2009年6月7日
01:40am
居間の沓脱石で鳴く。居間へ。
竜胆(こと家人3)
段ボール箱(居間の壁の隅に置かれたもの)を、居間に持ち込む。
雉虎猫、すかさず飛び込む。
毛繕い(居間、段ボール箱)
眠(居間、段ボール箱)
04:00am
居間の掃き出し窓の前に坐り、鳴く。
虎尾(こと家人・4)窓を開ける。
雉虎猫、外へ。
06:30am
居間の沓脱石の上で鳴く。居間へ。
空腹を訴え、鳴く。
段ボール箱の周りを歩き回り、顔を擦り付ける。
猫被リに擦り寄り、鳴く。
06;47am
段ボール箱に飛び込む。
06:53am
朝食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約45g
完食。
猫皿の水。
勝手口の門扉と石垣の間をすり抜け、溝板に降りる。
様子見。
通りを横切り、向かいの家(角地)へ。
階段を駆け上がり、門柱に飛び乗り、庭に飛び降りる。
07:31am
帰宅。階段を駆け上がり、猫戯ラシの部屋へ。
机に飛び乗る。
猫被リに抱き上げられ、濡れ縁へ。
完食:納豆 5粒
完食。
濡れ縁に坐り、外を見る。
08:06am
濡れ縁を飛び降り、猫被リの膝に飛び乗る。
直ぐ飛び降り、濡れ縁の段ボール箱へ。
毛繕い。
通りを眺める。
眠(濡れ縁、段ボール箱)
09:00am頃
居間の沓脱石の上で鳴く。
濡れ縁に飛び乗る。
濡れ縁を飛び降り、門扉の下から通りを伺う。
開いていた扉から台所へ。
廊下、猫戯ラシの部屋を通り過ぎ、
猫戯ラシの部屋の隣の和室へ。
雉虎猫、窓際に坐り、転寝。
猫被リ、雉虎猫に近付く。
雉虎猫、膝に上がり、寛ぐ。
雉虎猫、猫猫被リと共に仮眠。
09:38am
外へ。
庭を歩き、猫被リに近付き、寄り添う。
09:41am
居間の壁の隅に置かれた段ボール箱に飛び込む。
丸まり、
やがて眠る。
01:33pm
居間の沓脱石の上で鳴く。
発泡スチロール箱に
(簡易温室の横の青い小さなポリバケツの上に置かれたもの)
坐る。
目を閉じ、寛ぐ。
箱のに顔を寄せる(においいを嗅ぐ?顔を擦り付ける?)
毛繕い。
やがて眠る。
02:00pm頃
居間の掃き出し窓に坐り、鳴く。
虎尾、
居間の壁の隅に置かれた段ボール箱の、
向きを変える。
雉虎猫、段ボール箱に入る。
やがて眠る。
02:43pm
寝そべった侭伸び。
寝なおす。
02:56pm
濡れ縁に飛び乗り、台所の方を向いて坐る。
猫被リ、雉虎猫を撫でる。
3時11分
雉虎猫は庭に降り、隣家の方に目を遣り、静かに坐っていた。
雉虎猫は引き返し、
青い小さなポリバケツの上の発泡スチロール箱に入った。
雉虎猫は発泡スチロール箱から、暫し居間の方を眺めた。
午後の陽が雉虎猫の顔に当たっていた。
雉虎猫は左目に紫外線を当て消毒していたのかもしれない。
あるいはただ、
陽に当たり、発泡スチロールの温かさを楽しんでいたのかもしれない。
風が少し冷たくなっていた。
03:28pm
発泡スチロールの箱を出る。
沓脱石の上を通り、居間の壁の隅へ。
寝(居間の壁の隅、段ボール箱)
午後4時45分
雉虎猫は段ボール箱の中で香箱を作り、寝ていた。
段ボール箱はいつも通り、居間の壁の隅、
発泡スチチロール箱の上に置かれていた。
しかし
いつもと逆向きに、
(壁の方ではなく)庭の方を向けて置かれていた。
午後の気温の高い時間、
そこは日陰で風通しがもよく、雉虎猫は手足を伸ばして眠っていた。
4時半を回った頃から、気温が下がり始めた。
雉虎猫は香箱を作った。
4時46分
雉虎猫は人の気配で目覚め、
みゃぁ
と、鳴いた。
猫被リは雉虎猫を煩わせたと思い、箱から離れた。
雉虎猫は再び
みにゃぁ
と、鳴いた。先ほどよりも力強い声だった。
猫被リは雉虎猫に近付き、頭を撫でた。
雉虎猫は目を閉じた。
間もなく、
