合同コンサート、無事にアナウンス業務終わりました

今日はピアノの先生が主催のコンサート
スタッフとして参加しましたよこのあいだ幼稚園の見学に行って見てきたあれの本番ね
さいたま芸術劇場は10年以上前に私も出演者として出演したけど、設備も全く覚えてないから、まず楽屋に行くまで迷う(笑)
先生たちと会ったあとはリハーサルの段取り、子供たちは数十分後にくるとのこと
先にOBグループがリハ、私はマイクチェック、そして会場のアナウンスを任される
会場アナウンスてあれね、ライブ前とかにもよく流れる、「本日はご来場いただきまして、誠にありがとうございます。開演に先立ちまして、いくつかお客様にお願い申しあげます」、みたいな。
『えそれ私がやるの』と思っちゃった(笑)

数分後、幼稚園児が到着。練習の時より人数増えてた
みんなは2曲目から登場だから1曲目は楽屋で待機。
ところが「しーだよ？」と言っても喋る騒ぐ話すの繰り返し(笑)
自分たちの出番が来るとしっかりした足取りで登場、歌はしっかり歌って、リハは終了。
本番まではみんなお昼ごはん、ところがママがまだ練習してる子はお弁当の在りかがわからず…「おなかへったー」とか「トイレー」とか言い出す(笑)
私は今日の数時間しか会ってないから、そんなに大変じゃなかったけど、本番までの待機時間、子供たちが一斉に私のところにやってくる

男の子「クッパって知ってる？」

私「知らないな～なに？」

男の子「クッパはねーマリオの敵でね、8面を倒さないと6面に行けないから、6面に行かないとクッパ倒せないんだよ」

私「そうなんだ～(なんか順番がおかしいけど…)」

女の子「違うよ6面倒さないと8面に行けないんだよ」

私「そうなの？」

男の子「そうだった。あれ、なんで？」

私「8と6どっちが小さい？」

男の子「6」

私「じゃあ6面が最初かな？」

男の子「…そうだった、間違えちゃった」

本気で悲しそうな顔をするから本当に可愛くて可愛くてっ
子供と向き合う時は子供に一方的に話させるのが私の手法です(笑)
クッパは知らないふりして、そのうち「クリボーは？」とか「ノコノコは？」とか言うから、全部知らないふりして１から説明してもらいました(笑)

そのうちピアノを見つける子供たち
弾いていい？と聞いて来たから、「いいよ」と言ったら、親御さんの方から「聞こえるかも知れないから止めさせて」と忠告
だけど、ここで「止めて」と言っても子供たちはわからないはず、と勝手に解釈(笑)

私「はーい、おしまーい」(と言ってピアノの蓋をしめる)

女の子「えーなんでー」

私「ピアノさん、今日は風邪引いてるから疲れたんだって」

女の子「そんなことないもーん」

私「本当だよ～ほら、蓋がしまっちゃった」

女の子「そんなことないもーん開くもーん」

子供たち４、５人VS私のピアノの蓋の戦いが始まる(笑)
そのうちお菓子が配られ、食べる子と食べない子と別れる
歌う時は持っていけないから、ここに置いておこうね、と言ったら、「ぼくのがどれだかわかんなくなるよー」と賢い発言(笑)
小学生の女の子が名前を書いてあげることに素晴らしい連携プレー
すると一人の子がお菓子の中身のことを指摘。

女の子「これ、中身みんなおんなじだね」

私「みんながケンカしないようにだよ」

女の子「じゃあ、自分のがわからなくなっても大丈夫だねだってみんな同じだもん」

なんて賢い
「そうだね、食べてない子はみんな同じだからケンカにならないね」と言って私も楽屋でお昼ごはん、急いで食べる

会場時間になって「本日はご来場いただきまして～」のアナウンス。
ママたちの歌の前にアナウンス
ママたちの歌、子供たちの歌、OBのアナウンス、ゲストライブ…と着々と進み無事に終了
帰りにポインセチアもらいました
冬の花の代表だよねこのポインセチアを一つずつ袋詰めしてたら洋服のうしろのリボンを引っ張られる

女の子「終わったよー」

私「終わったね～どうだった？」

女の子「楽しかったー」

私「そっか～また歌いたい？」

女の子「歌いたーい」

満足そうでなにより
私も会場でゲストで来てくれた方の「魔王」とリストの曲を俯瞰で見れてすごかった
手がね、おかしな動きだったんですよ、いや、全然おかしくはないんだけど(笑)
一般人の私から見たら、一体どういう動きで退いてるの？と思うような動き、プロのピアニストはさすがです
演奏してくれたのは、リストの『ラ・カンパネラ』一度は聞いたことあるはず