家族になろうよ♪って歌がありますね。TVのCMでも使われているので、知っている方も多いと思います。
ここで言う家族になろうよ、は、同じ私たち日本人同士であれば、独身の男性が、お付き合いしている女性に向かって「結婚しよう。」と言っているのと同じ意味だと理解出来ます。結婚しよう、という表現にありきたりさや気恥ずかしさを感じる照れ屋の男性なのだろう、とも推測することが出来ますね。そこに共感を感じる人も多いでしょう。
ところで、この手のレトリック、外国語の会話で使うのはあまりお勧めできません。
家族になるには、いくつかの方法がありますね。この場合、口にしたほうがA,聞いた相手がBとして、
AとBの結婚、は、まあ、洋の東西を問わず一番メジャーな方法でしょうが、
AとBが養子縁組をする、
あるいはAはBの親や子どもと結婚することでBと家族になりたいのかもしれません。
なので、出来るだけ自分の意図をまずはシンプルにに述べるほうが絶対に相手Bに親切ですし、自分Aにとってもメリットがあるはず。
結婚したいと伝えた後に、その理由としてどれほどあなたが特別な存在か、というのは付け加えても良いわけですし。決してぶっきらぼうに要件だけを言うのではなく。
シンプルに、誤解されない表現で。母語でない言葉での会話の鉄則です。