梅仕事の記事でちらっとご紹介した赤紫蘇ビネガー。
ビネガーといっても、薄めて飲む、ドリンク酢のご紹介です。
ノンシュガー赤紫蘇ビネガー
作者:中医薬膳師 清水えり
■材料(作りやすい分量)
赤紫蘇 / 正味250g
水 / 3カップ(600cc
りんご酢 / 300cc
はちみつ / 80~100g
■レシピ紹介
濃縮タイプの赤紫蘇ビネガー。紫蘇に含まれるロズマリン酸の効果で血糖値の上昇を抑えます。
水で4~5倍に薄めていただきます。
爽やかな香りと酸味で疲労回復に、甘さは控えめです。
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原液は数回紫蘇を加えて煮出しているので、かなり濃い色ですが、
4~5倍に薄めると、鮮やかなルビー色に。
今年は甘みも蜂蜜バージョンのほかに、キシリトールバージョン、
甘み無添加バージョンも作りました。
キシリトールは糖アルコールの一種で、代謝の時に血糖値を上げないので、
太りにくく、安全な甘味料。
白樺から抽出されたエキスで、少し清涼感があります。
ちなみにノンカロリーではなく、1g当たり3kcal。
甘み無添加バージョンでも、保存性は酢を入れるのでそれほど変わらないかな?
これはちょっと確かではないですが・・
梅干に使う紫蘇は破れていないもので、
また小さい葉っぱは使えないので、これらで選別もれしたものをビネガーに使いました。
一番右のが大きめでしっかりして赤紫蘇漬けに使える葉っぱ。
左のは小さすぎ、真ん中のは破れがあるので、ビネガー行きの赤紫蘇です。
紫蘇には赤でも普通の大葉も、ポリフェノールの一種、
ロズマリン酸という成分が含まれていて、
これがアレルギーを抑制したり、血糖値の上昇を抑える効力があるそうなのです。
シソ科の植物(ローズマリー、レモンバームなど)に含まれていますが、
特に赤紫蘇は含有量が多いそうで。
以前より、この成分が花粉症予防に役立つとして注目されていたのですが、
最近さらに食べた炭水化物が麦芽糖からブドウ糖に分解するのを抑えることで
糖として吸収されず、血糖値の上昇を抑えたり
糖が中性脂肪として蓄積しないのでダイエットにも役立つという点が注目されています。
ただし、ダイエット効果が出るくらい紫蘇を食べるなら
1日20~30枚だそうです。
また、甘いものを食べた時は、この効果は期待できないのでご注意を。
ほかにも、ロズマリン酸は抗酸化作用が強いので、
日焼けによるシミ、そばかす対策にもおすすめ
ちなみに選抜メンバーの赤紫蘇はあく抜きして
梅干と合わせた赤紫蘇漬けになってます