習慣の問題もあって、
我が子が眠らなくなってきた。
私が疲れて眠ってしまったため、
タブレット使い放題で明け方まで起きていた日があった。
学校の連絡帳に
体調不良と思われて呼び出されると困るので、
「寝不足のようです」と書いた。
「悪習慣が身につかないように
親御さんでコントロールしてください」
と返事があった。
「夜更かしを良しとはしていないし、
普段は眠る時間には、
タブレットを取り上げるようにしています。」
と返事を書いたのだが
「ダメだというのではなく、
寝ましょうと促すようにしてください。
悪習慣が身につくのはよろしくない」
というような返事か帰ってきた。
色々と思うところはあったが、
学校の先生としては、
そういうことを書かなくてはいけないのかもしれない。
子供が「寝不足である」という事実だけを知らせたいのだが、
その度に「親御さんのコントロールが」と言われるのであれば、
もう、何も書かない方が良いのかもしれない。
あと数日で我が子は小学校を卒業する。
我が子の通う学校は、
小学校の先生だった人が、
翌年には中学校の担任をすることもあるので、
もう担任になることはないってことはないのだけど、
一応、一区切り。
「理解してほしい」という気持ちから、
「連絡帳には、正直に書く」ということをしてきたけれど、
こちらが、どんなに
「その点は理解していますが、
出来ないこともありますので、ご配慮ください」
とお願いしたとしても、
教師は「注意しなくてはいけない」
という意識に囚われてしまう可能性があるのだと、
そういう事に、気付けたような気がする。
それが、教師の仕事ですという人もいるだろうから、
「正直に伝える」だけではなく、
「初めから、伝えない」という方法もあるんだなと
やっと、納得できたような気がする。