雉虎猫は箱の中で起き上がり、坐り、簡単に毛繕いをした。
雉虎猫は
箱から左手を伸ばした。
雉虎猫は左足を戻し、箱の下を見た。
雉虎猫は何かを見つけたのかもしれなかった。
雉虎猫は箱の中で立ち上がり、首を伸ばした。
簡単な伸び(ハロウィン猫)といった風な仕草だった。
雉虎猫は箱から右手を出した。
雉虎猫は箱からコンクリートの犬走りに降り、
狭い場所で伸びをした(ヨガ猫)。
雉虎猫は数歩歩き、庭に出た。
雉虎猫は庭の柔らかな土の上で伸びをした(脚のストレッチ)。
雉虎猫はしっかりとした足取りで庭を横切り、
盆栽の棚の前を横切った。
雉虎猫は濡れ縁に飛び乗り、台所の方を向いて坐った。
暫く後
雉虎猫は濡れ縁の端に坐り、通りを見た。
雉虎猫は長い午睡の後の時間を
寛いで過ごしているように見えた。
空は雲が多かったが暗くは無く、穏やかな光がさしていた。
日暮れが近付いていた。
05:10pm頃
濡れ縁で、台所の方を向き坐る。鳴く。
暫く後、
猫被リ、夕食を盛った皿を持ち濡れ縁へ。
雉虎猫、伴走。
06:20pm
夕食:鶏笹身 約35g
完食。足りず。
猫被リ、勝手口に出る。
雉虎猫、勝手口に行き、猫被リと共に濡れ縁へ。
猫被リ、濡れ縁で夕食の追加を猫皿に装う。
夕食:ポーチドエッグ(黄身約1/2個分 白身約2/3個分)
黄身から食し始める。
黄身を完食。白身は1/2程度猫分け。
食後、
濡れ縁を飛び降り、門扉の方へ。
門扉下から様子見、後、
向かいの家(角地)の方へ。
05:36pm
向かいの家(角地)の溝板の上で様子見。
猫被リの方を見る。
左目がかなり回復しているように見える。
車の横に蹲り、犬(?)の鳴き声のする方を見る。
身を翻し、
向かいの家(角地)の階段を駆け上がる。
雲と山の端の間から夕日。
06:30pm
帰宅。濡れ縁に上がり、様子見、毛繕い。
猫被リに気付き
濡れ縁を飛び降り、擦り寄る。
伸び(ヨガ猫)。
小走りで勝手口を通り抜け、玄関へ。
通りを行く人眺める。
勝手口に戻り、通りを横切る。
06:41pm
斜向かいの家の前に停められた車の下で、
様子見。
08:01pm
掃き出し窓から居間を覗く。
直ぐ庭に引き返す。
とうろう(灯篭)の傍らで様子見。
数度呼ばれるも振り返らず、返事もせず。緊張の様子。
08:09pm
再び居間の沓脱石に坐り、部屋の中を覗く。
掃き出し窓が開く。
居間へ飛び込み、その足で
雉虎猫、部屋に置かれた段ボール箱に飛び込む。
人間たち喜ぶ。
雉虎猫、箱から部屋を見回す。
座布団を見つけ、坐る。許可されず、箱に戻る。
箱の中で毛繕い。
08:21pm
居間に置かれた段ボール箱の中、
伸ばした両腕の上に頭を載せ、眠る。
08:21pm
居間に置かれた段ボール箱の中、
丸まり、眠る。
幾つかの状況証拠から、雉虎猫の怪我の原因が
白猫とのいさかいではないか、と判断された。
・夜、猫の喧嘩の声の後、逃走する白猫の姿が確認されている。
・猫の喧嘩の声がした後、植木鉢の金の生る木の枝が折れていた。
・雉虎猫は夜間簡易温室で寝ることを避けるようになった。
・しかし、昼間、人目のあるときには、簡易温室で眠っている
・目の怪我の後、雉虎猫は白猫を遠目に見、怯えた様子をした。
状況証拠にすぎないが。
そのため、今夜、雉虎猫は居間に置かれた段ボール箱で寝ることになった。
夜間の排尿は、睡眠障害の人間と、夜間排尿に行く習慣のある人間が見ることになった。
そんな不自然なことをせず、猫砂を置けばいいようなものである。
しかし人間5人のうち4人がアレルギー体質で、残る一人がアトピーを患っている。
そんな家に棲む猫は気の毒、という典型的な状況になっている。
申し訳ない。
それでも、次善の策でもしないよりはいいのではないか、と自分に言い聞かせ、
雉虎猫を手放さずにいる。