【ネタバレOKな方だけお読み下さい】
▼コント「占い師」
向さんが占いの館に相談に行く。最近彼女に振られ、ツイてないことが多いという設定。
館には占い師（早希ちゃん）がいて、メニューは「手相：\2000、タロット：\3000、似顔絵：\4000」とある
占「何を占いますか？タヒぬタイミング？」
向「そんなん要りません。まだまだ生きます。そんなことより」
占「はいはい、どうせ恋愛でしょ。あなたのようなルックスの男は」
向「ちゃんと彼女いましたよ」
占「それって、好きな女性を家まで尾けていって、勝手に付き合ってると思ってたとかいうことでは？」
向「普通に毎日会ってましたよ。失礼やな」
占「はいはいわかりました。どの占いにしますか？」
向「じゃあ、手相で」
占「ほうほう、ハンバーガーみたいな手ですね。ハンバーガーハンド」
向「ハンバーガーて！そんな例えあるか？ハンバーガーハンド？スタンドみたいに言うな」
占「生命線が2ミリですね」
向「生まれてすぐタヒぬじゃないですか。ちゃんと生きてますよ」
占「仕事運を見ましょうか。向こう10年、売れるでも売れないでもない状態が続きますね。最近バーンと人気が上がって、バーンと元に戻ったことあるでしょう？」
向「やたらリアルやな。仕事運はそれ以上はやめて下さい。他の運は？」
占「性欲線が手の甲まで回ってますね。あとは人刹め線が。人を刹めたことは？」
向「なんですかその線は？」
占「じゃあパネルで説明しましょう」1枚目のパネルを取り出す
ドラえもんの手が描かれているｗ
向「なんでドラえもんの手なんですか！」
2枚目のパネルは過去にたくさんの人の手相を描きすぎて線だらけの図
向「使い古しやないですか！」
占「エコロジーなんですけどね」
3枚目はシルクさんのポスター
向「なんでシルクさん？手ですらないじゃないですか」
4枚目は普通の手の図
早希ちゃんが線を描いていくと最終的にハンバーガーの絵に
向「ハンバーガーやないか！」
向「じゃあタロットにして下さい」
早希ちゃん4枚のカードを取り出す
向「UNOやないか！なんでここでUNOやらなあかんねん」
占「チェッ、お兄ちゃんのケチ！」地面を蹴るそぶりで萌えジェスチャー
向「それ、いい感じやね。もう1回」
占「チェッ、お兄ちゃんのケチ！」
向「おお、ええなあ」
占「チェッ、お兄ちゃんのケチ！また裸で最中食べてよ」
向「どんなシーンやそれ？」
占「まだ占いありますよ」
向「もう最後の似顔絵てやつしかないけども」
占「あなたに深く関わりのある人の顔が浮かび上がってくるという占いです」
最初に描いたのは木村さん
向「相方やないか！そら身近やろ」
占（パネルを向さんの右に並べて）「しっくりきますね」
向「立ち位置逆やけどな」
占「関わり、"あると思います"」
向「やかましい」
2枚目は新作のグロ妖怪の顔。
占「守護霊です」
向「さっきのシルクさんと一緒にお祓いして下さい」
3枚目は普通の女性の顔。
占「どうですか？未来の奥さんかもしれませんよ？」
向「あ、ちょっとすいません…」神妙な反応で足早に立ち去る
占「待ちなさいよ！ねえ！…なんやもう～またタダで逃げられた。値段下げた方がええんかな～。もう店じまいしてテレビでも見ようっと」
TVニュース「昨夜、高校生の○○○子さんが刹害されました。○子さんは以前からストーカー被害に悩んでおり、警察は犯人は○子さんがバイトしていたハンバーガーショップに通っていた向清太朗32歳とみて行方を追っています」
占「……やっぱり値段上げようか」暗転
▼VTR「原付・取る・取らせる・2人 略してGTTF」
受験が決まってから1週間経過
抜き打ちで○×模擬試験
向「ウンコウ前にマフラーの故障が見つかったが、走行には影響ないのでそのまま運転した」
早「×。トイレに行かないと」
向「……ウンコウ前というのは、運行する、つまり走る前のこと。ウ●コをする前ではないです」
向「逆に、ウ●コの前にマフラーの故障が見つかるってどういうこと？正解やけど、問題をちゃんと捉えて下さいよ」
