歩き方を見直して運動と感覚を循環させる | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

私は自分の身体を通し人の動作を研究している。特に、ここ3年ほどは、山歩きの中で自分の歩行動作を観察し、修正している。歩く動作において、どのように足を接地しいかに動かしたら、身体に負担なく歩けるのか、一歩一歩を感じるのだ。30㎞以上の山歩きでは、疲労がないときや疲労が残るときがあった。10~20㎞の山歩きでは、ほぼ疲労なく身体がすっきりする。これらの経験と臨床経験をもとに、昨年、はじめておこなったウォーキング講座で、私が実感している歩行動作のポイントを参加者に紹介した。

 

それから3か月、300㎞までは距離を伸ばせていないが、歩行動作の質を高めることができたと思う。次回の講座までは、まだ2週間くらいあるので、さらに歩行動作の質を高め、より実感の濃い内容になるようにしたいと思う。