NYからこんにちは。エリー・グレースです。
アメリカのサクセスコーチ、ジャック・キャンフィールドの教えです。
気持ち(フィーリング)と姿勢(ポスチャー)がつながっているという話。
ちょっと試しにやってみてほしいのですが。。。
座ったままでいいです。背中を丸め、頭をガクンと下に落として、両手をダラリと下に垂らしてください。
つまり、がっくりしたときにとる姿勢になります。
このままの状態で、こう言ってみてください。
"I am really excited!"
「とってもうれしい。ワクワクしている!」
↓
どうですか?言えましたか?
なんかうまく言えなくないですか?
声をしっかり出そうとしても、トーンがどうしても下がって、悲しそうにしか発声できません。
変な感じですよね。
では、今度は立ち上がって背筋をピンと伸ばしてください。
そして胸をぐっと張ってあごを少し上げてみましょう。
両手は上にしっかりあげてガッツポーズ(映画のロッキーのように)。
つまり力強い感じの姿勢をとります。
そのままの状態で、今度はこう言ってみてください。
"I am really depressed."
「すごくしょげている。がっかりした。」
↓
どうでしょう??
私、この箇所をオーディオテープで聞いていて、バスの中で思わずクスッと笑っちゃった。
自分の気持ちと姿勢が結びついているものだって、つくづくわかりますね。
本当に気持ちが沈んでいるときは、自分では気付かないけどきっとこのネガティブな姿勢をとっているはず。
胸張って、「落ち込んでる~」って、言ったらウソになりますから。
言いたくても言えないようになっているものなのです。
これを理解していると、自分の気持ちがどうしても沈むとき、あえて元気の出るポーズをとってみてはどうでしょう。
そして、せめて「私は、大丈夫!」くらい言えるといいかな?
そのうち、「なんとかなるさ」という気持ちにだんだんなってきて、きっとつらいことも乗り越えられる勇気がでてくることでしょう。
こんなこと、私たち自然とやっていることなんでしょうが、意識するとためになることもありますね。