僕の出会った人12:掛布雅之 | モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

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今も現役で阪神の打撃育成コーディネーターという地位にいる掛布雅之さん。彼が大のクルマ好きであることは周知の事実。そんなつながりで掛布さんと仕事を始めたのは今から22年も前の1992年のこと。雑誌Fロードの連載を僕が手がけるようになったことに始まる。


以来毎月、雑誌の仕事とはいえ、あちらこちらへ取材に行き、気が付いてみればいつの間にやら時々プライベートなお付き合いまでさせてもらっている。


変な言い回しかもしれないが、豪快で繊細な人だ。豪快な部分は見事なほどの飲みっぷりであること。ウィスキーをビールのジョッキで飲んだこともあった。一方の繊細さはとにかく気遣いの凄いこと。解説者として、またタレントとしての全盛だった頃でも、我々のようなどうでもいい雑誌の取材でもあれこれと気を使ってくれた。


実はあるきっかけで、掛布さんは僕のことを信用してくれるようになった。(と自分では思っている)以来、クルマを買う時は必ずどう思うかとアドバイスを求めてくる。そしてそんな繋がりは今も続いている。




2005年のポンテペルレに自身のアストンマーチンDB5ヴァンテージで出場した時の写真。中国道を疾走する様子。



目下撮影中。この写真はFロードに珪砂されたはずだ。




フェラーリ330GTの撮影風景。




そして試乗。掛布さんと一緒に随分いろいろなクルマに乗せてもらった。