過払い返還2兆円バブル大争奪戦 | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

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週刊文春2009/3/12号の記事です。

3頁記事だったので、早速立ち読み

してきました本

 内容はこんな感じです。ホーム

ロイヤーズの本とアディーレの

本の表紙が挿入されていました。

1、グレーゾーンをアウトとする最高裁

判例が続出してから、司法書士や

弁護士が相次いで参入してきた。

2、例えば、普通の業務は訴訟件数が

増加する傾向もなく、せいぜい年間

5千万円の売上が関の山だが、

ある支部に支店を出した弁護士

事務所では1ヶ月の売上が2千万円に

のぼり、90%が過払い金報酬で

占められているお金

ネットで計算ソフトも流布しているので

知的能力を要せず専ら労力のみで

大金を稼ぎだせる状況にある。

事務員さえ集めれば収益システムを

つくるのも容易であるので、バブルの

うちに稼いで貯蓄しようとする士業も

少なくない。

3、消費者金融は4千億円を返金用に

積み立てているが、取引終了から

10年間の利用者を掘り起こしされると

とうていその規模では済まず、2兆円に

達するであろう。士業の報酬が20%と

すると4千億円のマーケットである。

しかし、消費者金融の体力を超えて

しまうと結局戻ってこない危険がある石川県

4、地方公共団体や税務署も滞納税金を

回収する原資として、芦屋市に始まり、

過払い金に着目している。他方、

司法書士が脱税で摘発されたように、

調査の端緒として和解契約書などを

消費者金融から取り付けたりしている

5、過払い金の発生しない債務整理を

受任拒絶したり、一部過払い金のある

部分のみ回収してほかを放置する

ケースも出るようになった。

 酷い例では、幾ら回収したか依頼者に

開示しようとしない士業もいる魔王

6、アディーレでは450万円の過払い金を

回収したものの、340万円を報酬金として

受領して、破産申立をしたケースがある。

破産管財人からの返金要求に対し、

「ブランディングがあるので(高い)」と

いったん拒絶したらしいが、結局は

220万円を破産財団に組み入れて決着。

7、ホームロイヤーズは、クレサラ系の

弁護士が台頭することを、共産党に

弁護士会が牛耳られる危険と非難。

宇都宮弁護士はこれに反論している。

 うろ覚えの記事なので正確さは生憎

保証できかねます。5は酷いよね。

6はどうして実名つきで情報が漏れた

のか不思議です。アディーレは週刊

新潮に続き、週刊文春からも嫌われて

いるみたいですね禁煙

 4は納税者の1人として一般論としては

賛成ですが、日々の収入のみでは食うや

食わずやの人も多重債務者の中には

少なくないので、有無を言わさずいきなり

滞納処分をかけるのはやめてほしい

地方公共団体や税務署の職員たちは

食うや食わずやの目にあったことが

ないだろうから、わかってくれないけど。

 7は正直デタラメで信憑性なし。

弁護士業界では世間よりも共産党支持の

比率が高いのは否定しないが、昨今の

弁護士会長選挙の結果は政党支持とは

はっきり言って無関係だと思うし、無関係

だからこそ、全く読めない状態になって

いるのです。

ろぼっと軽ジK