Pico Birds(和訳) ~Glam Exocica !より | ☆Dancing the Dream ☆

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過日、純さんたちの舞台『Lost memory theater』を観ました!
感想を述べるには、軽い痺れとともに、
まだ夢のつづきの中にいますので~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


今日は、
もう15年も前の1999年の作品、
三宅純さんのアルバム「Glam Exocica !」から、
実の娘さんのシーナさんが歌う
Pico Birdsを訳してみます。
歌詞のスクリプトがネット上で見当たらないので、
手打ちです。
もしも、どこか、まちがって打ってたら、ごめんなさい。

******************

その前に、ちょっと「鳥 Bird」についてのお話です。

Latin語で鳥は・・ avis
英語は、eɪviənと発音してavian
avis ‎(bird )+ -ianという構造と説明してある。。。

たとえば、
auspice「前兆、庇護」という意味を持つ単語の語源は、
avi(=bird)+spiceという構造で
spiceは、ラテン語のspecere(=to see)
つまり、鳥を観察して、「鳥の飛行で吉凶を占った」ってことのようです。
そして、auspiceという言葉は、こんな意味になったんですね。

いずれにしても、
人間は、「空を飛ぶ鳥」に不思議な思いを抱き、
「secret source of information 秘密の情報の源泉」を見出していたのですね。

では、Birdという言葉は、
いったいどこからやって来たの?

Birdはちょっと謎の単語です。
それは「羽の生えた飛ぶ生き物」を表す古英語の一般的な単語ではありませんでした。鳥を意味するのは、fowlでした。
古英語でbirdは特に「若鳥、雛鳥」を意味しました。
それが、14世紀になってfowlに取って代わり始め、完了するのに何百年もかかりました。

その元々の意味から、breed「産む 繁殖する 種類」やbrood「卵を抱く 雛鳥」と関係があると考えられるようになりました。
普通の古英語の形は bridですが、rとiは音位転移として知られる過程で後に入れ替わりました。
子供が、「ガンバレ~!」を「バンガレ~!」などとつい言っちゃうような、あれですね。
これ以上説得力のある証拠は出されていません。 

そして、1300年には、birdは「女の子」の意味で使われましたが、これはおそらく別の似たような中期英語の単語burde(「若い女性」の意をもつ)との混同のためです。
・・・・とか。

それで・・結局
「Bird」という言葉に含まれる意味は???
よく解らないながら、なんとなく・・ですが、
ともかく、古来から、人間は「羽をもち空を飛ぶ生き物」に非常に神秘を感じていたのでしょうね。
鳥たちは「命の源の秘密」を知っているのではないか?
鳥は「命」についてのメッセンジャーなのではないか?と崇拝していたのでしょう。
つまり、彼らの歌は、「神からのメッセージ」のようなものである。と。

さて、
朝露の湿気を帯びたケツァールが住む森を思わせる
ガムランのような旋律にのせて、
幼い少女のような透明な声で歌われたPico Birds

ところが、シーナさんの詞を訳してみて、
ん?んん?・・と、訝しみ、
よくよく考えて・・驚くのは・・・
最後の節のところ、、

the songs about pico grams
a BOY will change into a GIRL
pico pico pico grams

ピコバードたちが歌う歌は、
「一兆分の一グラム」についての歌だと言うのです!
「男の子が女の子に変わる?」と。
は~、
環境汚染により特に男性の遺伝子が傷つけられているという説がありましたね。

これは・・
環境汚染についての歌ではないでしょうか?!!
空気中の、水の中の、私たちの目に見えないほど小さな 
一兆分の一グラムの物質について、
ピコバードたちが、警告の歌を歌っているのでは?!!

ドラゴンというのは、
世界中の原始宗教の自然神で、
鳥と同じように、卵を抱き、空を飛ぶこともできる
水棲巨獣 水神とも崇められました。










Music Written, Arranged and Programmed by Jun Miyake
Lyrics Written by Sheena Miyake

Sheena Miyake (Vocals)
 Jun Miyake (Flugelhorn, Whacho's Tube)
 Midori Takada (Marimba)
 Tomoyuki Asakawa (Harps)
 Mataro Misawa (Percussion)
 Hitoshi Watanabe (Bass)
 Dairo Miyamoto (Timpani)
 Masahiro Itami (Guitar)
 Udai Shika (Cello)



  Pico Birds
   ピコバードの歌


Rain drops from the high above
Mountain Dragon swallows them all
Dady saids there're Springs bellow
Made of Dragon's tears and Fears

ずっと上の高い所から降る雨粒
お山のドラゴンは それをぜんぶ飲み干してしまう
父さんが言ったよ
泉には轟く鞴(ふいご)があって
ドラゴンの涙と恐れでできているんだって
 
Dripping Down
through River of Gold
Leaking into
the Ocean of the Lives

ぽたぽたと流れ落ちる
黄金の河をつたって
命の海へと 漏れ入る

Now look, I hear the bird again !
pico pico pico bird
Now hear he sings he sings again !
pico pico pico bird

ほら またあの鳥の声が聞こえる!
ピコ ピコ ピコバード
ほら 聞こえる 彼が歌ってる また歌ってる!
ピコ ピコ ピコバード

Rain drops into Ocean
Fountain Dragon swallows them all
Dady saids there aren't waters left
those without their tears and fears

海へと流れ落ちる雨粒
水源のドラゴンは それをぜんぶ飲み干してしまう
父さんは言ったよ
ドラゴンの涙と恐れでできた水以外は
もう残っていないんだよと

Dripping Down
through River of Gold
Leaking into
the Ocean of the Lives

ぽたぽたと流れ落ちる
黄金の河をつたって
命の海へと 漏れ入る

Now look, I hear the bird again !
the songs about pico grams
a BOY will change into a GIRL
pico pico pico grams

ほら またあの鳥の声が聞こえる!
一兆分の一グラムについての歌だよ
男の子は女の子に変わるだろうって
一兆分の一 一兆分の一 一兆分の一グラム