの家の人が雉虎猫を見上げ、微笑んだ。

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雉虎猫は向きを変え、塀の上に蹲った。

雉虎猫は日を浴び、風に吹かれ、寛いだ様子に見えた。



5時25分

猫被リは雉虎猫が蹲る塀の下に立った。

雉虎猫は猫被リに気付いた。

雉虎猫は


みにゃーん


と、


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高く澄んだ声で静かに鳴いた。


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雉虎猫は小走りで塀の上を戻り、

階段を駆け降りた。


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雉虎猫は猫被リに擦り寄った。


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雉虎猫は猫被リと一緒に通りを横切り、

一足先に勝手口に戻った。


猫被リは外の流しに猫皿を取りに行き、

雉虎猫は伴走した。

雉虎猫は濡れ縁に飛び乗り、


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振り返って猫被リを見た。


夕食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g


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完食。


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まだ青い空を、燕が待っていた。



5時40分

雉虎猫は門扉の下を潜り、通りの様子を眺めた。

雉虎猫は気を変え、

門扉の下を潜り、濡れ縁の方に戻った。

雉虎猫は段差(約70cm)を飛び越え、隣家の庭に入った。


雉虎猫は簡単に毛繕いをし、歩き始めた。


壁に立てかれられた古タイヤに蜂の巣があり、

一匹の鉢が止まっていた。


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雉虎猫はそれを眺め、

隣家の壁の角を曲がり、姿を消した。



6時40分


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雉虎猫は斜向かいの家の塀に蹲っていた。

猫被リは塀に近付いた。


雉虎猫は猫被リに気付いた。

雉虎猫は欠伸をした。


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雉虎猫はコンクリートブロック塀の下の外側を覆う、煉瓦塀を見下ろした。


雉虎猫は塀の上で伸びをし、階段の方へ歩いて戻った。


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雉虎猫は塀から階段に飛び降りた。

雉虎猫は階段を駆け下り、猫被リに擦り寄った。


その時、

通りを隔て、白猫が鳴いた。


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白猫は優しい声で、隣家のの前に止められた車の下で鳴いた。

雉虎猫は緊張した様子で猫被リの隣に坐った。


雉虎猫は香箱を作り、そちらの方を見た。

雉虎猫は緊張しているように見えた。


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雉虎猫は斜向かいの家の前に止められた車の下に潜った。


白猫は斜向かいの家の、一つ飛んで隣の家に走って行った。

雉虎猫は車の下から出、猫被リの足許に寄り添った。


雉虎猫は猫被リと一緒に通りを横切った。


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雉虎猫は門扉の下を潜り、勝手口に入った。


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雉虎猫は猫皿の水を飲んだ。



6時52分

雉虎猫は勝手口の階段を駆け下り、

通りを横切って

斜向かいの家の前に止められた車に下に入った。

雉虎猫はそこで、虫か何かを捕食するような仕草をしたように見えた。

雉虎猫は


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車の下で、あちこち眺め、様子を伺っているようだった。


日は既に落ち、西の空に赤い色が残っていた。

靄がかかったような柔らかな色だった。



8時28分

雉虎猫は居間の掃き出し窓の前で鳴いた。

窓が開くと、

雉虎猫は窓枠に手を駆けて居間に上がった。


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雉虎猫は毛繕いをし、


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眠った。



8時49分

ふと顔を上げ、猫被リを見た。

そして

両手両足に軽く力を入れ、伸びをするような格好になった。


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雉虎猫はその侭また、眠った。



9時過ぎ

猫被リは雉虎猫を抱き上げ、簡易温室に移そうとした。

しかし

雉虎猫は途中で腕を飛び降り、逃げ出してしまった。


間もなく、雉虎猫は居間の掃き出し窓の前に戻り、鳴いた。

猫被リは掃き出し窓を開けた。

雉虎猫は素早く居間に入り、その足でTV台の後ろに入って行った。


猫被リが宥めても賺しても

雉虎猫はその狭い暗い場所を出ようとはしなかった。


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そしてその侭眠ってしまった。



午後11時

猫寄セは雉虎猫を簡易温室に移そうとした。

しかし雉虎猫は隣家の方へ走って行ってしまった。







雉虎猫は夜、自宅の庭の箱で眠る気になれないのだろうか。

雉の目の状態は一進一退を繰り返しているようにも見える。

眼球には損傷はなく、

傷ついているのは瞼の縁の部分のように見える。


目脂で目が開かない間、雉虎猫は動きが不自由だった。

目が開くと、いつもの動作ができるようになった。


視力に影響がなくてよかった、と思う。