こんにちは。住宅ローン相談専門FPの曽川です。
最近早起きをしてジョギングをしています。
私の師匠から「毎日ジョギングするように」と言われて継続しています。
約2週間経ちました。ぶっちゃけいやな日もあるし面倒な日もあります。
そんなときは、ジョギングじゃなくウォーキングにしたり、ストレッチだけ、という日もあります。これが継続するためのコツですね。
そんなこんなで今回の記事です。
前回の記事はこちら
1.住宅ローン 人気がある金利タイプは?
2.金利の決まり方を知る・・・今回の記事
3.過去の金利推移
4.金利タイプ別 支払い総額の考え方
5.各金利タイプはこんな時期に選ぶとイイ
前回の記事に引き続き金利の決まり方について解説します。
住宅ローンの金利が上がるかどうかってとっても心配なことですよね。
これから先の金利の動きが分かれば固定金利か変動金利か選びやすいですが、、
将来のことは誰にもわかりません。
ですが、金利の決まり方がわかれば、
どんな出来事が住宅ローン金利に影響するか
がわかると思います。
金利タイプを選ぶための判断軸を持っていただければ、と思います。
今回は、固定期間選択型金利についてです。
<固定期間選択型>
・固定期間が10年未満・・・短期プライムレートに影響を受けます。
金利が固定される期間が10年未満の住宅ローンは変動金利とほぼ同じ動き方になります。
固定する期間を1年、2年、3年、5年、7年と選べます。
短期プライムレートとは、金融機関が企業に1年以内の期間で貸し出す際の最優遇金利のことです。
短期プライムレートは、政策金利の「無担保コール翌日物(オーバーナイト物)」に影響を受けます。
無担保コール翌日物とは、金融機関の間でお金の貸し借りする際に適用される金利です。
借りた翌日に返済する際の金利を無担保コール翌日物金利といいます。
この無担保コール翌日物は、景気対策の一環として、日本銀行が誘導目標としている金利です。
上記をまとめると、10年未満固定期間選択型金利が上昇する際のストーリーとしてはこのようなものが考えられます。景気が回復する
↓
日本銀行が無担保コール翌日物の金利を上げようとする。
↓
短期プライムレートが上昇する
↓
固定期間10年未満の住宅ローン金利が上昇する
なお、長期固定金利の上昇に追随して、固定期間10年未満の金利や変動金利が上昇します。
それでは次回は、固定期間10年超の金利についてです。