バターはどこへ消えた? | ×××えんちの事情×××

×××えんちの事情×××

×××言いがかりも×××言い訳も×××すべてそこには
×××事情があるから×××



もう1ヶ月以上も前だったか・・・

我が家の定番おやつ、スコーンを焼く為に

バターを2~3箱ほどストックしとこうと思いたち

スーパーのバター売り場へ足を運んだ。

マーガリンやバターが並んでいるショーケースの前には

1枚の張り紙があり、そこにバターはひとつもなかった。




バターが大変、品薄状態となっております・・・ 云々。




あぁ、ないのか・・・。

んじゃ、しゃあないな、また今度にしよう。




その時はまだ、事の重大さに気付いていない私だった。

そして、それから数週間後・・・。

めざましテレビで、全国的にバターが品薄であると

危機迫るニュースとして取り上げられていて驚いた。

福井の敦賀のこのスーパーだけのことだろうと思っていたのに

全国的?!どこの店を探しても、バターはないということ?!




ないとなると、無性に欲しくなるあまのじゃく・・・。

私は買い物のたびに、バターを探す。

・・・ない。




バターはどこへ消えた?




そして、その数日後には

ワイドショーでも取り上げられるほど、大きなニュースとなっていた。




原料の国産生乳の生産量が、牛乳の需要伸び悩みで増えておらず

国内メーカーがヨーグルトなどに優先して使うため

大量の生乳を使うバターが一時的にあおりを受けたというもの。

*ヨーグルトやチーズと違い、バターは重量の約10倍の生乳を使う。
メーカーが仕入れた生乳は、日常生活に密着したヨーグルトなどに優先して使われる。


世界的な穀物価格の高騰で乳牛の飼料も値上がりしており

生乳を一気に増産するのは難しいとしている。




今から乳牛を育てても、生乳がとれるようになるのは3年後らしい。

そんなに待てないよ。

だけど、ないものはないのだから、あるもので考えないと・・・。

私は冷蔵庫に顔を突っ込み、使いかけのバターの箱を取り出した。









とりあえず・・・どれだけ残っているか把握しよう。



80グラムあった!





スコーンを作るのに必要なバターは・・・?  ここ参照

頭を抱え考えた。

何にどう使う?

貴重な80グラムのバターをやみくもに使うのは避けよう。

よく考えて使おう。

とりあえず、スコーンをいつもの半分量になるけれど

味わって食べろと家族に忠告しつつ、焼こうと思う。

ホットケーキミックスを1袋だけ使う。

バターは50グラム必要なので、50グラムと30グラムに切り分け

保存することにした。

30グラムはその他・・・料理に使おう。大切に・・・。




冷蔵庫のさらに奥を覗く。









おっ?!バター!あるじゃないかっ!



無塩バターだけど、塩を振れば普通のバターだっ!





チビチビとチビチビと・・・

残されたバターを、有意義に使い、その風味を味わおう。




米が余って困ると減反、減反・・・の末

日本国内から米が消えた時期があったことを思い出す。

パサパサしたあの外米の味は、忘れちゃいない。

そして、今回また・・・




バターはどこへ消えた?




バターがない?

いえいえ・・・

ないのは・・・

食糧庁の学習能力と言えないか?









貴重なバターを少量使って・・・バター焼き。



長女のお弁当のおかずも、そろそろ品薄となっております。

ちょっと作るのに飽きて来た・・・そんな今日この頃でありますっ!(笑)








このブログの順位が分かるよ!ここです→ 人気ブログランキング