BOREAS“アノフラッカーを知る” ~その⑤:アノフラッカーの特徴~ | 石田雄三の琵琶湖ガイド日記

石田雄三の琵琶湖ガイド日記

広大な琵琶湖を、バスボートでガイド致します。
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私がフラッタリングスプーンのアクションにおいてもっとも重要と考えるのは、フラッシングと明滅、そして


フォールスピードです。


アノフラッカーは、独自のベンド(曲がり)形状によって強いフラッシングと明滅を繰り返し、ただフォールす


るのではなく、イレギュラーにスピードを変えてフォールします。


これにより、広い範囲の魚にルアーを気づかせリアクションバイトに持ち込みます。


次に、ビッグスプーンをフラッタリングさせて使う場合、根掛かりは避けて通れません。特に着底した事に


気づくのが遅れると、即根掛かりします。


アノフラッカーは、重さ38g(フック除く)・長さ118mmという少し大きめのボディーにすることにより、重量感


を出しルアーの着底を感知しやすくしています。


また、独自のカップ形状によりリフト時の“ブルブル感”が非常に強く、ルアーがどの水深にあるか感じ取


りやすくなっています。


この2点により、起伏の激しいストラクチャーでもアングラーがルアーの位置を認識しやすくなり、根掛か


りの回避につなげることができるのです。