アメリカで"遅延報酬課題"という実験が行われたことはご存じでしょうか?
参考サイト:http://www.blog.crn.or.jp/lab/07/01.html
内容を説明しますと、4~5歳の子供の前におやつを一個置き、一定時間我慢できたら、もう一個おやつをあげるという条件で、子供がどのような行動をするのかを調査した実験です。
我慢した子供と、すぐにおやつを食べてしまった子供の2つに分かれるのは、想像がつくと思います。※僕がこどもだったら、すぐにおやつを食べちゃう派だったと思います(笑)
実験はこれだけで終わりません。その後、実験対象だった子供たちを、青年になった時に調査しました。
その結果、おやつを食べるのを我慢できた子供は、すぐにおやつを食べてしまった子供より、社会適応性が高いということが分かったんですね。
自分の欲求を抑止できる、つまり、目先の利益や感情に流されず、自分をコントロールできる人の方が、社会でうまくやっていけるということですね。
「資格の勉強しなきゃな~、あ!日曜洋画劇場やってる~。タイタニックじゃん!久しぶりに見たかったんだよね~。……資格の勉強は明日にしよう。」
こんな感じで、人ってつい目先の快楽を優先してしまいがちです。これだと、資格をいつまでたっても取れませんよね。
なので、達成したい目標や夢がある人は、"目先の快楽"を先送りする力をつけるといいですね。
僕は、誘惑に負けそうになった時はいつも、目標が達成できた時をイメージするようにしてます。
「これが達成できたら、自分ってすごいよな~自慢できるよな~いい気分!」とその時だけは、ナルシストモード、自分すごくない?モードになって、やる気を上げています。(笑)
※注意:あくまでその時だけです。(笑)
すぐに手に入る快楽ばかりを優先しすぎると、本当に得たいものを得られないので、おやつを我慢できる派になれるよう頑張りましょう!