モーニング娘。'14 春ツアー初日公演に行ってきました。 | 冷やしえいがゾンビ

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 2014/03/15、オリンパスホール八王子で「モーニング娘。'14 コンサートツアー2014春 ~エヴォリューション~」を観てきました。

 長年モーニング娘。を観察してきたチルですが、どこか一線を引いてコンサート参戦に踏み出すことができないでいました。

 モーニング娘。の存在感がチルの中で増したのは2012年1月発表の『One Two Three』のMusic Videoを見た瞬間からです。この子たちはこんなにカッコ良いグループになっていたのか!と衝撃を受けました。



 いかがでしょう? 初めてご覧になった方に何らかの感動を呼び起こせたら嬉しいです。

 この曲をきっかけにしてチルにとってモーニング娘。が「動向が見逃せないグループ」になったのですが、実際にコンサートへ足を運んだのは2013年5月の日本武道館公演が最初でした。

 田中れいなという偉大なエースの卒業を見届け、いよいよ2013年秋ツアーに本気で参戦することに。自分でもビックリの7公演に参加。ダンス力を見せつけるようなセットリストに最初は戸惑ったものの、徐々に慣れていくと適度に振り真似してるだけでめちゃ燃えました。

 そして年明けの春ツアー。3月15日の初日2公演のうち夜公演に当選。ツアー初日は競争率も高く、ファンクラブ会員でも落選者が多かったようですよ。チルの座席は3階席だったので当選するだけで運を使ってしまったようです。秋ツアーではパシフィコ横浜の3階席(実質6階レベル)でも踊りまくって楽しめたので不安はありませんでした。

 以下、セットリストを振り返りながら思い出せる範囲で。

1.Password is 0

 テレビで流れまくってるauのCMで聴こえてくるあの曲。「0、0、0、password is 0♪」っていうフレーズはAメロで、Bメロ→サビと、どんどんカッコ良くなるんですよ。歌詞は攻めっ気があってグイグイ来る。ヲタも盛り上がる。タイアップなのにかなり良い曲です。

2.君の代わりは居やしない

ソチオリンピック選手団壮行会で披露されたシングル曲。色んなタイアップが舞い込むようになってきましたね。一人カラオケで歌っててもあまり気持ち良くない曲だってことはチルの中でハッキリしてるんですけど、踊るとけっこう激しくて楽しいです。Bメロのヘッドバンギングはもう少し回数増やしてほしいw

※メンバー紹介VTR

3.HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~

 7thアルバム収録曲なのでちょっと前のチルでは対応できなかったのですが、客席一体となって温度が上がる曲。オリンピック&ワールドカップイヤーにふさわしいニッポン↑↑曲ですね。

※MC

04.Only you

 5期メンバー高橋愛を中心とした「プラチナ期」の曲調と、新時代を切り開いた9期メンバーが融合した曲。鞘師里保が高橋愛の幻影に挑む曲。今のメインストリームである踊らせる曲とはちょっとカラーが違う。聴かせるという勝負。

5.ブレインストーミング

 田中れいなパートを引き継いだ後輩たち。「まーちゃん頑張ってます!」感などを味わう曲。

6.恋愛ハンター(Updated)

 間奏のゾンビ手振りが楽しいのにUpdatedであやふやになっちゃうのが残念。

7.愛の軍団

 オイオイ盛り上がるし曲自体好きだし、なによりダンスが真似しやすくてとても楽しい。

8.ドッカ~ン カプリッチオ/ハロプロ研修生

 愛の軍団からつづけざまにこの曲。でもパフォーマンスするのは研修生の6人。曲をつなげ、流れを切らないままメンバーが衣装変えに入るのはとても斬新でした。

※告知/研修生

 とはいえここでワンクッション入る。ヲタも汗をかく。 

9.笑顔YESヌード

 イントロから「うぉっ!マジか!」と驚く。こういう曲もやっていかないと歌唱力・表現力が頭打ちになっちゃうもんね。盛り上がるという観点ではいまいちですけど。

10.ワクテカ Take a chance

 元々引きの弱い曲って印象。サビの振りマネはそこそこ楽しいけども。前ツアーのオープニング曲でアレンジ変わってて新鮮だっただけに、今回のセトリに普通に放り込まれると残念な感じ。フォーメーションダンスを見せつける曲ではあるけどもったいない。
 
11.気まぐれプリンセス

 もろプラチナ期の代表曲。イントロからオイオイ言えるし曲自体大好きです。すごく高まった。歌うのはけっこう難しい曲なのでメンバーにとっても挑みがいがある曲だと思う。

12.君さえ居れば何も要らない

 こうして見ると、プラチナ→フォーメーションダンス(カラフル期)→プラチナ→フォーメーションダンス・・・と交互に繰り出すセトリなんですね。

 個人的に、2013年のハロプロ楽曲大賞でベスト5として票を投じたくらい好きな曲。田中れいなのラスト曲なのでれいなパートを佐藤優樹さんなどが引き継いでいる。鼻にかかったような幼い声だったまーちゃんも、徐々に力強さが出てきてるなあ。

13.泣いちゃうかも

 プラチナ期の代表的叙情ソング。好きです。こういう曲に対応できる歌唱力を持ったメンバーはごく一部なんだよな。聞き惚れるほどの歌はまだ聴こえてこない。

14.恋愛レボリューション21(Updated)

 前ツアーでセットリストから外れたいわくつきの曲w 新バージョンはやっぱり違和感あるよー。ヲタが素直に踊りたくなるような旧バージョンでやってくれたっていいじゃない!