早「字で書いてあったら大丈夫やったんですけど。ちょっとヒーリングがまずかったみたいですね」←ヒアリングやろｗ
向「少しでも酒を飲んだら、絶対に運転してはいけない」
早「○」
向「正解です。これはさすがに」
早「飲酒運転はダメです。ダメ。ゼッタイ！」大麻撲滅キャンペーンのバツジェスチャー
向「そこに自分がやってたのをねじ込むのやめてくれんか？」
向「危機感が足りません。もっと追い込むようにします。今度のGTTFの最後のコント、あなたが原付で登場するくだりを作りました」
早「絶対免許取らなあかんやないですか。それがないと成立しないようなコントですか？」
向「成立しません。もし落ちたら、フルテンションで『ブーブブ、ブーブブ』言うてエアバイクで出てもらいます」
早「それは恥ずかしい。絶対取ります」
▼コント「幽閉2」
向さんが椅子に座っている。そこへ天の声が
声「お前は幽閉されている」（途中から加工なしｗ）
黒マントの早希ちゃん登場。
早「今から私の命令に従ってもらう」
早「すごく、罰ゲームも用意してあるぞ」
向「日本語がおかしいですよ」
早「では、質問をしよう。お前はアニメが好きだな。最近は何が好きだ？」
向「『偽物語』ですかね」
早「では、『偽物語』の悪いところを3つ言え」
向「シャフトが忙しすぎて、文字ばかりで画が動かないシーンが結構ある、僕の好きな駿河の出番が少ない、西尾維新先生が僕より才能ありすぎて嫌になる、この3つでどうでしょうか」
早「どうだ、この嫌がらせは？」
向「…こんなに下手くそか」
早「じゃあ、この質問だ。先月のギャラはいくらだ？」
マントで隠してもらいながら申告
早「夢も希望もないな」
早「じゃあ、物真似をやってもらおうか。豊臣秀吉」
向「無理です！」
早「ヒントやろう。…猿」
向「誰でも最初に浮かぶワード…」
早「草履。はい、やれ」
向（猿っぽく）「信長様、草履を暖めました……地獄だな」
早「罰ゲームだ！」
スタッフ、低周波治療器を持ってくる
電極を向さんの両ほほに貼るｗ
向「イタタタタ…」電極外れる
早「取るなんて最低だな」出力下げないまま外れた電極に触り「アイタタッ！」
向「不慣れなことはやめましょうよ」
早「次の罰ゲームだ」
風船入りストッキングを持ってくる
早「これが嫌なら、マンキンでローラの物真似やれ」
向「ローラだよ♪代官山にいるよ♪」
早「罰ゲームだ！被れ！」
スタッフに無理やりストッキングを被せられる。早希ちゃんが空気入れを起動
向「アー怖い！怖い！」
ところが、風船が途中まで膨らんだところで圧が上がらなくなってしまうｗ
つなぎ直したりするが、何回やっても圧が上がらないｗ
向「ちょっと待って下さい。これ、お笑いの劇場ですよね？なんで調整をここでするんですか？」
再挑戦、今度は前よりも膨らんだが、ストッキングが先に圧に耐えられず破裂ｗ
破けたストッキングを被った向さんの前に、管につながった風船がただぶら下がってるという画にｗ
向（動揺しながら）「どうすんだこれ？？変な汗が…」
早「どうだ参ったか」
向「別の意味で参りました。あなたMCやらない方がいいですよ」
早「では、質問を続けるぞ」
早「今日、お前、彼女が来てるそうだな。どこだ？」客大喝采
向「女性客少ないんですから特定しようとしないで下さい」
早「付き合って何か月だ？」
向「8か月です」
早「ちょっと倦怠期じゃないのか？この機会に、彼女に愛のメッセージを言ってみろ」
向（動揺）「なんでここで？」
早「彼女も喜ぶだろう。今夜はすき焼きだな」
向「昭和の家庭か！」
早「さあやれ！3・2・1…」
向「いつも一緒にいてくれてありがとう。誕生日プレゼントの体重計、毎日乗ってます。大好きだよ」客大喝采
早「よし、ここまでだ」立ち去る
向「最悪や…」
天の声「面白4文字」
向「…鉄分」
徐々に暗転
向「何この終わり方？嫌やー」
急に元の明るさにｗ
天の声「ローラ」
向「ローラだよ♪」暗転
▼VTR「芸人・トーク・テレフォン・ファミリー」
今度は早希ちゃんが向さんのお母様に電話
早「清太朗さんについて、お母さんにお話をお伺いしたいんですけど」
