痛すぎる、腹の立つ敗戦 | 〜ある愛知のカープファンの抒情〜

〜ある愛知のカープファンの抒情〜

愛知在住カープファン・eviltailの、その日常。

 今日の試合……振り返りたくもないですね。久しぶりに代打・前田智の起用がいろんな意味で決まったこと、ようやく赤松が一軍に上がったこと、4点も取れたこと…等々、9回までは穏やかな気持ちで経過を見ていたのですが…。


 はあああああああああ~………(深いため息)。


 敗因はカープファンなら皆それぞれ色々と思うところがあると思いますが、個人的にはやはり9回にサファテを投入しなかったことかな~と思います。


 1対0でリードしていて8回にミコちゃんが投げて、「次(9回)は俺の番だ」とブルペンでスタンバイしていたはずのサファテ。しかし味方が8回に3点加点し、セーブが付かない展開となったため9回は今村が行くことになって、サファテも一旦ここで気持ちが緩んだのでしょう(推測)。今村降板の後、急遽登板したサファテがヨレヨレだったのがその証拠だと思います。あの場面、4点差でも首脳陣が「おまえで行くぞ」とサファテを頭から投入していればまた違った結果になったはずです。今のカープに、「4点差だから守護神を温存しよう」なんて余裕はないはずです。中継ぎ陣には決して凄いピッチャーがいるわけではないんですから。


 また、今村、サファテの乱調以外に、9回だけでも、日ハム打線に点火するきっかけとなった梵のエラー、決勝点を与えた小窪のエラーなども敗因の要因に挙げられると思いますが、でももう、あの9回は、誰が何をしても日ハム打線の勢いを止められない…っていう感じの流れになってしまってましたからね。年に1度あるかないかの、「あれよあれよという間に」的な試合。こういう試合があるということは理解しつつも、やっぱりめっちゃ悔しいです。3連勝確実だと思っていただけに…。


 他に気になることと言えば、今年のカープはサード・堂林の守備の危うさも含めて、守備全体が疎かになってしまっているような印象を受けることです。

 
 今は勝ちパターンでの守備固めと言えば外野に中東が入るくらいですが、今日の場合で言えば、9回はセカンドに東出が入っていれば…と思ってしまいました。結果論ですが。また、1点差とかであれば、サードに石井琢や木村を入れるような起用法があっても良いのでは、と思ってしまいます。


 すみません。かつて応援していたドラゴンズ(落合時代)がそういう野球を得意としていたものでつい…。勝ちパターンの試合では、終盤はファーストはウッズ→渡辺、サードは立浪→川相、外野には英智、というように、1手1手相手を追い詰めていく詰め将棋のような選手起用で勝ちを拾っていっていたので、どうも今のカープを見ていると、「勝っていたら終盤はミコちゃんとサファテ頼み」だけになってしまっていて、守備が疎かになってしまっているような気がしてしまうのです。


 ともあれ、長いペナントレース。気持ちの切り換えが大切です。って今日のはさすがに結構引きずりそうな負けですけど…。


 次の試合からの奮起に期待します。