IHクッキングヒーターの落とし穴 | 子育て世代が家を買うお金を100万円以上節約する3つのコツ

子育て世代が家を買うお金を100万円以上節約する3つのコツ

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こんにちは。曽川です。


これから住宅購入を考えてる方、IHクッキングヒーターを考えてますか?



私はガス調理器を使っています。



IHクッキングヒーターは、「火が出ないので安全」「煙が出なくて清潔」というイメージで設置を考える方も多いと思います。



ですが、、、実はそうとも言い切れないんですね。
最近工務店の社長に教えてもらったことがあるのです。


IHクッキングヒーターやオール電化を考えている方は、この記事を読んでから検討してみてくださいね。



「火が出ないので安全①」
 
→火が出ないので、やけどをしなくて安心な面はたしかにあります。ですがIHクッキングヒーターで気を付けないといけないのは、「電磁波」です。
IHクッキングヒーターは、電磁波で温めるという仕組みなので、実は大量の電磁波を発しています。
  
毎日調理が使うもので、子どもが近くによることも多い調理機器です。IHクッキングヒーターは、各メーカーが技術を駆使して電磁波が外部に漏洩しないように設計していますし、鍋を上に乗せて使用するものなので、人体に悪影響を及ぼすといえるほどの量は発していませんが、それでも電磁波が出ています。


送電線の下は土地が安かったり、あまり住みたくないと考える人は多いと思いますが、送電線から出ているものと同じ電磁波が出ています。

特に小さな子どもがいらっしゃる方には特にこういったことを知った上で、選んでほしいです。


なお東京電力の電磁波測定結果はこちら。
ガイドラインよりは大幅に低い結果になっていますが、測定距離が30cmという点には注意。

より実際の使用に即した量を測定していると思われるNPO法人科学研究室のホームページはこちら。

 
「火が出ないので安全②」

→もう一点あります。
二世帯への建て替えなど、年齢を重ねた人が利用する場合に選ばれることも多いIHクッキングヒーターですが、火が出ないのが必ずしも安全というわけではありません。

火が出ない、ということは火加減の調整が目で見てできないということです。

当然、ボタンで調整はできるのですが、、、、

年齢を重ねて視力が悪くなったときに簡単に操作できるでしょうか。。。?


火が出れば、人間ですから気を遣い、注意しますよね。
自分自身でちゃんと気をつけれるかどうか、が安全につながると私は考えています。    
  

「煙が出なくて清潔」

→実はIHクッキングヒーターを使っても煙は出ているのです。
  
油煙(ゆえん)と言います。
  
この油煙、ガスを使っている場合は火の力で空気の対流が生まれ、上部の換気扇から吸われるのですが、IHの場合は対流が起きないため、壁や床に流れてしまうことがあるのです。

(IHを使ってると壁がべとべとする気がする、という声があるのもこのためだと言われています。)

こういったことを解決するために、IHクッキングヒーター専用の換気扇もあります。IH対応レンジフード、とか言ったりします。

IH対応レンジフードは強制的に対流を作って油煙を吸い込む装置です。
一般のレンジフードよりは高価になりますが、、、、

IHクッキングヒーターを使うなら必須と言えます。







長く住む家ですし、高い買い物になるので、色々な情報をしっかり入手して
勉強する
のがよい住宅購入のコツであり王道です。


それでは。