モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

モータージャーナリスト中村コージンが、日々乗ったクルマ、出会った人、趣味の世界を披露します。

今年に入って嵌まっている中国製の腕時計。僅か4か月で5本も買ってしまった。すべてメカニカルムーブメントで、しかも激安と来ている。トゥールビヨンは前回紹介したが、今回はマイクロローターを持つムーブメントだ。

ケースはこれまでで一番豪華そう。と言ってもほぼケースにはお金をかけていないからまあ良心的。

顔は至ってシンプルで別動の秒針と日付があるだけ。

問題は裏である

例によってバックスケルトン。左上に付くのが問題のマイクロローターである。

普通のサイズのローターを持つ自動巻きと比べるとやはり薄く仕上げられている。

デザイン的にはパテックフィリップのCal.240によく似ていると勝手に思っているが、Hangzhou 5000Aと呼ばれる立派なオリジナルのムーブメント。しかも28800振動!立派なもんだ。マイクロローターは自動巻きのローターをコンパクトにして香箱と同じ階層にセットしたもの。小っちゃくても巻き上げ能力はちゃんとある。それにムーブメントが良く見える。パテックの場合ローターは22Kだそうだが、さすがにこれは違うと思う。でも金ピカだ。

流石にちょっと買い過ぎと自嘲しているが、これを指南してくれた師匠によれば、飽きたらメルカリで売ればほとんど損はしないよ…だそうである。ひょっとするとto be continueかも。