母「はいはいはい」
早「清太朗さんいい歳じゃないですか。結婚してほしいと思いますか？」
母「思います」
早「それはなんででしょうか？」
母「やっぱり孫が見たいですね」
早「そうですよね」
母「いくつですか？」
早「私、28です」
母「フフフ」
早「どういうことでしょうか？ｗ ところで、お母さんは今恋をしていますか？」
母「もちろん」
早「どんな方ですか？」
母「無理無理、言えない」
早「何で出会ったかだけでも」
母「ダメダメ」
早「そんなに秘密の恋ですかｗ では、常識問題を私に出してもらってもいいですか？」
母「ギブ＆テイクとはどういう意味か？」
早「与えるってことですか？」
母「ギブが与えるって意味やな」
早「ああ、それとテイクで、与えながらもらう、って意味ですか」
母「正解」
早「最後に、面白3文字を言って下さい」
母「……目玉」
早「ありがとうございました」
向「お母さん」
母「ハハハハハハ」
向「全部聞いてたよ」
母「フフフフフフ」
向「恋してんねんて？」
母「あれ、ちょっと言うてみただけや、ハハハ」
向「何やねんもう～」
母「アンタ、早よお金送ってよ。ユウジ（向さんの弟さん）2万円送ってくれたよ」
向「知らんよそんなんｗ」
早「いくら送ったらいいですか？」
母「ハハハ…3万円」
早（向さんに）「送ってあげて下さい」
早「ありがとうございました」電話切る
早「面白いお母さんｗ あたし、歳訊かれたの何だったんですか？ｗ 品定め？」
向「全然わからんｗ」
▼コント「漫才オーディション」
センターマイクのところに2人「どうも～GTTFです」と普通の漫才のテイで登場
早「私が惣流アスカラングレーで、こっちの天パのシャクレが」
向「向です～て、どっちも違うやん。メガネのイメージでしょ」
早「メガネを取ると、刹人犯か！」どつく
向「どんなツッコミや」
早「私、GTTFに言いたいことがあるんですよ」
向「何でしょう？」
早「タヒね」
向「え？」
早「名前がわかりづらい。もっとわかりやすくしないと」
向「どうしましょう」
早「CHAGE&ASKAみたいに、INAGAKI&SAKIってのは」
向「俺いなくなっちゃったよ」
早「タヒね」
向「なんでタヒねって言われなあかんの？GTTFにもちゃんと意味があるんですよ。Go To The Futureっていう」
早「なるほど、そういう風に略したらええのか。じゃあ、Seitaro Inagaki Nandemo Entertainment、略してSINE」
向「『タヒね』やないか！」
早「でね、やりたいことがあるんですよ」
早「いつかのために、告白の練習がしたいー！私ももう22ですから」
向「サバっ！！バレバレやん」
早「私が告白するんで、ルミネのスタッフさん彼氏役やって下さい」
向「俺がやるがな」
早「わかりました。…今日は、こんなところに呼び出してごめんね」
向「いや、大丈夫だよ」
早「こんな高い崖の上に呼び出してごめんね」
向「火サスで犯人が自首する場面か！もうええわ」
……
向「こんな感じでどう？」
早「悪くはないけど、ツカミが弱いかな。もっとみんなにわかりやすいツカミがいいと思うんですよ」
向「どうする？オーディションまで3日よ」
早「とりあえず私、家に持って帰って直してみますわ」
翌日
向・早「どうも～GTTFです」
早「私が惣流アスカラングレーで、こっちの目が多くて下半身溶けてるのが」
向「リリスです、って誰がリリスや。メガネのイメージでしょ」
早「メガネを取ると、シャムシエルか！」どつく
向「どんなツッコミや」
早「私、GTTFに言いたいことがあるんですよ」
向「何でしょう？」
早「タヒね」
向「タヒねと言われるような、俺はちっぽけな人間かもしれないなぁ」
早「名前がわかりづらい。もっとわかりやすくしないと」
向「どうしましょう」
早「CHAGE&ASKAみたいに、INAGAKI&SAKIってのは」
向「俺いなくなっちゃったよ」
早「もっと他がいいですか？じゃあコンビ名サンガリアで」
