先週末は愛知県一宮市の中日文化センターでウォーキング講座と名古屋栄の骨盤おこし講座があった。感染予防に努め、皆さんの健康意識が高まっているように感じた。
健康維持促進のために、走ったり、歩いたりしているが、膝や腰が痛くなるという人は少なくない。毎日、2時間近くウォーキングをしているが、左腰が痛くなるという人。
山登りをすると右足、股関節が痛くなるという人。ランニングをしているが、膝の手術をした箇所が度々痛くなる人。体の状態は個人差があり症状も様々だ。
相手がいる競技、柔道では相手の体重が膝に乗って靭帯や半月板を損傷することがある。歩いたり、走ったりして体の各部が痛くなるというのは、自重による損傷ということになる。自重のコントロールが、動作で適切におこなわれず、症状が出現する体の状態に発展しているのだ。その原因には、体の各部の機能低下や運動基礎感覚のズレなどが重なって、誤った体の使い方になっていることが多い。動作フォームを修正して体の使い方を修正すれば問題が解決するのかというと、問題が解決する人もいれば、問題が解決しない人もいる。問題が解決しない人は、体の各部の機能低下や運動基礎感覚のズレなどの原因を取り除かなければいけない。