「枝葉末節」というコトバがありますね。
木の葉や枝のように、幹に比べればそれほど重要ではないこと。
という意味ですね。
マーケティングでもこのコトバが当てはまると思いますか?
「本質がしっかりしていなければ、細かいことをいくらやってもダメなんだよ」
っていうことですね。
確かに正しいです。
そう言われたら、なあ~にも反論できないですよね。
でもね、本質って一体何?
本質というのは扱っている商品やサービスのことでしょうか?
会社やお店のミッションのことでしょうか?
もし商品やサービスのことだったら、
今は、世の中に出ている商品やサービスが「同質化」している時代です。
ひどいモノやサービスは、そもそも自然淘汰されていく。
そういう意味では、「本質」はもうしっかりできているってことでしょ。
ミッションだったら、それはその会社やお店でみんなちがうわけです。
ほとんどの会社はしっかりしたミッションがあります。
あなたのところも、それはあるのです。
ないようでも、それは明確にしていないというだけで、
なかったら、勝手に決めてしまえばいい。
「寝具を通して、素晴らしい眠りを提供します」
「毎日来たくなる、ステキな時間が過ごせる美容室です」
「ごめんなさい。今までの宅配寿司は美味しくありませんでした。私たちは、宅配寿司を本物の寿司にするためにこの事業をはじめました」
「防犯用品が揃っている、金物屋。どろぼうが入りにくくなるノウハウも提供します」
今までの視点を変え、ミッションを立て直せばいいのです。
言い切ってしまうのです。
「同質化」というのが問題なのです。
同じ商品を扱っていても、消費者への伝え方ひとつで、同質化から抜け出せるのです。
同じ商品を扱っていても、消費者が他とはちがうと思えば、それは他とはちがう価値をもったことになるのです。
みんな同じような商品、おなじようなサービス、そういう状況の中で、独自化していくためには、細かいところがものすごく重要な要因になってくるということなのです。
特に明日から売上を上げるためには、この細かいところが非常に大きな意味をもってくるのです。
確かに売っている商品や、提供しているサービスが本質的に良くないものだったら、それは売れないかもしれない。
でも、細かいところを変えたことによって、本質が変わることってけっこうある。
小手先のPOPやチラシのコピー、ソーシャルメディアの発信を変えることで、今よりも素晴らしいミッションが見つかることもある。
特に、ソーシャルメディアがインフラ化して企業のソーシャルメディアマーケティング
がますます重要になっている状況では、その傾向がより顕著になっています。
だから恐れずに、発信しましょう!
「枝葉末節」って言うやつには、言わせておけばいい。
世の中、行動しないやつが人を羨んだり、妬んだりする。
そんなヒマがあったら、行動しろって言うの(笑)。
あなたは、楽しみながら発信しましょう!