Park Güell ❤
ステキだったサグラダ・ファミリア
を後に、次なるガウディの傑作へ
1984年にユネスコの世界遺産に登録された、アントニ・ガウディの作品の1つであるグエル公園
トカゲの噴水はみんなに人気の写真スポット
トカゲさんもそうですが、ブルーを基調にしたモザイクが至る所に施され、可愛らしい
1900年から1914年にかけて建設されたグエル公園は、施主のエウゼビ・グエイ伯爵(スペイン語でグエル)と
ガウディが、夢の分譲住宅として作ったブルジョワ階級向けの庭園住宅。
しかし、建設開始当初60軒建てる予定だった住宅は、街の中心から遠く、当時は交通の便も良くないと言う
理由から、3軒しか売れず結局、ガウディとパトロンのグエル伯爵しか住まなかった「ガウディの挫折の跡」とも言われます。
バスが止まった駐車場から公園に進むと、門から中央の ギリシャ広場へ向かうスロープ
その1つがコチラ。骨のような柱が波のような曲線を描く美しい回廊。
コチラは、1906年から1926年にガウディが亡くなる数ヶ月前まで暮らしていたガウディの自宅。
カワイイピンクの小さなお城のような家は、イタリア人など様々な人の手に渡った後、現在は
ガウディの家博物館と呼ばれ、ガウディデザインの家具で飾られ、ガウディが住んでいた当時を
再現した空間になっています。
おうちの横には、グリーンのトンネル
さて、ココからがメインスポット
まるでお菓子の家が現れたような、おとぎの国に迷い込んだかのような、この景色。
ビスケットでできたお菓子の家に、屋根にはお砂糖が掛かっているみたい
現在は、左側の建物はお土産屋さん、右側の建物は、当時は門番小屋だったそうで、現在は
インフォメーションだそう。
そして、市場になる筈だったと言う柱の広場。ワタシは、以前TVで夏至の日にこの柱の陰が、床のタイルから全て消える時間があると観たような記憶が
あり、現地のガイドさんにも聞いてみたり、ググったりしてみたのですが、検索できませんでした。
どなたか、ご存知の方がいたら教えて下さい
天井のモザイクの装飾は、太陽、タコなど、モチーフは様々。
中央のモザイクは、割れたコップやお皿などの廃材で作られています。
こう言ったモザイクがトカゲや公園の波のアーチにも使われています。
柱の広場の真上は、ギリシャ劇場を意識した広場になっていて、110メートルも続く波打つベンチになっています。
ガウディは長時間でもゆったり座っていられるよう、座り心地にもこだわって作られています。
この日もとてもお天気が良かったのですが、青空の下ココで1日、ゆーっくり過ごすのもとても贅沢な時間デス
ワタシはとても駆け足で回ってしまったので、バルセロナでガウディの傑作にどっぷり浸かる旅行をまた
したいと切に願うのデス。
Park Güell グエル公園
Olot, S/N Barcelona
93 413 2400
開園時間:11~2月10:00~18:00 / 5~8月10:00~21:00 / 3・10月10:00~19:00 / 4・9月10:00~20:00
アクセス:地下鉄3号線 Lessepsより徒歩20分または
24番バス(カサ・ミラ横、パセジ・デ・グラシア通りのディアゴナル通りに交わる手前に停留所あり)
Parc Guellより徒歩5分