論文の出来が合否を分ける | えんぴつの司法試験受験日記

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司法試験を諦めて、事務官として成長していくえんぴつの日記です。

今年の短答の成績は239点で平均点を割りました。

合格者を2000人とした場合、現在9点のビハインドを負っています。
短答の点数は2分の1にされるので、4.5点のマイナススタートです。

一次の得点が239点÷2=119.5点ですから、総合点780点が合格ラインとすると、約660点が必要となります。
二次試験の点数は1.75倍されるので、660点÷1.75=377点を素点でとらなければならず、一科目あたり約47.1(377点÷8科目)をとらないといけません。

仮に一次で2000番ラインの248点がとれていた場合、二次で必要な点数は各科目46.8点ということになります。

一科目あたり0.3点のビハインド。

一次の順番的には数百番単位の差があり出遅れているように見える人でも、十分二次で可能性があると思います。

論文の比重がとても大きいことから、司法試験に関しては、『先行逃げ切り』はあまり期待できないと考えています。

結局は二次の出来次第です。
ただ、ギリギリで不合格となる人の中には、短答で十分な点がとれていれば合格だったという人もいますから、短答を軽視するわけにもいかないことは十分承知です。

自分の場合、論文だけの順位で総合1900番位にいないといけませんが、直前期に2度受けた全国模試の論文の順位は、分母を5000人とした上で約700番と約1500番でした。

模試の通りにいっていると合格なのですが…
模試と本試験は違いますからね。

慎重に結果を待ちたいと思います。