ジュリア・ロバーツがOKする時 | 超カンタン英語でキャリアアップ!

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字幕研究家。元大手英会話学校講師/英会話本を2冊出版した英会話ライター/ノンフィクションライター。

男は女にセマってはいけない。


追えば逃げる、逃げれば追うのが女というものだと誰だか忘れたが、昔の文豪

も言っている。


それを知ってか知らずか、モテル男は女にセマラない。これは

真実である。モテルから誘う必要がないのか、飢えて

いないから誘わないのか、誘わないからモテルのか、

その辺のところはわからない。だからモテる男とデー

トすると警戒しなくていいからラクである。

映画を見ると、西洋の男は女をデートに誘って君は美しいだの、

スペシャルだのとさんざんほめたりいい気分にさせる

ものである。

デートの最後には男が女の家の前まで送ってくる、男は彼女がキスをして

くれるのか、家に招き入れてくれるのか、まるで犬がお預けを食ったような情け

ない顔をして待っている。が最初のデートで男性がラッキーになる(セックスを

する)ケースはまずない。数回のデートの後(3回という説もある)

にセマるものと相場が決まっている。いやセマる前に

あたかもりんごが熟れてぽとりと地面に落ちるように

女も機が熟せば自分からなびくものなのだ。

たとえば「ノッティングヒルの恋人」。

ジュリア・ロバーツはヒュー・グラントに恋心を抱いた

時に初めて

“You wanna come up?” 「上がってく?」

と宿泊先のホテルに誘う。これは「OK」のサインなのだ。

それまでヒューは自分からセマる間違いは犯さない。

男の中には恋人を探すのを面倒くさがって女の友人に

セマるのがいる。ロマンスやご飯をおごるなどのプロ

セスをすべて端折るところが既にモテない男症候群で

ある。

友達だから怒らないだろうと「僕のベッドに寝てもいい

よ」なんてセックスをほのめかしては友情も壊れてしま

う。夫婦間レープもあるのだから「友人間セクハラ」に

も厳しい目を向けるべきなのかも。