魔法設定を考えたり | LB工房

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先日までプレイしていたダークソウル3。

高難易度アクションゲームとうたわれていますが、実際には非常にRPGです。

昨今の大作洋ゲーRPGよりかは日本の培ってきたJRPG要素をしっかり受け継いでいる感じで、レベルを上げて物理で殴る、という基本に沿っていけばクリアできる設計だと思います。むしろアクションゲームとして腕前一本で勝負しようとすると割りと理不尽ゲーでハマル人が多いのじゃなかろか。

 

しかしこの「レベルを上げて物理で殴る」というのは、良くも悪くもJRPGの伝統ですが、大剣や大槌などに限らず魔法のほとんどが同じ仕組みだったのは少々残念でした。攻撃チャンスが近接とあまり変わらないというw

 

近年RPGの魔法の地位低下は凄まじいものがあります。

細分化されたのもあるけど、もはや特技でも必殺技でもなんでもOKで、境目もなく、言ったもん勝ちみたいなw

 

ダークソウルはしかし世界観や設定も大きな魅力であり、4系統ある魔法がそれぞれ力の源やバックボーンがあるのが非常に気に入りました。なんかよくわからない力で、そもそもあまり深く説明するゲームではないので、「設定だけある」という感じで、そこまでゲーム性には反映はされてないんだけど、そんでもそういうとっかかりがあるとロールプレイがしやすい。キャラメイクしてステータスビルド、武器ビルドなどをしていくゲームなのでこれは特に重要だと思います。

 

別にファイアボールやヒールのようなどのゲーム世界にもある汎用的な魔法全てに細かい設定がなければならない、とは思わないけど、いくつか特別な魔法であるとか、高名な魔道士のオリジナル呪文であるとか、そういう設定がああると思い入れが違ってきますからね。

まあ某アルテマのようなガッカリ魔法もありますが・・・w

 

 

てなわけでまたぞろデータベースいじりを再構築・・・こんな事ばっかりやっているからまるで進まないw

別にE3で大々的に発表して数年後に本格的にスタッフ募集するようなもんでもないのでどうでもいいんですがw

 

魔法=術は8系統。

火、水、木、金の4属性はいわゆる四神でそれぞれ青龍とか白虎とかに結びつけてそれっぽい能力や呪文を実装。これは術師の基本的に学ぶ基礎学みたいな位置づけ。

これに天、地の2属性を加えてここまでが一般的な術系統。天地はイメージ的には思い浮かぶんだけど力の源を考える場合、和風ゲーなのでやはり神道系の国津神と天津神という感じで、天津神=天属性はいわゆる一般的な神々の力を扱う僧侶とかの系統。国津神は古き土着の神ということで古代呪文っぽいイメージで。この2つは対立属性なので同時に習得はできない設定。

更に専門分野として闇系統が2つ。これは陰陽師や密教的なちょっと怪しい闇や黄泉っぽいのパワーを操る術で、国外から持ち込まれた術系統とそれに対抗する側として防衛術を構築したもので、相反する陣営でそれぞれ独自に学ぶという設定。吸血鬼側とドーンガード側みたいな。まだ詳細は定まってないけどメインクエストみたいなので使う予定。

間違いなく8系統もあるとゴチャゴチャになりますが、パーティー制のRPGの場合系統が少ないと偏りがちかなーと思うので、ロマサガよろしくという感じ。基本は戦士系でも術は兼ね備えるものというイメージで。

 

まあいつものように設定だけこぎつけても実装にはまるで追いついていないw

でもこういう設定を考えているだけでも楽しいんで。

 

最近は和ゲーも盛り返しつつある機運が出てきていますが、たまにはPS2時代のような濃い設定の和ゲーとか、魔法に特化したRPGをやってみたいっすな。