難民しよう

 


今日はモロッコ人がシリア人に偽装してドイツに潜入しているお話です。

日本語で紹介します。
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NEWS “Merkel has Opened the Gates” JANUARY 27, 2016 THE NEW OBSERVER

「メルケル首相は難民への門戸を開けている。これがモロッコ人がシリア人に成りすましている理由です。」
モロッコの有名な新聞社の編集者が言いました。

ドイツの Berliner Morgenpost紙が、モロッコのHibapress紙の編集者Adil Karmouti氏の話を引用しています。

多くのモロッコ人が、ドイツに入った時にシリア人に成りすますため、シリア国歌を暗唱するまで覚えこみ、シリア人の言い回しを練習しています。

モロッコのカサブランカには、彼らが他のアラブ・中東地域と同様アラビア語を話すことを利用して、モロッコ人をシリア人に見せかけるあらゆることを教える「詐欺師志望者」のための正式なクラスがいくつもあります。
トリックはモロッコ人を多少なりともシリア人に見せることで、これはヨーロッパへの長い道のりの第一歩です。

以前はモロッコ人が欧州へ入り込むルートは、リビアから地中海を超えるものでした。
その結果、最初に上陸する国はスペイン、フランス、イタリアとなり、そこで不法滞在をするか、何の根拠もないのに"亡命"を申請するかのどちらかでした。
(スペイン入国の様子はこちらのブログで書いています。フェンスをよじ登って違法越境しています。)


彼らが戦術を変えたのは、ドイツで大勢のシリア人が保護されることを見たこと、それだけです。
「メルケル首相は国境を開けた。難民はドイツで歓迎される。」と、多くのモロッコ人が思いました。

今は、モロッコ人はビザのいらないトルコへ飛行機で飛びます。そしてそこからバルカン半島を通るルートを使ってドイツへ行くのです。

多くのモロッコ人はそのトルコで、シリア難民とおしゃべりなどの交流をしています。
この体験がドイツでシリア難民と認識されることに大いに役立つと彼らは信じています。

ドイツ内務省によれば、2015年にドイツに入ったモロッコ人はたったの10,258人、アルジェリア人もたったの13,883人と発表していて、あまりに少ない数であり、偽装難民がどれほど多いかが窺われます。

大みそかの性犯罪は多くが中東出身者とみられていますが、北アリカ出身者もかなりの数を占めているとBerliner Morgenpost紙は述べています。
また同紙によると、北アフリカ出身者は、強盗、万引き、スリ、窃盗が特別に多いと認めています。

ほとんど役立たずのドイツ政府内では、いまだにこれらの偽装亡命者たちを早く強制退去させるにはどうしたらよいかを議論しています。
ノルトライン・ヴェストファーレン州(※)の内務大臣Ralf Jäger氏は、様々な理由から、これは"大変難しい仕事"になるだろうと語っています。(※ドイツは州の権限が強く、州ごとに知事ではなくミニスター・プレジデントがいる)

"大変難しい仕事"という意味は、こういうことです。

2015年以前の難民審査でも一人当たり15ヶ月かかっていました。今ではもっとかかるはずです。これだけ長期間ドイツに滞在できるのであれば、侵略者たちにとって、たとえ最後は強制送還となっても罪を犯し、ドイツ人の税金で生活するといううま味があるのです。

しかし、たとえ強制送還が決まっても直ちに実行されるわけではありません。
 Morgenpost紙も認めるように、多くの難民たちは欧州に入る前に自らの身分証明書を故意に破り捨てているからです。

政府の登録管理によって身分証明書を再発行できたかもしれない中東諸国、例えばシリアやイラクは、西欧諸国が支援した反政府活動でインフラが壊されてしまい、シリアなどはISモンスターに変わってしまいました。

他の国々、アルジェリアやモロッコは、代わりとなる身分証明書の再発行はしないでしょう。
又は、単にドイツ政府がアルジェリア人やモロッコ人ではないかと言ってきた難民たちを送還されることを拒否するでしょう。