向「自然飲料を追求する素晴らしい企業やけども。ほな、そうするか」
向＆早「素敵な飲み物、サンガリア！」
早「でね、やりたいことがあるんですよ」
早「いつかのために、告白の練習がしたいー！私ももう22ですから」
向「そうか、22か。出会った時、14歳やったもんな」
早「でしょ？じゃあ私が告白するんで、ルミネのスタッフさん彼氏役やって下さい」
向「俺は？」
早「サンガリアの社員さん役をやって下さい」
向「自然飲料を追求する素晴らしい企業やけども」
向＆早「素敵な飲み物、サンガリア！」
向「じゃあやりましょう。…何、こんなところに呼び出して」
早「私は、おっぱいマン！ボイーンボイーンボイーン」エア爆乳を振り回す
早「おっぱいパンチ！おっぱいビーム！おっぱい爆弾！ドカーンドカーン！」
向「わぁ、おっぱいマンすごーい、もうええわ～」
……
早「間が悪いですかね？」
向「そういう問題じゃない。何このネタ？ツカミわかりやすくするんじゃなかったの？」
早「だから、みんながわかるエヴァンゲリオンで」
向「わからんやろ！」
向「なんでタヒねって言われて、こんな太宰みたいなセリフなん？」
向「それに、サンガリア推しすぎじゃないの？」
早「スポンサーさんが喜ぶから…」
向「歳もごまかしたままやし。最後のは何？」
早「いいでしょ。ボイーンボイーン」
向「その動き二度としなくていいです。そんなに胸がないのがコンプレックスなん？」
早「コントって、なりたいものを演じられるじゃないですか。私はおっぱいマンになりたいんで」
向「おっぱいマンて何？？」
早「おっぱいマンは、ペチャパイマンと戦うんですよ」
向「ペチャパイマン？」
早「ペチャパイマンに何カップか訊かれて『Iカップ』」
向「さっきから全然知らん単語ばかり出てくるけども。アンパンマンみたいなもん？食べさせるの？」
早「うん、食べさせてあげる。でも乳輪の部分だけは残ってる」
向「あのさぁ、そういうのは家でやってくれ。オーディションでやることやない」
向「もう1回、俺が直すから」
翌日
向・早「どうも～GTTFです」
早「私が惣流アスカラングレーで、こっちの天パのシャクレが」
向「向です～て、どっちも違うやん。メガネのイメージでしょ」
早「メガネを取ると、刹人犯か！」どつく
向「どんなツッコミや」
早「ハッ…向さんて、メガネを外すとこんなかっこよかったっけ。ネタ中にこんなにドキドキするなんて…」
早「私、GTTFに言いたいことがあるんですよ」
向「何でしょう？」
早「好き」
向「何？どうしたん？」
早「あかんあかん、落ち着かんと。…私、もう22ですからねー」
向「28やん。去年の12月27日で」
早「誕生日を覚えてくれてる！なんてかっこいいの？」
向さんイキリポーズｗ
早「なんてかっこいいポーズなの？もうこんなにドキドキしたら漫才できない、さよならー！」
向「おい、どこ行くねん、危ない！」
トラックが急停車する音「どこ見てんだバカヤロー」
向「危なかったじゃないか。何してんだよ！」
早（しおらしく）「わてのせいで、えろうすんまへん」
向「もうええわ。はい、これ」リボンのついた小箱を渡す
早「何？」
向「少し早いけど、ホワイトデー」
BGMに「LA・LA・LA LOVE SONG」が流れ出すｗ
♪～～動き出～したメロディ、ララララーララーブソー…
早希ちゃんが小箱で向さんを思い切りどついてBGMストップｗ
早「なんじゃこれ！！この欲望むき出しのクソ漫才！」
向「間が悪い？」
早「間の問題ちゃうわ！どこやねんここ。トラック走って来て。最後のセリフ何？わてのせいで、えろうすんまへん、言うたことない！」
早「オーディションどうすんですか！明日ですよ。こんなん絶対嫌やで。あたしが作ってきます」
そして、オーディション当日
早希ちゃん一人で熊のぬいぐるみを抱えて登場
早「どうも～GTTFです」
早「私が惣流アスカラングレーで、これがクマちゃんでーす」
後ろでさるぐつわをかまされた向さんが呻くのをよそに漫談
向ナレーション「このネタで、オーディション受かりました」暗転