企業は人権費を削減する 安売りは悪いこと:2 | 藤村正宏のエクスマブログ

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昨日にひきつづき、安売りは悪いことだという過去記事を、リライトします。


あ、忙しいからとか、ブログの記事を書くのが面倒だとかという、理由じゃありません。

念のため(笑)。


もう一度、「安売りはしない」なんて、誰もしあわせにしない」ってことを、読者のあなたにしっかりと認識してほしいからです。


2010年に12月に書いた記事です。


■企業は人権費を削減する 安売りは悪いこと:2



「安売りは悪いことだ」


というシリーズで記事書いてます。


でも、良心的な安売りや

シナリオがしっかりした安売りは悪くないんですよ。


ボクが言っているのは

無理な安売り。

思いのない安売り。

利己的な安売りです。



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安売りが悪い理由:1 

コストダウンのため人件費を減らす


安く売るためには、コストダウンしなければなりません。

一番コストが高いのは人件費です。


企業が安くモノを作るために、あるいは安く売るためには、
人件費を削減しなければならない。


結果、ビジネス・パーソンの給料が安くなります。
確実にそうなっているでしょ?


正社員を辞めさせて、非正規社員を増やしていった。
企業の利益は増えるけど個人の収入は増えない。

そういう状況が何年もつづいています。


人件費を安くするために
海外の生産拠点を海外に移したりも出ている。


海外の工場も、日本企業のコストダウンに応えるために
人件費を減らさなければなりません。


極端なのコストダウンを要求されると
人件費の安い人を使うようになる。


一番コストが安いのはどんな人か?

それは子供です。


10歳くらいの子どもが
1日15時間とか
強制労働させられているケースもある。


安い製品というのは、そういうダークな部分の上に成立しているかもしれないということ。


あなたが買った、激安ジーンズの向こうに、誰かが泣いている人がいるかもしれない。
そういうことを、ボクたちは忘れてはいけないのです。



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