Morgenpost紙も認めるように、彼ら非白人たちが自国を逃げてきたのは、出身母国が極貧地帯だからなのです。
同紙によると、アルジェリア人の4分の1は、不衛生で極貧の中で生活していて、何の望みもなく永久に失業しています。

3900万人のアルジェリア人のうち、70%以上が30未満です。そして彼らのほとんどが欧州へ行きたがっています。
地中海を渡ろうとしている一人のアルジェリア人にインタビューをしたことがありますが、その時の彼の話は、「私の人生は全く悲観的です。仕事もアパートもありません。アルジェリアでは医者も技術者も仕事がありません。」ということでした。

もちろんMorgenpost紙も管制下に置かれたメディアも決して認めないでしょうが、これら第三世界(アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの発展途上国の総称)の悲惨な地域は、ほとんどが自業自得なのです。

能力の低い人達※が集まっても、創造もできないし、維持管理もできないし、機能もしないのです。だから多くの第三世界が常に欧州と比べて悲惨な状況なのです。
しかし、統制されたメディアとリベラルジャーナリストたちは、人種と人種の違いの現実を認める前に、文字通り自殺を仕出かすでしょう。

※英語原文で下線部分は表現としてふさわしくないと私が思ったので変えています。
しかし、「ヒトラーが犬好きで歯を磨いたからといって、私たちが犬を嫌い歯を磨かないことにはならない。(「文明崩壊」から引用)」という通り、このメディアの事実報道は、隠ぺい体質の有名メディアよりも優れていると思います。なので、事実がわかる記事を紹介しています。)


波線END
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以前オランダでモロッコ人移民がこう言っているブログ記事を書きました。

「私達はここにずっといる。私達を私達の国(オランダのことです)から追い出すことは出来ない!」
「オランダにモロッコ人が多い方がいいか?少ない方がいいか?」
と政治家が集会で発言したことに反発した発言です。

この政治家は、極右政党とメディアが必ず枕詞を付ける、普通の愛国的な党である、自由党のウィルダース議員です。
彼は最近では、「女性たちが、イスラム教徒の男性に対して自分の身を守ることができるようにすべきであり、
(現在同国で携帯が禁止されている)催涙スプレーの携帯が許可されるべきだ。」とか「オランダは国境を閉ざすべきだ。」と述べているようです。(参照記事

自衛しようと言っているごく普通の人間の感覚だと私には思えます。
 

転載記事の最後のところ、差別だと言って怒る人がいることは想像できます。
個々人を見て優秀な人はいても民族で集団となると国づくりができない、これは私は事実だと感じています。
「公」より「私」、この精神が汚職や怠慢や隠ぺいを引き起こし国の発展を阻害しますが、しかし、これがこの民族がこの地で生き残ってきた、勝ち残ってきた理由なので、そう簡単には変えられません。

もう本当に途上国では諦めるしかないことがたくさんあります。「人が違う」これにつきます。
途上国での生活体験から私は移民に反対しています。
観光やビジネスなどの適度なお付き合いはいいと思うのです。でも同居は嫌です。
同居を強いられなければ、外国人を嫌うこともないのです。

私は移民推進派の政治家たちが、先進国しか知らない、または途上国のエリートしか知らないことが悲劇だと思っています。
彼らが呼び込もうとしている第三世界の住民はそういう人たちとは全く違います。
集団になれば、日本に合わせるより自国出身者の仲間とともに出身国に合わせます。

遠く欧州のことを紹介していますが、いま日本で静かに進行している移民受け入れ
このまま何もしなければ日本がそうなるであろう姿を見ていると思ってください。

総理が「いわゆる移民」に反対しているから大丈夫というお花畑では、上流階級でない限り痛い目に遭います。
移民を入れてもかろうじて平穏な生活を送れる人はほんの一握りです。