高く売れるための視点:5 雑談力を磨こう | 藤村正宏のエクスマブログ

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『雑談力を磨こう』


いろいろなところで言われていますが、雑談って大事ですよね。

けっこう大切な本音が出たり、本人は価値がないって思っている、すごく価値のあるコトが聞けたり、雑談の力って、大切だなって思う。だいたい、ビジネスライクな話ばかりしていても、関係性ってできませんしね。


ここのところ事例を紹介している、通販バイヤー石川さん。

生産者の「エピソード」を発見するために、雑談をすることを大切にしています。

何かいい情報ないですか?と聞いても「エピソード」ってなかなか出てこないそうです。

どうしてかというと、当事者はそれが価値があるとは思っていないことが多いから。

そういうときには雑談をしてみると、けっこう出てくることがあります。
雑談のほうがリラックスでき、話題がどんどん増えていき。
新しい「発見(気づき)」が多くなります。

相手が「体験」した話を聞きだすと、そのエピソードは、ほかにはない、独自性になるわけです。

この事例の商品は「干しいも」です。

静岡遠州産「干しいも」

天日干しの手間のかかった干しいも。
すべて手作業で、昔ながらの製法で作っています。

そのため、何度も天日干しを繰り返していると、表面に砂糖のようなものが浮かんできて真っ白になっていきます。

これがとっても美味しいんです。

これを製造している会社の社長とクルマの中で雑談をしているときに
「砂糖を使っているんでしょ」

と、クレームがあったという話を聞きます。

「これだ!」

そう思ったイッシーはそれをそのままカタログのキャッチコピーに使いました。



◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-干しいも屋さん
クレームのコトバをキャッチコピーにした
<画像をクリックしたら大きくなります>



「砂糖を使っているんでしょ」と言われたことがありました。


これがお客さまに伝わりました。

売上が以前の3.2倍になったのです。

雑談の中に眠っている価値を見つける、

雑談力を磨きましょう。