加工食品の影と表（食品表示で読み解く）

管理栄養士みーです

ご無沙汰してすみません

今回は私が書きます。

今回紹介するのは加工食品の表と裏の話です。

まずは、さらっと表の話です。

加工食品は一昔前に比べ、本当においしく、それに、健康配慮もなされるようになりましたね。

例えばセブンイレブンさんでは、パン売り場でトランス脂肪酸への配慮が見られることに代表されます。

私たち消費者が、届かなくても声を挙げつづける姿勢が功を奏したのでしょうか。

セブンイレブンさんのパン売り場にお願いしたのは、マーガリンの排除ですかね。

この弊害は、数年前にも、この記事で取り上げました。

今日の本題なのですが、加工食品の裏の話です。

大きく３つの視点でご紹介します。

・アミノ酸等表示

この中に含まれるリン酸塩
これは、体内の血液からカルシウムを取り去り沈殿するという怖いものです。

沈殿すると腎臓や胃、大動脈に石灰結着を重ね各疾病を引き起こします。

それに骨の弱体化にも起因していると言われてます。

それから、当会が5年前に厚労省のお手伝いしていた味覚障害。

亜鉛を吸着し、体外排出し、味覚障害を引き起こすことも明確です。

裏と言うのは、リン酸塩は原材料表示に記載されているものもあれば、記載されていないで使われているものもあると言うことです。

近年の健康配慮ニーズの高まりから、大手量販店のバイヤーや加工食品の開発現場では、原材料表示にリン酸塩記載があると嫌遠する消費者の存在を知っています。

そこで、最近多いのが、調味料（アミノ酸等）にリン酸塩が入っているということです。

それは、リン酸塩が入っていても調味料（アミノ酸等）の一括表示が食品衛生法で認められているからです。

つまり、原材料表示を確認して除外したつもりでも食べてしまっていることがあるのですね。

・pH調整剤表示

腐敗を防ぐ目的で使われるpH調整剤。

この中にもリン酸塩。

複数添加物を使っても一括表示で済むことが食品衛生法で認められています。ですからリン酸塩が入っていても、私たちは気づけません。

・利便性のPR

加工食品の最大の売りは利便性でしょう。

わざわざ、家で食材や調味料を揃えて、料理をしなくても、即時に食べれるところが「喜ばれている」のでしょう。

ただし、その即時性をPRする旨が大きいほど、栄養価はほとんど失われているか、無理やりサプリメント的に栄養素を添加していることの現れだと言えます。

加工食品を日々、食すれば、ちゃんと家で調理したものより、ビタミンやミネラル等の不足になっていることでしょう。

それは、免疫力低下につながることは沢山の論文や研究で明らかなはず。

・まとめ

以上、今日の記事ですが、皆さんはどのようにお考えですか。

3食なら、せめて1食だけでも、自炊する、料理する。

そんな姿勢を持つことが、現代社会の健康維持の最大のポイントなのではないでしょうか。.

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