おはようございます。
今日も、はなぶさ旅館で合宿研修です。
研修をやっていて思ったことです。
それは「お客さまの声」というのは、販促に使うと反応がよくなるということ。
とっても反応のよかったチラシです。
すべて「お客さまの声」をテーマに作りました。
冬のシーズンオフに、地元の人たちを集客する目的に実施するチラシです。
最初、プランの段階では、キャッチコピーが「温泉にも旬がある」という、格好いいものでした。
でも、それって格好いいけど、わかりにくい。
チラシくらいしか販促ツールがなかった、ひと昔前だったらよかったかもしれませんが、今の時代にはそんな悠長なこと言っても、伝わりにくいんです。
みんな忙しいんですから。
折込チラシは0.5秒で関心をもってもらわなければなりません。
「温泉にも旬がある」って言われてもねぇ。
ちがうコピーを考える段になって、どうしようかということになりました。
そこでお客さまの声を使えないかと、お客さまアンケートを見ていたんです。
そしたら、こういうお客さまの声がありました。
「何度か訪れていますが、私は冬が一番好きです。温泉もお料理も存分に楽しませもらいました。ありがとう。」
あ、これだ!
ということで、こんなキャッチコピーになりました。
表面、「鶴雅は冬がいい。」のキャッチコピー
上の画像をクリックすると、大きな画像が見られます
内容も、すべてお客様の声で作った
上の画像をクリックすると、大きな画像が見られます
内容もすべてお客さまの声で構成してあります。
それぞれの冬の鶴雅の楽しみ方を、お客さまアンケートの内容で解説しています。
ワインのこと、温泉のこと、ギャラリーのこと、音楽の生演奏のこと。
これは大成功しました。
たくさんの反応がありました。
お客さまの声は価値を伝えやすくするのです。
どうしてお客さまの声は効果があるのでしょうか?
それは以下の4つの理由が考えられます。
1:強力なセールスツールになる
事実をそのまま伝えるより
「エピソード」のほうが、価値が伝わりやすくなるんです。
お客様の声というのは、
最初から「エピソード」になっているから
効果があるわけです。
2:信用を得られる
名もない会社や商品を第三者が保証していることになります。
自社で言うよりも、他者が言ったほうが
信頼や信用が上ります。
3:スタッフのモチベーションアップ
お客さまから「ありがとう」と言われると
やっぱりうれしいものですよね。
感謝の手紙などは、感動します。
それは、スタッフもアルバイトもみんな同じです。
だって、人間だもの。(みつお・・・?)
4:自社の価値を再発見できる
自分たちの知らなかった価値、
忘れていた価値を
お客さまが教えてくれるということ。
これはけっこうあることです。
だいたい、自分たちのことは、
いちばんわからなかったりするんですね。
お客さまの声を使うと、価値が伝わりやすくなります。
販促に困ったら、お客さまの声が使えないか、考えてみましょう。