※MC3(テーマはEGOLUTION) ※トークメンバー回替わり

 佐藤優樹×工藤遥の最年少コンビ「まーどぅー」に飯窪春菜を加えた3人。やっぱまーちゃん面白いっす・・・怖いもの知らず。すべる怖さとかまったく考えないから声が常に弾んでるしリアクションも面白いしツッコミもむちゃくちゃ。

15.【カップリングメドレー】※回替わり
 友(とも)
 泣き出すかもしれないよ
 私のでっかい花
 哀愁ロマンティック
 トキメクトキメケ
 やめてよ!シンドバッド
 信念だけは貫き通せ!
 彼と一緒にお店がしたい!

 シングルのカップリング曲『私のでっかい花』が印象に残る。田中れいなメインボーカルに飯窪石田がラップでつなげるという変わった曲なんだけど、れいなパートを佐藤工藤のまーどぅーが歌ってて、これがうまい!

 れいならしさを継承しようとするまーちゃん、地力を発揮するくどぅー。ラップの2人も1年前よりしっかりしてるし、とても完成度が高いパフォーマンスでした。

 『彼と一緒にお店がしたい!』は元々田中れいな&道重さゆみに寄りまくった曲だけど、今回はれいなパートもさゆが歌うという大胆な構成! しかもちゃんと歌えててビックリです。ブリブリな世界観の歌詞が個人的に大好きなので満足でした。

16.Help me!!

 フォーメーションダンスの代名詞みたいな曲なので新規さんには嬉しい選曲かな? ツアー参戦して日の浅いチルの中にもややマンネリ感がある。

17.One・Two・Three

 曲は好きだけどこれまたマンネリ感否めず。改めて感じるのはイントロが弱い。もういっそのことメドレーに組み込む方向でいかがでしょうか。

 サビでピョンピョン跳ぶのも面白いんだけどフリコピ派も多数いるからいまいち一体感が無いんだよな。

18.What is LOVE?

 最新シングルから、ハイテンポの踊りまくり曲。楽しいし馬鹿になれる。サビのフリ真似も楽しい。サビ前の「What do you want?」の合唱も楽しい。長く楽しめる曲だと思います。

19.笑顔の君は太陽さ

 最新シングルから、ミドルテンポの平和な曲。踊りを忘れて一緒に歌いたくなる。締めにふさわしいと思います。

アンコール

20.時空を超え 宇宙を超え

 4月リリースの新曲。壮大なテーマをゆったりめに歌う曲調にはけっこう驚いた。バラード風だけどモーニング娘。ならではの世界観で、つんく♂のエクトプラズムがさらに高い層に到達したって感じです(わかるか!

 タイトル負けしていない名曲だと思います。

21.わがまま 気のまま 愛のジョーク

 サビで「愛されたい!愛されたーい!」とヲタがレスポンスを送る、それだけで会場を最高潮にヒートさせ得る曲。聴くことに専念してもメンバーの歌唱力を感じられるし、テキトーにフリ真似してても楽しい。つんく♂にしか生み出せないタイプの怪曲。

 ・・・というセットリストでした。

 3階席だし、初めて見るツアーだったのに、けっこう燃えました。かなりの満足度でしたよ。セットリストを追いかけることばかり意識してメンバー個人に目が向きませんでしたが、3階席だもん仕方ないでしょ!

 現状チルの推しメンは生田衣梨奈さんなのですが、正直言って彼女のダンスは浮き沈みがありすぎるw キレがさっぱり感じられないような気の抜けた時間帯がけっこうある。

 でもたまに目立てる場面ではスイッチ入って張り切っちゃってるんですよね。それはそれで面白いんだけど、もうちょっと高い意識持ってほしいなーと感じました。

 他のメンバーはチルの意識にほとんど入ってこなかったです。とにかくセトリ追ってたから!

 しかし例外として佐藤優樹さんの特徴的な歌声がいつも目立ってて、その声が時折見せる本格派歌唱にたびたび驚かされました。可愛らしい歌ではめちゃめちゃ可愛い声に変わるし、どうしても見逃せない存在だなーと。

 ゴールデンウィークの中野サンプラザ公演にも行く予定なので、さらなるレベルアップを果たしての東京凱旋にしてほしいところです。チケットの神様、もうちょっと良い座席引かせてください…

 そんなわけで春ツアー初日の感想でした。