アベノミクスが企業側の経済学に依拠しているという記事がありました。
その通りで、その経済界が国家の上に位置して、国際会議を誘導したり、条約を結ばせたりしている現在、経済政策と言ってもそれが政治そのものとなっています。
経団連が移民受け入れを強く迫っていることは周知の事実ですが、彼らも一応グローバリスト側ですから、欧州を崩壊に導いているグローバル化やイスラム移民を日本でもぜひマネしたいと思っているわけです。
欧州を破壊しているグローバリズム(≒EU)とムスリム移民、この2つについてモロッコ出身のイスラム学者が警告を発しています。
この内容が興味深かったので紹介したいと思います。
その前に、どうして日本でもムスリムフレンドリーなのかを知りたいと思いませんか?
それはズバリ、拡大し続ける市場に魅力を感じているからです。
もちろんグローバリストたちが、です。 普通の人は魅力よりも恐怖を感じます。
イスラム教徒は世界で16億人います。今でも世界人口の20%。
イスラム教ではバースコントロールが禁じられているために、その人口は増え続け、2030年には世界の4人に1人がイスラム教徒になると言われています。
彼らの平均年齢は20歳代半ば、日本の45.8才とはえらい違いです。(参照記事)
ちなみにムスリム以外の第三世界は経済発展につれ少子化になっていっています。
(合計特殊出生率2015年発表: タイ1.4、ベトナム1.7、ちなみに日本は1.4、韓国は1.3です)
それでは、記事の紹介です。
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Islamic scholar: Muslim migrants want Islamization of Europe
AUGUST 14, 2016 JIHAD WATCH (この記事のソースはこちら)
高い評価を受けている研究者であり学者である人物が、「ヨーロッパにいるイスラム教徒たちは、移民たちをヨーロッパ大陸のイスラム化の始まりとみなしている」と警告しました。
Abdessamad Belhaj 教授は、グローバリストたちが、いかにしてイスラム移民を使ってヨーロッパの国々を社会的に分断させ、人々を操りやすい消費者に変えているかを詳しく述べています。
政治とメディアのエリートによって行われた政策で、西側が内戦に飲み込まれるという逆効果を見ることになるかもしれません。
このイスラムと社会学の学者は、「大量の移民はヨーロッパ人にとっては破壊的なことであり、新自由主義者(ネオリベラル)のエリートたちは、自身の終わりなき富の追及の副産物として、イスラムテロと国家の破産、崩壊を見る」と警告しました。
ハンガリーの移民調査研究所とのインタビューでBelhaj 教授は、彼の呼ぶところの”イスラミック モラル エコノミー”について議論しました。
彼によると、イスラミック モラル エコノミーとは次の信条が基礎になっていると言います。
「※もしお金があるとすれば、それはイスラムだからです。そしてもしイスラムがあるなら、それはお金をもたらします。(財産はすべて神の物でありその財産の再分配が続くからです。←補足)」
(※すみません。訳が間違いなのか、意味が自分でもよくわかりません が、次のように考えました。
一般的に”経済活動に倫理的なものが含まれている”モラル・エコノミーは”、計算や打算で経済活動を行う”ポリティカル・エコノミーに対比されます。
また、俗にいうイスラム経済というのは、先物などの実体のない取引が禁止されていて、サブプライムローン(米国の信用力の低い個人向け住宅融資)問題でもイスラム経済圏がほとんど影響を受けなかった理由と考えられています。
ここでいう、イスラミック モラル エコノミーは、例えば産油国が他のイスラム教国を支援したりすること、欧州にモスクを建てること、持てる者はそれを巡礼に使う、ジハードを支援するなど、神からもらった財産なので、神のためにまた誰かに使うという再分配を続けるということのようです。)
ヨーロッパ各地で仕事をしているモロッコ出身の学者(=Belhaj 教授)は、「イスラム移民は、すべての財産は与えられる物であり、働いて獲得するものではない」という見方をしていると述べています。それゆえに、「ムスリムがヨーロッパの土地を手に入れることによって、ムスリムへの富が認められたと信じている」と明らかにしました。
イスラムの言説では、欧州への移民は欧州のイスラム化の始まりとみています。
欧州の豊かな土地が、貧しい宗教から裕福な宗教へとイスラム教の運命を変えると見ているのです。
これはもちろん矛盾しています。貧しい者は、ヨーロッパを貧しくすることしかできません。
そのうえ、移住がコミュニティにとって勝利と正当化されました。教授は、イスラミック モラル エコノミーは破滅的だとしました。
教授は、「ムスリムにとって国家の法律は神の法に比べれば軽いものです。だから彼らはヨーロッパで平行社会(パラレル社会)を作ります。」と述べています。
この事態は新自由主義にとって完璧です。ヨーロッパの各国にムスリム地帯が出来ることは、共同体(地域社会)の絆を崩壊させ、共同体を”どうでもいいもの”にしてしまうのです。
Belhaj 教授によると、「ヨーロッパのエリートは移民を奨励しイスラムを受けいれます。イスラム移民と新自由主義の間の調和は偶発的なものではなくて必然的なものです。」と述べています。
教授はこうも言っています。
「移民というのは、国境がない、最小(単位)で、グローバル社会である、という新自由主義のモデルとして役に立つのです。しかし、移民はヨーロッパ市民全体に災難をもたらします。」
Belhaj 教授は強調します。
「尊厳や表現の自由、そして中間層というものは新自由主義にとって時代遅れなのです。
新自由主義者が渇望するのは、最小限の絆だけある中間層のいない社会、それと消費に使うべき最小限の所得を国民に施す国家なのです。」
Belhaj 教授は今までに、4冊の本と50以上の研究論文を世界に発信しています。
そこでは、グローバリスト・システム(世界支配主義者システム)は”貧困の持続”を結果としてもたらすと警鐘を鳴らしています。
”貧困の持続”は西側世界の相当数の人々の運命になるだろうと述べています。
ヨーロッパ人はいま毎日、いかに移民たちが平行経済を発展させ、誰がヨーロッパの道徳基準から外れた(彼ら独自の)道徳観を見せつけ、地域の利益に貢献しないのかを見ています。
移民の波に対するヨーロッパのパニックを”正当で道理に適っている”と教授は言い、それは新自由主義体制への抵抗としての道徳的なパニックと、ヨーロッパをぞんざいに扱うことへの拒絶なのだと述べています。
訳
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社会の分断、例えば桜井誠氏と有田ヨシフ氏は朝鮮人のことがなければ敵対していないかもしれません。
2人で国民のために政府や企業に立ち向かっていたかもしれません。
そういうことをされないだけでも政府や企業は助かるのだと思います。
移民さえいなければ、本当は揉めなくてもいいことで国民同士がいがみ合ったり、その間別のことが疎かになったり、それだけを見ても、移民流入というのは十分に社会を分断、弱体化させます。
人間は家族や地域の共同体と一緒にいることで守られています。
絆を断ち切られた人間が弱い立場になることは、独居老人が詐欺まがいの商法に引っかかることや、後ろ盾のいない個人が社会で虐げられていることを見れば理解できると思います。
私たちは、私たちが選挙で選んだ政治家によって、合法的に搾取され痛めつけられているという悲しい現実を直視しなくてはいけません。